カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。
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続きものとなっております。
救急搬送された父はそのまま入院となりました。
父が搬送された病院はかなりネットでのレビューが悪いのですが…
多くの場合は…
待ち時間が長すぎる
→外来の場合は予約優先なので待ち時間が長くなる傾向にあるかも。
後から来た人が先に呼ばれた
→予約や診療状況で、順番が前後することがあるのは病院側も告知しているはず。
医師が患者に対して横柄な態度で酷い言葉を投げかけた
→これはわかるかも。
この病院ではありませんが、過去にこういう医師に遭遇した事があります。
『具合が悪くて病院に来ている人間にかける言葉でない!』という発言をする医師は残念ながら存在します。
『お医者サマ』と呼ばれてきた世代だと、上から目線な言動をする医師が多い気がします。
そして優秀な若手医師にパワハラする医師も一定数いるような気がします。
(父が以前お世話になっていた医師は優秀だったため、上司から嫉妬がらみのパワハラを受けて休業を余儀なくされたそうです)
一方で、「冷たい」と感じる発言には個人差があるように思います。
理路整然と感情的にならず淡々と説明する医師は自分は好みですが、高齢者は「難しい」とか「思いやりがない」とか感じる傾向にあるかも。
これは個人の好みもあるかもしれません。
患者を罵倒したり馬鹿にするのは論外ですが。
待ち時間が長いのに診療時間が短い
→個人的には、重篤性やリスクの低い患者さんには診療時間が短くなるのは当然なのかなと思いますが、それを労力(待ち時間)に見合ってないと感じる患者も多いのかも。
病院の外来だと待ち時間が長い&診療時間が短いのは覚悟すべきかも。
大きい病院だと、いろんな科といろんな人がいるので、よいものもわるいものもあって当然だと思いますが…
レビューを読んでいて、ペイハラ(ペイシェントハラスメント)だったり、病院にそれを求めてどうする?というものもありました。
渡された書類が再生紙に印刷されていた
→再生紙を使っちゃダメなんでしょうか…?
母の世話をできないので、入院をお願いしたが断られた
→病院は介護施設じゃありません…
受付の態度が悪い
電話の言葉遣いがなってない
→気持ちはわかりますが、それを病院の評価にしちゃうの???
正直、医療とは関係のない部分での指摘が多すぎる気がします…
病院で診察や治療を受けて経過がよければよい評価、悪ければ悪い評価になるのだと思っていましたが、日本の場合、そうじゃなかった!
あと「知人がこの病院で○○の治療で亡くなった」とか。
医療ミス告発のようになっているが、真偽は不明なものが多くて。
名誉棄損とも受け取られかねないことを平気で書いてしまう。
本人の体験談でも家族の体験談でもなく、『知人』。
これもおっかないなと思いました。
書き込んだ人もリスクを負うのですが。
そういう自覚がない人も多い気がします。
総合的に、『本当に病院での診療が必要なのか?』っていう人が多い気がします。
『診療所で事足りるのでは?』っていう人たちが外来で来てしまっている気もします…
これが待ち時間が長くなる要因じゃないかなあ?
そんなこんなで父の入院により、日本の病院事情を垣間見ましたが…
こんなにレベルが高くても、こんなに評価を低くつけられてしまうんだ…
医療従事者の精神的疲弊レベル、日本は飛びぬけてめちゃくちゃ高いのではないか?
と思ってしまいました。
何だか求められることが多すぎるッ!
しかも医療そのものではないところで、ぐちぐち言われるっていうのが辛い!
そしてそれを当たり前に思っている患者側の意識を変えないと、日本の医療破綻は避けられないかも。
今ある医療は受ける側も意識改革しないと、ずっと続かないのは明らかなのですが。
看護も介護もあくまで契約。
契約に含まれていないことをやってほしいと思う人の割合がかなり高いように感じます。
これはもっと明確に線引きしたほうがいいと思うけど、日本って文化的にそうなっていない気がします。
今後、治療や介護を受ける側の負担は増大していくことになると思います。
どんどん高齢化していくので。
なので、とっとと告知して前もって備えるように警告したほうがいいと思うんですけど。
自民党総裁に高市早苗氏が選ばれました。
裏金も統一教会との関係も言及しない姿勢にガッカリしていたのですが。
彼女は首相に就任した場合に、診療報酬と介護報酬の改定し引き上げを前倒しする意向を示していました。
秋の臨時国会で補正予算を組むというのが実現されれば、この点は評価に値すると思います。
