2020年12月、群馬から始めて長野の温泉話は3日目。
来馬温泉で湯と蕎麦をいただいたところまで進んでいた。
いつもの行程リンク集から先に。
常連さんは飛ばしてください。
魅力にあふれた小谷村だがこの時は来馬温泉だけに立寄り、一気に松本市まで南下。
今までノーチェックだった湯に立寄ってみることにした。
それが穴沢温泉。
信州穴沢温泉とも呼ばれる。
「松茸山荘」という一軒宿があり、立寄り入浴もやっていた。
松茸山荘、以前は本館もあったがそちらは閉鎖。
現在は「別館東山館」と呼ばれる棟で営業している。
穴沢温泉 松茸山荘 別館東山館
宿の名前が松茸山荘というぐらいで、温泉よりも松茸が売りのようだ![]()
松茸料理は興味もあるが、蕎麦を食べたばかりだし、夜は宿の食事があるし。
予算的にも、ここは湯のみでかお
着いたのは15時頃。
当分の間としてあるのはコロナ禍を受けてかもしれないが、立寄り入浴時間は10時~19時。
最終受付は18時半とのこと。
手指の消毒をし、それでは中へ。
立寄り入浴料は500円。
素泊まりなら6000円から、一泊二食付きなら1万円台前半から利用できる。
もちろん贅沢な松茸フルコース的なプランだとそれなりの値段になってくるようだ。
開放的なロビーはなかなかの居心地。
夜とかどんな感じになるのか興味あり。
売店には松茸キャラのグッズも売られていた。
浴場は2F。
浴場は男女別に内湯が1つのみ。
先客が少し。
後客もいて貸切状態にはできなかった。
籠もコロナ対策はしっかりしており、使用したらまとめるようになっていた。
浴場写真はそういうわけで少なめ。
しかも湯気で不鮮明m(__)m
無色透明な湯は源泉名が「穴沢温泉 2号泉」。
源泉温度25.3度、pH7.6のナトリウムー炭酸水素塩温泉。
すなわち純重曹泉となる。
成分総計は4.132g/kg。
1230m掘削して得た源泉。
湧出量は45.7リットル/分。
この湯を加温循環併用かけ流しにて使用している。
廃業した本館とこちらの別館では源泉が違うという話を聞いたことがあるので、本館で使用していたのがおそらく1号泉なのだろう。
泉質も本館の方は硫黄泉系だったらしく、その源泉がどうなったのかとても気になる。
カラン&シャワーからは源泉は出なかった。
湯口からは非加熱の源泉が、多くはないが常時投入されている。
金気臭がある。
鉄味系と塩味があった。
茶色系の沈着を湯口周り、そして少し床でも確認。
加温した状態でも淡い状態で風味は保たれる。
ちなみに嫌な消毒の塩素臭や塩素味はなかった。
特徴的なのは強めのツルスベ感![]()
さすが純重曹泉というだけのものがあった。
成分の内訳を少し確認。
陽イオンではナトリウムが1111mg、97.30ミリバル%とほとんどを占める。
カルシウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム、バリウム、ストロンチウム、鉄(Ⅱ)の順で存在はするが、いずれも10mg以下の量。
陰イオンでは炭酸水素イオンが2553mgとかなりの量で、81.15ミリバル%と大半。
塩化物イオンの337.4mgが続き、あとはごく少量。
メタケイ酸は28.7mgしかないが、メタホウ酸の21.1mgの方が目立つ。
打たせ湯コーナーがあったが、中止していた。
元より源泉温度が低いので、加温源泉を常時打たせる状態は大変であろう。
浴場内の写真が不鮮明なので、サイトなどから写真を拝借。
※写真はサイトより拝借
露天風呂こそないが、ご覧の山ビューがあり、解放感はかなりなもの。
※写真は観光サイトより拝借
湯は冷鉱泉一歩手前ぐらいの温度なので加温は仕方ないが、ならば非加熱の源泉水風呂的な浴槽があれば嬉しい。
まあ湧出量があまりないので難しいとは思うが。
とはいえ強いツルスベ感のある浴感はかなり特徴的であり、可能であれば松茸料理をいただけた際にまた入ってみたい。
穴沢温泉 松茸山荘 別館東山館
長野県松本市穴沢756
0263-64-2102
立寄り入浴料 500円
10:00~19:00
<源泉名:穴沢温泉 2号泉>
ナトリウム-炭酸水素塩温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)
25.3度
pH7.6
成分総計 4.132g/kg
1230m掘削・動力揚湯
45.7リットル/分
無色透明
金気臭あり
鉄味、塩味あり
強ツルスベ感あり
加温循環併用かけ流し
2020年12月入湯
※数値はH26分析書より



















