皆さま、こんにちは。
昨日の豪雨で熊本県内が大変なことになってしまいましたね。
過去に2度も、豪雨で駅舎が流された肥薩線・瀬戸石駅が
今回は駅ごと流失してしまったとか。
瀬戸石を訪れた際に地元のおばちゃまと話をさせていただきましたが、
今も元気にお過ごしか気になってました。
さて今日は、五能線から松神(まつかみ)駅の訪問記です。
松神駅は五能線(当時は能代線)が開通した昭和7年に開業と
長い歴史を持つ駅だそうですよ。
松神駅の駅舎は見ての通り、新しめな装いの簡易駅舎。
駅舎は貼られた建物財産票によると
平成15年に建て替えされたモノだそうです。
てっきり、国鉄時代に使われていた木造駅舎から
建て替えされたモノと思いきや、その間に
廃貨車の車体を待合室とした「ダルマ駅」の時代があったんですって。
手持ちの書籍によると有蓋車のワムハチ(ワム80000)を改造したもので、
入口には西洋建築風の装飾が施されていたとのこと。
北海道には、車歴よりも駅としての歴史の方が長いダルマ駅が
数多くあるのに、ダルマ駅時代がわずか17年余りだった松神駅。
種車を気の毒に思うのは自分だけですかね?
ダルマ駅時代を偲ぶ遺構はありませんでしたが、
代わりにその前の木造駅舎の基礎がクッキリと残ってました。
いくら簡易駅舎とはいえ、木造駅舎の規模から比べると
小っちゃすぎじゃありませんか?
国道101号線から見た松神駅。
旧駅舎の基礎を避ける位置に駅舎が設けられたため、
駅舎は正面から見えません。
旧駅舎時代の駅便(駅の便所)が
ダルマ駅時代以降も使われており(現在は撤去済)、
そのそばに簡易駅舎が設けられたための処置だそうです。
付近には小さな集落しかありませんが、
実は白神十二湖のひとつに数えられる大池の最寄り駅らしく。
駅から大池までは徒歩1時間ほどだそうですよ(約5キロの距離)。
ヘタレな自分は、大池まで歩くことなどなく駅を堪能しました。
まずは駅舎の様子からです。
柔らかな地面に足元をすくわれて驚きましたが
こんな滑り止めは初めて見ましたよ。
珍しくて何度も触っちゃいました。
肌触りは陸上競技場のトラックで使われているタータンみたいな感じ。
ぷにぷにした触感がクセになりそうです。
待合室内はレッドパイン地。
JR東日本駅エリアの簡易駅舎は大抵この壁面ですよね。
宿泊を禁止する掲示物が貼られてました。
五能線沿線の無人駅ではお巡りさんの巡回が行われているそうですので
旅人さんはご注意ください。
松神駅は快速列車の通過駅で1日に4.5往復の列車しか停車しないので、
さすがにそんなツワモノはいないか。
それともライダーさんへの呼びかけかな?
松神駅は単式ホームがあるだけの棒線構造の駅です。
昭和46年に無人駅化されるまでは、
列車の退避が可能な相対式ホーム2面2線構造だったそうですよ。
それと、こちらは昭和23年に撮影された航空写真ですが、
当時は駅舎の南側(画像の下側)に貨物ホームがあったみたいですね。
貨物ホームは雑草で覆われ確認出来ませんでしたが、
側線の車止めがホームの傍らに鎮座してました。
松神駅の交換施設は昭和46年に無人駅化されるとた使用休止に。
その後もホームだけは残ってたみたいですけど…
ススキの中に今でもホームが残ってるのでしょうか?
松神駅は日本海の海辺近くにあるために潮風が強く吹き付けます。
そのためか、ホーム上の駅名標がこんだけ傾いてましたっけ。
ひょっとしたら、この潮風が
ダルマ駅の寿命を縮めた理由だったりして?
…以上、ダルマ駅舎が現役の頃に訪れたかった松神駅でした。
↑(東能代駅方面)
松神駅(平成28年11月8日)
↓(川部駅方面)
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