2020年10月、鹿児島と宮崎の温泉を一人でレンタカー借りて巡ったお話の4日目。
この日の宿がある京町温泉郷の湯を巡り始めたところ。
まず最初にこれまでの行程リンク集から。
<初日>
<二日目>
<三日目>
<四日目>
話題満載だった
吉田温泉「鹿の湯」から京町温泉方面へ向かうと、国道447号で川内川を渡る手前にある共同浴場が「鶴の湯温泉」。
表通りからちょっと入ったところにある。
実際は鹿の湯の次に向かったのだが男性客が2人入って行くのを見たため後回しにし、先に山麓温泉へ行ったのであった。
山麓温泉から戻ってみると、駐車車両が減っている。
よし、チャンス![]()
湯小屋の左側にいかにも民間信仰の女性の像があった。
この辺りでは有名な田の神様のひとつなのだろうか。
お顔が何とも可愛らしく、彩りもきれいだ。
全国にたくさんある鶴の湯という名前の温泉施設、こちらは地名の水流(つる)から来てるのではないかという説を聞いた。
鶴が舞い降りて羽の傷を癒したって感じのところではないし。
入口から男女別である。
だが中に入ると玄関でまた一緒になる![]()
鶴の湯温泉
営業時間は7時から21時までと黒板に書いてあった。
定休日は未確認。
受付は無人で、青い料金箱が置いてあった。
入浴料200円を投入。
お邪魔いたします。
先客が一人居たが出るところ。
結果的に約2分ほど独り占めできた![]()
写真はその間に集中して撮影。
共同浴場なので組合員で運営している。
旅行者には分からない地区名ごとに名札が掲げてあった。
それとは別に利用者名簿も。
家族全員の名前が載せてあったりして、生活の中の温泉という感じで何とも憧れる部分である。
よそ者のぼくはありがたくお湯をいただくというスタンスだ。
では浴室内へ。
U字型の浴槽は、温度別になるよう壁を設けたタイプ。
タイルの壁には抽象的な山麓の画があった。
洗い場は簡素で水が出る蛇口と鏡が1つがあるだけ。
入浴の心得のパネルがなかなかイイ味を出していた。
バックの大きな温泉マーク
も鶴のイラストも、「ゆずり合い それが湯の花」という決めゼリフ?も良い![]()
湯の花という言葉をそうとらえるか~と、目からうろこ(というほどでもないが)の感心。
ではお湯の話。
僅かな褐色~淡い黄色透明の湯は、源泉名が「鶴の湯温泉」。
源泉温度50.2度、pH7.74のナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩温泉。
成分総計は1.169g/kg。
これまたモール泉系の湯といってよかろう。
成分の特徴を見ていくと、陽イオンではナトリウムが169.2mg、56.79ミリバル%に続き、カルシウムが57.7mg、次がカリウム23.5mg、マグネシウム18.3mgとなっている。
陰イオンでは炭酸水素イオンが537.7mgで70.54ミリバル%と主。
硫酸イオン99.8mg、塩化物イオン56.5mgと続く。
またこの湯もメタケイ酸が173.7mgとなかなかの量。
使用法は加水してのかけ流し。
源泉温度が50度ほどなら加水しないでかけ流したいところだが、この表記↓。
温度を実測できなかったが、このため他の共同浴場よりもややぬるめ、よく言えば入りやすい温度になっている。
またこう書かれてしまう↑と、旅行者の立場で水を止めるのは憚られる。
よって基本的には湯口に近い、狭い方の浴槽ばかり入っていた。
源泉と加水のバランスは当初こんな感じ。
ぼくが入っている間はちょっと水を絞らせていただいた↓。
ね、完全には止めてないでしょ!
淡いアブラ臭、その向こうに僅かなモール臭があるのは今までのこのエリアのモール泉と共通。
淡いアブラ味と、山麓温泉よりも顕著な甘味があった。
しっかりとしたツルスベ感もお馴染みな感じ![]()
次は京町温泉の宿の湯へ。
鶴の湯温泉
宮崎県えびの市水流25-5
入浴料 200円
7:00~21:00
定休日未確認
<源泉名:鶴の湯温泉>
ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩温泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)
50.2度
pH7.74
成分総計 1.169g/kg
微褐色~淡黄色透明
淡アブラ臭、微モール臭あり
淡アブラ味、甘味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
加水かけ流し
2020年10月入湯
※数値はR2分析書より


















