皆さま、こんにちは!
皆さまはトイレメーカーと聞くと
どの会社を思い浮かべますかね?
TOTOやイナックス、リクセル、タカラスタンダード等々…
この辺りが有名どころだと思いますが、
予讃線・豊浜(とよはま)駅には希少な
ネポン社のトイレが備わるのです。
駅舎と別棟のこちらに件の便器がありましたよ。
駅便に備わる小便器に注目くだされ。
ねっ、ネポン社のマークが入ってますでしょ?
実は自分、ネポン社の便器には思い入れがありまして…
幼少の頃に住んでいた自宅に備わる便器はなんと!
ネポン社のトイレだったのです。
この便器はとても風変わりで
用を足した後、便器のボタンを押すと
水洗水の代わりに洗浄泡が出てくるのです。
ネポノールと呼ばれる洗浄液を常備しなきゃいけないので
それなりにコストを要してたと思いますけど
使えば使うほどキレイになる便器でした。
ちなみに豊浜駅にあるネポンは
泡は出ずに少量の洗浄水で汚物を流す簡易水洗タイプで
便所内の説明書きにもその旨が記載されてましたっけ。
ちなみに豊浜駅のネポンですが
JR四国の駅便では唯一の存在だと思われます。
そんなネポンの便器が備わる豊浜駅は
予讃線が開通した大正5年に開業しました。
駅舎の正面がスーパーのような造りですけど
JRに移行直後、
駅舎内にコンビニが入居していた時代の名残だそうな。
コンビニが撤退した後は、
店舗が入れ替わるたびに駅舎は改装され
都度、カタチを変えていたんですって。
現在は残念ながらすべての店舗が撤退して
完全に無人化された状態でした。
そんな駅舎の改築前の姿は
駅前の観光案内看板に残されてました。
看板のタイトルは豊浜(町)と大野原(町)なり。
どちらも平成17年に観音寺市と対等合併して消滅してます。
この看板、ひょっとすると
駅舎が改装される以前からあるヤツなのかも。
看板には雲辺寺ロープウェイも描かれてました。
全長約2.6キロ、高低差約660メートル、
乗車定員101名の雲辺寺ロープウェイは
車両的にも路線的にも国内最大級のロープウェイだそうですよ。
その雲辺寺にはブルートレインの車両を利用した
お遍路さんのための宿泊施設があるらしく。
8年前に肥薩おれんじ鉄道の阿久根駅で見た車両が
今は雲辺寺にあるんですって。
いつか雲辺寺にも登らなくちゃいけませんわね。
話を駅に戻し構内を覗いてみましょう。
コンビニがあった当時は出札業務も行われていたそうです。
当時使われていた窓口が今も残されてました。
構内踏切を渡ってホームに入ります。
豊浜駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム1面2線構造でした。
豊浜駅は昭和45年まで貨物の取り扱いがあったそうです。
当時使われていた貨物ホームが
保線車両の基地として今も残されてました。
その手前側、駅舎とホームの間には1本の側線が敷かれてます。
かつては貨物列車の留置線として使われてましたが、
貨物の廃止後は観音寺駅を発着する区間列車の
ヒルネ用に使われていた模様。
昭和50年撮影の航空写真にもその姿が写されてましたよ。
列車が留置されてる最中は車止めがセットされますけど
その看板が今も残ってましたっけ。
駅舎の脇に「自転車捨場」と書かれてました。
これってホントに自転車を捨てちゃうヤツ?
それとも「捨てる」は「置く」の方言とか?
豊浜駅はツツジが有名な駅だそうです。
ちょうど今が満開の時期。
あと1か月遅く来るべきでした。
最後はホームから見た駅舎の様子で〆ます。
正面から見た近代的な装いからは想像できませんが、
ホーム側の上屋が戦前型だったり
駅舎に駅長室のでっぱりがあることから
国鉄時代に使われていた駅舎で間違いないです。
ひょっとすると大正5年に開業した当時から使われている
駅舎じゃありませんかね?
だとすると竣工から既に109年が経過しているワケでして…
豊浜駅、駅便を含めていろいろとスゴイ駅でした。
豊浜駅(令和3年4月11日)
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