皆さま、おはようございます!
先々月のことですが、三江線の駅巡りを楽しんできました。
三江線と言えば、JR西日本が地元の広島県に対して
廃止を検討している旨を伝えたことで話題になった路線です。
JRは早ければ、平成30年春にも三江線を廃止したいらしい。
実は自分、母方の実家が終点の三次駅近くにありながら、
今まで一度も三江線の駅を周ったことがなく、
廃止話が出てから、1日も早く訪れたい路線だったんですよね。
今回の旅では三江線の駅をすべて周りましたが、そこで感じたことは
鉄道マニア好みのマニアックな駅だらけで
すべての駅がとにかく面白い!
三江線には33の中間駅がありますが、いずれも個性派揃いなのです。
今回はその中から1発目、
終点・三次駅のお隣にあるこちらの駅をいっちゃいますよ。
三江線・尾関山(おぜきやま)駅です!
昭和30年、三江線(当時は三江南線)の
三次駅-式敷駅間開通に併せて開業した駅でした。
三江線の三次口は昭和11年に敷設工事が着工されますが
戦況の激化により間もなく中断、開通まで20年近くを要すことになります。
その間に三江線の需要も大きく変わることになるのですけど、
尾関山駅はその様子が見てわかる駅でしたの。
まずは駅舎から、尾関山駅は昭和60年まで駅員が常駐する有人駅でした。
駅舎は木造で、塞がれてますが、中には有人駅時代の出札窓口がありました。
尾関山駅が開業したのは昭和30年。
この時期以降に造られた国鉄駅の多くの外壁はモルタル造りですので、
木造なのは珍しいのではないでしょうかね?
無人駅化されてからしばらくは、
駅前にある商店で切符の販売が行われていたそうですけど…
こちらのお店かしら?
自分が尾関山駅に訪れたのは早朝の6時30分でしたが、
既にお店の玄関が開いてましたよ。
最近はこの時刻に窓口が開いていない駅もあるのに、良い意味で衝撃です。
駅舎を抜けると、ちょっとだけ進んだ先にホームがありました。
で、ここで注目なのが尾関山駅の駅構造です。
現在、単行、もしくは2両編成の列車が主体の三江線ですけど
尾関山駅には長い単式ホームと、
将来的には島式ホームにアップデート可能な敷地が用意されているのですよ。
陰陽連絡路線のひとつとして戦前に着工された三江線。
当初は開通後に貨物輸送が行われる計画もあったようで、
尾関山駅には、それら列車の行き違いが可能な用地が確保されていたっぽく。
こちらは開業7年前の昭和23年に撮影された航空写真ですが、
用地が広く取られている様子がよくわかりますよね。
尾関山駅を含む三江南線(式敷駅-口羽駅間)は昭和38年に全通しますが、
この区間ではその後も営業用の定期貨物列車は運行されることなく、
構内に広い空き地を残したまま今に至っているのでした。
尾関山駅は住宅地に囲まれていて
それなりの需要があるように見えるのですが、
列車の1日の運行本数はわずか5往復なのですよね。
輸送密度は国鉄時代のピーク時から比べて1/10まで落ちてるとか。
昭和60年時点の本数は6往復ですので、
ダイヤそのものはここ30年、大きく変わってなさそうですよ。
最後に、尾関山駅の愛称は「紅葉狩」。
春は桜、秋は紅葉が見どころの尾関山公園の最寄り駅です。
かつてはここに尾関山城があったそうですよ。
尾関山は城好きにも、鉄道好きにも優しい土地でした。
三江線の駅巡り、続きます。
↑(江津駅方面)
江津本町駅(平成28年6月15日)
千金駅(平成28年6月15日)
川平駅(平成28年6月15日)
川戸駅(平成28年6月15日)
田津駅(平成28年6月15日)
石見川越駅(平成28年6月15日)
鹿賀駅(平成28年6月15日)
因原駅(平成28年6月15日)
石見川本駅(平成28年6月15日)
木路原駅(平成28年6月15日)
竹駅(平成28年6月15日)
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明塚駅(平成28年6月15日)
粕淵駅(平成28年6月15日)
浜原駅(平成28年6月15日)
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潮駅(平成28年6月15日)
石見松原駅(平成28年6月15日)
石見都賀駅(平成28年6月15日)
宇津井駅(平成28年6月15日)
伊賀和志駅(平成28年6月15日)
口羽駅(平成28年6月15日)
江平駅(平成28年6月15日)
作木口駅(平成28年6月15日)
香淀駅(平成28年6月15日)
式敷駅(平成28年6月15日)
信木駅(平成28年6月15日)
所木駅(平成28年6月15日)
船佐駅(平成28年6月15日)
長谷駅(平成28年6月15日)
粟屋駅(平成28年6月15日)
尾関山駅(平成28年6月15日)
↓(三次駅方面)















