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皆さま、こんにちは!

 

今日は5年前に訪れた土讃線から

土佐久礼(とさくれ)駅の訪問記ですが

その前に…

土讃線土佐久礼駅の駅舎と駐車場

 

今、四国で一番行きたい場所が土佐久礼駅の近くにあるのですよ。

笹場信号場。

土讃線が開通した昭和22年に開設された信号場でした。

土佐久礼駅‐影野駅間は営業距離が10.7キロもあるために

列車を行き違いさせる目的で設けられましたが、

開設から2年後の昭和24年に廃止。

今は「幻の信号場」として知られてるのです。

 

場所はおそらくこの辺りかと。

土讃線笹場信号場跡の衛星地図

廃止から既に75年が経過している笹場信号場。

そんな信号場が今も語り継がれているのには

「短命な歴史」以外にも理由がありまして…

 

土佐久礼駅‐影野駅間は

大小合わせて27のトンネルが連続する区間で

広大な敷地が確保できないこと、

更に急こう配な区間であることから

配線にスイッチバックが採用されてたのです。

 

下は国土地理院のサイトから転用した昭和22年撮影の航空写真ですが、

山間に不思議な伸び方をする線路があるのがわかりますかね?

土佐久礼駅周辺の藁焼きかつおのたたき

 

配線を赤線で補足してました。

土讃線笹場信号場跡の航空写真赤線入り

この狭い場所にスイッチバックの信号場が設けられたのも

すごい話ですが、

北側にある横取線は有効長が確保できないために

横取線専用のトンネルまで掘られていたらしく。

しかもそのトンネルと信号場時代のホームは

今も残されているそうです

 

以来、笹場信号場跡がずっと気になってましたが、

5年前に土讃線を訪れたこの日は笹場信号場跡を見つけられず。

そもそも「国鉄全線各駅停車 山陽・四国670駅(昭和58年出版)」に

書かれていた信号場の所在地をあてにしてましたが、

六反地駅‐仁井田駅間と書かれた記事が誤記であることを

後から知りました。

冷静に考えれば、2キロしか離れていないこの区間に

信号用が設置されるはずがありませんよね。

 

そんなことで、次に四国を訪れた際は

真っ先に向かいたかった土佐久礼駅です。

土讃線土佐久礼駅の駅舎外観と駐車場

 

そんな土佐久礼駅は昭和14年に開業。

昭和22年に土讃線が影野駅まで延伸するまでの6年間は

終着駅だったそうです。

駅前の街並みに、今も古風な空気を感じるのは

終着駅だった時代の名残でしょうかね?

土佐久礼駅周辺の住宅街と道路風景

 

今ある駅舎は土佐久礼駅が開業した昭和14年に

竣工したモノだそうです。

土讃線土佐久礼駅の駅舎外観と駐車場

 

自分が訪れた5年前も現在と同様に簡易委託駅でしたが、

昨年の秋に駅舎がリニューアルし観光協会業務を受託。

観光協会の窓口も設置されたそうですよ。

土佐久礼駅の切符売り場と待合室内観

 

土佐久礼駅は県内最古の酒蔵や新鮮なお魚が並ぶ大正町市場、

それと笹場信号場跡が近くにある駅です。

それら観光地をどんどんアピールしてほしいですね。

おススメはやっぱり笹場信号場跡!

土佐久礼駅周辺の観光イラストマップ

 

待合所はこんな感じでした。

土佐久礼駅のシンプルな待合所内装

 

土讃線の線路は小高い丘陵の上にあるため

駅舎とホームはこれだけの距離があります。

土讃線土佐久礼駅のホームとスロープ

 

階段とスロープを伝い構内踏切を渡ってホームにイン。

土讃線土佐久礼駅のホームと保線車両

土讃線土佐久礼駅構内踏切付近の風景

 

土佐久礼駅は列車の行き違いが可能な

島式ホーム1面2線構造でした。

土讃線土佐久礼駅の島式ホーム風景

土讃線土佐久礼駅の島式ホームと線路

 

構内に保線車両の基地がありますけど、

土佐久礼駅は昭和45年まで貨物の取り扱いがあり

ここは貨物ホームが鎮座していた場所です。

土讃線土佐久礼駅の島式ホーム風景

 

下は国土地理院のサイトに掲載されてる

昭和37年撮影の航空写真ですが

大きな上屋を持つ貨物ホームが写ってますよね。

土讃線土佐久礼駅貨物ホーム跡の航空写真

土佐久礼駅の駅前通りを直進すると

「カツオの一本釣り」で有名な久礼港に出ます。

昔はここからカツオが輸送されてたのかな?

などと空想してましたが…

四国内でのレム5000(国鉄の冷蔵貨車)の運用は

存在していたみたいです。

 

上の航空写真を見ると

島式ホームに繋がる構内踏切が2か所写ってますが、

廃止された北側の構内踏切は今も痕跡が残されてました。

土讃線土佐久礼駅貨物ホーム跡の景色

 

貨物ホームの跡地で国鉄コンテナのC20を発見!

この形式特有の白帯がうっすらと浮かび上がってました。

土佐久礼駅貨物ホーム跡のパレット積み

 

土佐久礼駅は2つのトンネルに挟まれた駅です。

こちらは高知駅寄りの北側の景色と…

土讃線土佐久礼駅のスイッチバック線路

 

影野駅寄り、久礼トンネルがある南側の景色でした。

土讃線土佐久礼駅のトンネルと線路風景

 

冒頭に書いた笹場信号場について…

以下は自分の勝手な推測です。

わずか2年で廃止された理由ですが、

影野駅より南の区間を敷設するための

工事列車を通すのが目的だったのではないでしょうかね?

土讃線は昭和26年に影野駅‐窪川駅間が延伸し

全線開通を果たしました。

山間にある影野駅では工事の物資を調達するのが難しく、

久礼港から土佐久礼駅を経由して現地に輸送したのではないかと。

工事は窪川駅側からも進められていたので

工事の終焉が見えた昭和24年に

信号場が廃止されたのではないかと推測してましたよ。

 

幻のスイッチバックであった笹場信号場…

いつか必ず見に行きます!

来年の2月に高知県で初の東横インがオープンするので

再訪するとすればその機会かな?

土佐久礼駅のことを考えたらワクワクが止まりません。

 

 

 

 

 

訪問駅リスト(JR線)

土讃線(高知駅-窪川駅)

 

↑(高知駅方面)

入明駅(令和2年2月3日)

円行寺口駅(令和2年2月3日)

旭駅(令和2年2月3日)

高知商業前駅(令和2年2月3日)

朝倉駅(令和2年2月3日)

枝川駅(令和2年2月3日)

伊野駅(令和2年2月2日)

波川駅(令和2年2月2日)

小村神社前駅(令和2年2月2日)

日下駅(令和2年2月2日)

岡花駅(令和2年2月2日)

土佐加茂駅(令和2年2月2日)

西佐川駅(令和2年2月2日)

佐川駅(令和2年2月2日)

襟野々駅(令和2年2月2日)

斗賀野駅(令和2年2月2日)

吾桑駅(令和2年2月2日)

多ノ郷駅(令和2年2月2日)

大間駅(令和2年2月2日)

須崎駅(令和2年2月2日)

土佐新荘駅(令和2年2月2日)

安和駅(令和2年2月2日)

土佐久礼駅(令和2年2月2日)

影野駅(令和2年2月2日)

六反地駅(令和2年2月2日)

仁井田駅(令和2年2月2日)

窪川駅(平成28年10月13日) ・令和2年初春編

 

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