2020年12月、群馬、そして主に長野の湯のお話シリーズ。
いつものこれまでリンク集からどうぞ。
みやま温泉、すなわち長野の下高井郡山ノ内町まで来たらこの日の目的地、渋温泉はすぐそば。
泊まりはいつもイベントの際にお世話になっている普段営業をしてない宿なのだが、落ち着く前に立寄り湯を1つ。
毎年来ている渋温泉、宿の立寄り入浴は最近全くと言い程やってなかったのだ(^-^;
向かったのは渋の外湯巡りのゴール湯でもある大湯のすぐそばにある湯本旅館。
いつもお世話になっている金具屋とはまた違う味わいのある美しい木造旅館。
なお写真が多くなったので<前編>と<後編>に分けてお送りする。
渋温泉 湯本旅館 <前編>
創業400年の歴史を誇る宿。
現在12代目だそうだ。
現在の建物は大正初期築らしい。
随所リニューアルしているとは思うが、風格はさすが。
さらに美しく磨き上げられている。
こちらはその歴史、そして大湯のすぐ横ということもあり、渋温泉の一丁目一番地(ご主人の弁)。
浴後はこのロビーでしばしご主人のそんなお話を色々伺った。
立寄り入浴料は1000円だが、10回分の回数券を買うと途端に半額になる(^-^;
そんなには通えないので通常の入浴料を支払った。
ぼくは普段立寄りでは入れない浴場にも入らせてもらえたのでラッキーだったが、そのお話は<後編>で。
立寄り可能時間は15時~20時。
毎月第2火曜が定休日とのこと。
浴場は階下。
歴史ある和の中に少し洋っぽさの雰囲気をまとわせる感じは女将のセンスなんだろうか。
イイ感じである。
こちらは男女別の内湯が1つずつ。
入れ替えになるかは確認を忘れてしまった。
終始独り占めで入浴できた。
浴場内には巨大な柱があり、全景の写真がうまく撮れなかった(^-^;
浴槽は数人レベルの大きさ。
この浴場の最大の特徴は使用源泉。
単独ではこちらでのみ使用している自家源泉であり、まさに湯本旅館である。
この源泉は他の宿にも供給しているとのこと。
洗い場は奥。
カランやシャワーからは真湯、真水がでた。
では改めてその源泉のお話。
無色透明な湯は源泉名が「喜四郎の湯(湯本源泉32、温和会第一源泉36の混合泉)」。
源泉温度51.4度、pH7.1のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉。
成分総計は1.051g/kg。
<後編>でも触れるが、基本的に敷地の真下で湧出しているらしい![]()
この湯を完全かけ流しにて使用している。
成分を見ていくと、陽イオンはナトリウムが191.4mg、60.35ミリバル%。
カルシウムが90.1mg、32.60ミリバル%とこの2つでほとんど。
次にカリウム18.1mgと続く。
陰イオンは塩化物が270.4mg、55.25ミリバル%、硫酸が268.3mg、40.48ミリバル%とこの2つでほとんど。
次に炭酸水素イオン30.5mgが続く。
メタケイ酸が128.7mgと総計の割には多めだった。
入る前に熱いので入れなければ加水をどうぞとのことだったが、浴槽の温度を測ると。。。
45.3度と宿の湯にしては確かに熱いが入れる温度である。
渋のパリっとした湯は、ぬるいよりかはこれぐらい熱い方が好みだ![]()
実際気持ちよく入れた。
カエルが鎮座した湯口には硫酸塩泉らしい析出物がイイ感じ![]()
脇に隠れるように加水用の蛇口があるが、そういうわけで使用せず。
湯口の温度を測ってみると。。。
58.5度と分析書よりもずいぶん高い。
淡いが焦げ硫黄臭あり![]()
淡い塩味、そしてタマゴ味もしっかりあった。
僅かにダシ味もあり、美味しい源泉だった![]()
意外にしっかりとしたスベスベ感を感じた。
風格のある宿の自家源泉をしっかり味わえる浴槽。
入浴料分、たっぷりと楽しんだ。
その入浴料には珈琲代も含まれるようで、その珈琲をいただきながらご主人と話をした結果のことは<後編>で。
渋温泉 湯本旅館
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏2218
0269-33-2181
立寄り入浴料 1000円
立寄り可能時間 15時~20時
毎月第2火曜日定休
【内湯】
<源泉名:喜四郎の湯(湯本源泉32、温和会第一源泉36の混合泉)>
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性・中性・高温泉)
51.4度
pH7.1
成分総計 1.31g/kg
無色透明
淡焦げ硫黄臭あり
淡塩味、タマゴ味、微ダシ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し
2020年12月入湯
※数値はH28の分析表より





















