皆さま、こんにちは!
ここは我が家からクルマで10分かからずに来れる駅なので
今さらな感じもしますけど、今朝は
仙石線・陸前原ノ町(りくぜんはらのまち)駅の訪問記です。
ここは平成12年に仙石線(あおば通駅-苦竹駅間)が地下化されるまでは
地上線にホームを持つ地上駅で、
更に昔、平成3年に宮城野電車区が開設されるまでは
構内に電車の車庫(陸前原ノ町電車区)があったのですよ。
下は国土地理院のサイトから転載した昭和51年撮影の航空写真ですが、
構内に車庫があるのがわかりますよね。
この頃の仙石線の車両はすべて旧型国電で、
左上に写ってる短い車両は福塩線から転出してきたクモハ12040、
もしくは牽引車代用のクモヤ22だったはず。
自分は学校が休みになると、電車を見るために
チャリを飛ばしてよくこの場所に来てたのですよね。
ホントに懐かしいです。
そんな陸前原ノ町駅も来年は地下ホーム化されて20年目。
駅の様子は激変してしまいましたが、
地上線時代の遺構を求めて久しぶりに駅周辺を歩いてみました。
…その前に現在の駅の様子からです。
陸前原ノ町駅が開業したのは大正14年のこと。
地上線時代の駅舎もほぼこの位置にありましたが、
地下化に際しては、電車区があった南側に仮駅舎と仮線を配して
工事を進めるという荒業によって、
地上線時代と同じ位置に駅舎と線路が設けられました。
電車区があった敷地は公園化されて
遺構を見つけることは出来ませんでしたが…
注目は下の地図に描かれている、
宮城野区文化センターの下に伸びる直線道路です。
実際には直線道路ではなく、途中でやや湾曲しているのですが、
これは電車区の形状が今も残されてたからなのですよね。
上に挙げた航空写真とぜひ見比べてください。
ちなみに自分が立っているのは電車区の車庫があった場所でした。
40年前はここでよく修繕中の電車を見てたっけ、懐かしいなぁ。
現在の陸前原ノ町駅は、駅舎は地上、ホームは地下にある造りで、
階上にある改札口を抜けてホームに入ることが出来ます。
改札口を抜けてホームに入りますが、
ここで駅員さんお手製のお花見ガイドを発見。
陸前原ノ町駅のすぐそばには
お花見の名所である榴岡公園の最寄り駅の榴ヶ岡駅があるのに、
なぜ山形県内や福島県内のお花見の名所まで描かれているのか
気になってたのですけど…
よくよく見たら、「小さな旅ホリデーパス」を使えば
これだけお得な旅が楽しめますよってう宣伝だったのですよね。
陸前原ノ町駅の駅員さん、企画が巧み過ぎますって!
喜多方駅の近くに「日中線記念自転車歩行者道」が
あったことなんか知らなかったし、すごく勉強になりました。
続いては階下に下ってホームにイン。
陸前原ノ町駅は、仙石線の地下区間では唯一の
相対式ホーム2面2線構造の駅でした。
ホームから苦竹駅方向を見ると、
さてさて、ほぼ毎日のように通過している駅周辺なのに、
「いつコレが出来たの?」ってモノを見つけまして…
場所は上の写真の地下区間から地上線に切り替わる場所のすぐ真上、
かつて坂下交差点のすぐそばにあった「太田見踏切」の跡地でした。
右下に見える歩道にご注目ください。
ここが踏切跡だったことを記すモニュメントが埋められてたのですよ。
モニュメントに記されてる日付は平成30年11月なり。
自分は仙台市民、かつ鉄道ファンを自称してる身なのに、
半年前にこんなモノが出来てたこと、まったく知りませんでしたわ。
ここはモニュメントだけではなくて、
地上線が現役だった頃の写真も掲げられてます。
そうそう、ここはただの踏切ではなく、
電車区で入れ替え作業中の電車も行き来するので
いつも混んでいたのですよね。
これまた古い写真ですけど、
ここが監視小屋付の踏切だったことも知りませんでした。
上の写真をよく見ると、複線の本線(奥に見える2線)の他に
手前側に線路が伸びてるのがわかります。
電車区の側線として使われていた線路で、
地下区間建設工事の際は仮線として使用されてましたが、
確か戦前は、陸軍造兵廠(現在の陸上自衛隊仙台駐屯地)に伸びる
軍用線だったような気が?
そこで今度は昭和27年に撮影された航空写真を見てみたことろ…
間違いなく線路が伸びてる!
っていうか、側線に貨車が留置されてるじゃないですか!
右下にはタ?タム?2両の2軸タンク車も写ってるし。
こちらは踏切跡から見た。現在の苦竹駅方向の様子。
上を交差する線路は東北本線の支線である宮城野貨物線でした。
ここ(右側の緑地帯)が廃線跡なのは知ってましたが、
まさかこの奥に軍用のヤードがあったとは…
自衛隊の敷地内をじっくり眺めたいですけど、
次の機会は夏の花火大会かな?
花見大会は格好の機会だったのに見逃してもうた。
以前に一度、仙台駐屯地内の廃線跡を探ったことがありましたので、
こちらもチェック頂けると嬉しいです。
こうして陸前原ノ町を見終えた後は、
こちらも久しぶりですが
仙石線の地上線時代の配線跡を眺めてきました。
廃線跡の遺構、もう大部分が撤去されたと思いましたが
意外なことに現在も結構な数が残ってたみたいで。
長くなりましたのでその様子は次回に続きます。
(続きもぜひチェックくださいね)
平成12年に廃止された地上線時代の仙石線・宮城野原駅跡を眺めてみた。
陸前原ノ町駅(平成31年4月20日)
多賀城駅(平成21年11月7日) ・新駅舎(平成25年11月17日)
陸前富山駅(平成21年8月16日) ・新駅舎(平成27年6月29日)
陸前大塚駅(平成21年8月16日) ・新駅舎(平成27年6月29日)
東名駅(平成21年8月16日) ・新駅(平成27年6月29日)
野蒜駅(平成21年9月20日) ・新駅(平成27年6月29日)
陸前小野駅(平成21年9月20日) ・新駅舎(平成24年4月29日)
陸前赤井駅(平成21年9月20日) ・新駅舎(平成27年6月29日)
陸前山下駅(平成21年9月20日) ・新駅舎(平成24年4月29日)
↓(石巻駅方面)
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