六合赤岩温泉 長英の隠れ湯 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2020年12月、群馬から始め長野の湯を仕事絡みで巡った旅のお話。

佐久市の湯を2つ巡り、いよいよ最後の湯へ。

まずはこれまで3日間の行程リンク集から。

 

永井食堂(食事)

湯宿温泉 太陽館

猿ヶ京温泉 猿ヶ京住民センター

みやま温泉 わくわくの湯

渋温泉 湯本旅館 <前編>

渋温泉 湯本旅館 <後編>

穂波温泉 湯の原旅館

穂波温泉 西湯

穂波温泉 元湯

穂波温泉 大湯

そば清(食事)

来馬温泉 風吹荘 <温泉編>

来馬温泉 風吹荘 <蕎麦編>

穴沢温泉 松茸山荘 別館東山館

浅間温泉 仙気の湯

美ヶ原温泉 丸中旅館 <到着編>

美ヶ原温泉 丸中旅館 <温泉編>

美ヶ原温泉 丸中旅館 <夕食編>

美ヶ原温泉 丸中旅館 <朝食編>

扉温泉 桧の湯

春日温泉  国民宿舎 もちづき荘

布施温泉

 

布施温泉を最後に長野県を離れて群馬県へ入る。

中之条町の六合(くに)地区でまだ訪れてない内に2015年で閉鎖してしまった立派な浴場があったのだが、別の場所に同じ名前で2019年にひっそり再開していた。

それが「六合赤岩温泉 長英の隠れ湯」。

長英とは幕末の蘭学者の高野長英であり、蛮社の獄より脱獄後にこの六合村で匿われていたという話に基づいているらしい。

 

 

以前は別の場所で広い休憩室と広い浴場を持つゆったりとした施設だったのだが、現在はまさに地元の人向けな共同浴場。

実際温泉利用の申請書には利用目的が地域住民専用の浴場となっていた。

 

すぐ近くにはお社らしき建物が。

 

 

日暮れが近づいていたため散策しなかったが、このあたりは立派な農家の旧家など古い町並みが残されているところだ。

 

移転して間もないため浴場の建物は新しいが必要最小限の規模に見える。

 

 

看板は立派なので浴場とわかるが、これが無ければ外からはなかなか分からないだろう。

ほぼ同時に敷地に着いた地元の女性に着いていくように入口へ。

その女性、ぬるかったらお湯を好きに足していいからと言い残して先に入っていった。

 

 

六合赤岩温泉 長英の隠れ湯
 

 

 

入口は1つで、中で男女に分かれる。

 

 

受付は無人。

10時半~18時半の営業時間で、木曜が定休日

 

 

地元住民専用の申請だが、そういうわけで外部の者も入浴は可能となっている。

写真↑の右下に少し写っている函に入浴料100円を投入する。

そう、あらかじめ小銭が必要なので注意。

 

脱衣所の写真はなぜか撮り忘れてしまった。

20分ほど独り占めで入ることができたのに。

 

浴場は案の定小さく、同時に使用できるのは3人ぐらいまでだろう。

浴槽は人がいないときは木の蓋をするようなルールになっているようだ。

 

 

まずはこの蓋をすっかり外すところから始める。

 

 

一瞬溜め湯かと思ったが、右奥にある湯口からは常に源泉が投じられていた。

浴槽縁からのオーバーフローは見られなかったが、しっかりかけ流しで使用されている。

以前の施設は循環だったようなので来訪せずにいたのだが、こちらの方に入れてよかったニコニコ

 

洗い場は2人分のカラン&シャワー。

 

 

シャンプーや石鹸などの備え付けはない。

カランから出るのは微妙だがどうやら源泉ではないようだった。

 

 

無色透明な湯は源泉名が「長英のかくれ湯」。

源泉温度42.6度pH8.9アルカリ性単純温泉

成分総計0.63g/kg

動力揚湯76.9リットル/分の湧出量。

この湯を基本的に完全かけ流しで使用している。

 

ぬるい時は壁にある蛇口を捻ると熱い真湯(源泉ではなく沸かした普通の湯)を自由に足すことができる。

 

 

ぼくが来たときは湯は出ておらず、ぼくもせっかくなので足さなかった。

 

実は浴槽温度を測ると。。。

 

 

37.3度とぬるく、ほぼ不感温度。

12月にはなかなか出るに出られない温度ではある。

地元の人はこの時期なら基本は湯を足して使うのであろう。

 

 

湯はほぼ無臭

アルカリ性らしい淡い甘味を感じた。

実は湯全体から少し薬っぽい香りがするなと思ったのだが、原因を探すと浴槽の蓋のヒノキ臭が移ったものだった。

 

成分の数値は、陽イオンがナトリウム143mg、88.27ミリバル%と大半。

カルシウム11.0mg、カリウム10.1mgと続く。

陰イオンは硫酸イオンが234mg、69.34ミリバル%と7割がた。

次が塩化物イオン36.3mgとなり、次が炭酸イオン27.0mgとなり、硫酸塩泉系ながらとろみ係数の炭酸イオンも多いという構成だ。

遊離成分のメタケイ酸が156mgあるのは、総計からみるとなかなかの量。

 

湯口の温度を測ってみると。。。

 

 

37.1度と、なんと浴槽より僅かに低い。

ぼくの前客が真湯を足していたのであろう。

 

湯口の中を覗くとパイプが2つあり、左側からのみ源泉が投じられていた。

 

 

そういうわけで純粋な非加熱源泉のみの湯に入浴したとは言い切れないのだが、細かいことは目をつぶる。

 

 

ツルスベ感はしっかりあるのだが、少し引っかかり感もあった気がする。

差し引いてスベスベしっかり

きっと毎日入り飽きしない、心地よい湯であるニコニコ

 

 

これにて2020年12月の群馬と長野の湯話は群馬に戻っておしまい。

2020年度の湯の紹介もこれが最後。といってももう11月だし(^-^;

お付き合いありがとうございました。

 

次の湯話は2021年1月に行った和歌山シリーズとなるが、その前に例によって最近の飲み食べ話がいくつか続く予定。

 

 

 

六合赤岩温泉 長英の隠れ湯

 

群馬県吾妻郡中之条町赤岩286

入浴料 100円

10時~18時半

毎週木曜休み

 

<源泉名:長英のかくれ湯>

アルカリ性単純温泉 (低張性・アルカリ性・高温泉)

42.6度

pH8.9

成分総計 0.63g/kg

76.9リットル/分 (掘削・動力揚湯)

無色透明
ほぼ無臭

淡甘味あり
しっかりとしたスベスベ感あり

完全かけ流しだが、セルフで高温水の追加可能

 

2020年12月入湯

※数値はH26分析書より