皆さま、おばんです!

 

今朝に引き続き、今晩も四国の駅からいっちゃいます。f09170/徳島線・下浦駅

徳島線・下浦(しもうら)駅です!

 

徳島線…自分は徳島線の呼び方の方が馴染みがあるんですけど、

知らぬ間に(正しくは国鉄がJRに移行した昭和62年だそうです)

呼称変更されちゃってたんですね。

優等列車が走らないのに本線を名乗る留萌本線 とは対照的な気がしました。

ちなみに国鉄時代は特急列車が走らなかった徳島線ですが、

現在は1日7往復の特急「剣山」が運行されてますよ。f09179/徳島線・下浦駅

徳島駅で発車を待つ特急「剣山」。

 

下浦駅は昭和9年に開業した駅で、

国道192号線の脇にある下浦踏切のすぐそばにありました。f09172/徳島線・下浦駅f09171/徳島線・下浦駅

 

駅舎はなく、単式ホームが1本あるだけの無人駅。

下浦駅は開業当時からこの駅構造なんですって。

戦前からある本線上の駅なのに

停留所タイプなのはちょっと珍しいかもしれませんね。f09174/徳島線・下浦駅f09173/徳島線・下浦駅

 

なお、ホーム上にあるのはこちらの待合室だけ便所はなし。

駅便(駅の便所を眺める活動)をしたかったよ~!f09175/徳島線・下浦駅

 

さてさて、ここまで見る限りですと、

どこにでもありそうな無人駅の下浦駅ですが、

注目すべきトコロは下浦踏切を挟んだ道路の反対側あります。

実は下浦駅では過去に悲しい出来事がありまして、

そのことを記した「殉難之碑」が建っているのですよ。f09176/徳島線・下浦駅f09177/徳島線・下浦駅

今から46年前の昭和44年12月19日夕刻の出来事。

阿波池田発小松島港行き急行「よしの川4号」(キハ58系2両)が

下浦踏切に差しかかった際に、

警報機を無視し踏切に侵入したダンプカーに衝突。

脱線した先頭車両が近くの民家に激突するという

とても痛ましい事故が起きたのです。

この事故によって急行の運転助士さんが車外に投げ出されて殉職、

ダンプカーの運転手も重症を負ったほか、乗客21名も負傷したのだそう。

 

四国のキハ58と聞くと、第4種踏切事故対策で改造された

ミュージックサイレン装備のヒゲ付き車両を思い出しますけど、

相手が信号無視のダンプじゃ、

どんな装備が施されても形無しだったのかもしれませんね。f09178/徳島線・下浦駅

被災車がミュージックサイレン付車か否かはわかりませんでしたが、

昭和40年11月に新製されたキハ58 666は

事故によって昭和45年3月に除籍、

キハ58一族の中ではもっとも短命な車両になってしまいました。

 

なお、列車に衝突して押し出されたダンプカーは

そのままホームに突っ込んだそうです。

下浦駅のホームを見ると、前後で形状が違っていたので、

てっきり事故の補修のによるものかと思いましたら、

元々ここはガソリンカーの停留所だったそうで、

戦後に施された改装で延長された形跡だったみたいですね。f0917a/徳島線・下浦駅

改めて言いますけど、

駅の世界って本当に奥が深いっすね。
 

 

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