親友ヒロちゃん、韓国へ行く。
とっても寂しいです。
親友のヒロちゃんが、おとといの朝
[今から韓国に行ってきます。マダムなお土産を買ってくるから、楽しみにしていてね]
というメールを残して、韓国旅行に出かけてしまいました。
普通だと朝の[おはようメール]から、夜の[お休みメール]までの間に何通ものやり取りをします。
それなのに、おとといの朝を最後に音信不通。
寂しいです。
あまりにも寂しかったので、昨日の午後ごくたまにメールのやり取りをするお友達に、ごくつまらない内容のメールを送ってしましました。
・・・あまりにもつまらない内容だったのでしょう
ごく当然のように無視されて、返事が返ってきませんでした(号泣)
そんな心の傷を抱えつつ、今日は親友ヒロちゃんのことについてお話します。
ヒロちゃんとは、予備校で出会いました。
以前お話しましたが私は1浪していて、その時に通った予備校で席が後ろと前でした。
今どきの予備校は席も成績順とか洒落たものでしょうが、私が通った所は50音順に席が決まっていました。
ヒロちゃんと私の旧姓がたまたま近かったお陰で、その後○○年も続く友情を手に入れることになりました。
(↑こらこら、勝手に○○年を計算しない!)
大学は別のところに行ったのですが、行動派ヒロちゃんにとって同じ福岡県内の大学など、ご近所さん感覚でした。
ヒロちゃんは入学すると早々に免許を取り、「振袖はいらないからその予算で車を買って」と親を脅し、自分の車を手に入れて縦横無尽に駆け回っていました。
余談ですが、今年大学に入学したヒロちゃんの娘さんも「振袖はいらないからその予算で・・・」と言い出したそうです。
「困るわ、親の気も知らないで!
従姉妹の結婚式用に、早めに振袖を買ってあげようと思っていたのに。
披露宴におよばれするドレスを、別に買わなきゃいけないじゃない」と、不満をもらすヒロちゃん。
すかさず[自分の時の事を思い出しなさいよ!]とメールを送っておきました(笑)
そんなヒロちゃんは大学時代、人使いが荒いことで有名でした。
「当時の友達に会うと『貴女には、こき使われたわ』って言われるんだよね。
おかしいなぁ、そんなはずないのに・・・みんなの勘違いかなぁ」と語るヒロちゃん。
そんなことありません。
厳粛な事実です。
ここに生き証人がいます。
一番の思い出は、熊本県泉村の五家荘(ごかのしょう) へ行った時のことかな。
【熊本県泉村の五家荘は九州のほぼ中央部にあり、30年位前までは道路が整備されていない山また山の秘境であった。
今では東西南北からルートがあるが、道は曲がりくねっていて狭い。五家荘では、車は昼間ライトを点灯して走る。対向車の進入を早く感知し、通行の安全と離合場所を確保するためである。
五家荘には落人伝説の集落が五つあることから、そのように呼ばれるようになった。椎原(しいばる)、葉木(はぎ)、久連子(くれこ)が平家落人の里であり、仁田尾(にたお)、樅木(もみき)が菅原道真一族の落人の里である。
平家一門の平清経は、豊後竹田の緒方氏を頼って、四国から豊後鶴崎を経て竹田に入った。緒方氏の娘を妻として緒方姓を名乗り、五家荘の地へ逃げ込んだ。そして、3人の息子たちがそれぞれの里を開拓し、庄屋として支配した。
平家滅亡の約250年前、菅原道真は藤原氏の策略によって太宰府に左遷された。道真の死後、長男と次男にも追討の手がのびた。それを逃れるためこの地に入り、左座(ぞうざ)氏を名乗って、仁田尾(にたお)、樅木(もみき)に住みついた。】
長い引用になってしまいましたが、だいたいの感じをつかんでもらえたと思います。
もうすぐ夏休みというある日、ヒロちゃんから電話をもらいました。
「あのねえ、7月26日から8月4日の10日間、空けといて。
五家荘に友達と行ってもらいたいの。
彼女[焼畑]が卒論なんだけど、そのフィールド調査のために五家荘に行かなきゃいけないの。
小学校の宿直室に泊めてもらえることになったけど、女の子が1人で泊るのも物騒でしょ。
だから、一緒に行ってくれる人を探しているのよ。
でも、せっかくの夏休みに交通費自腹でそんな僻地に10日間も行きたがる暇人は、貴女しかい
ないわ。後で五家荘のパンフレット送るから、準備しといてね」
「えっ、五家荘!?
私、23、24、25日と文芸部の合宿で山口県の萩に行くんだ。忙しいよ」
「前日に帰ってくるのね。ちょうど良かった」
そんな命令を受けて、私の五家荘行きがきまったのです。
「バスが熊本駅から、朝と夕方の2本しか出てないから、絶対乗り遅れないでよ。
2時間ほどバスに乗ると、バスの終点に着くから、そこで今回[焼畑調査]をする安江さんが
待ってる。
そこから、村の人の車に乗せてもらって、また1時間以上かけて村の小学校まで行かなきゃいけ
ないのよ。
だから、絶対寝坊しないでね!博多駅を6時半の特急だからね!」
よくよく言い渡されていたのですが、前日の夜遅く萩から帰ってきた私は疲れきっていていました。
目覚まし時計の音にも気がつかず、乗る予定の特急電車の発車時刻6時半になんとか目が覚めました。
大不覚!
日頃は約束の10分前到着をモットーにしている私ですから、寝坊という異常事態にパニックに陥ってしまいました。
すぐさま小学校に電話をかけましたが、たぶん職員室しか電話がないのか、安江さんに連絡がつきません。
とりあえず、博多駅に行って予定より1時間遅れで、熊本行き急行に飛び乗りました。
熊本からは夕方までバスがないので、タクシーで目指す小学校まで行くことにしました。
ちょうど、高校野球の季節。
運転手さんはラジオで野球中継を楽しみながら、のんびりと五家荘をめざしました。
熊本代表校の試合が始まりました。
運転手さんの応援にも、熱がはいります。
ところが、試合も終盤にさしかかったとき、運転手さんはラジオを消してハンドルを握りなおしました。
「ここからは、ラジオなんか聴いていたら命の保障がありませんよ。
私は運転に専念しますから、お客さんも気を散らせるような発言は極力控えてください」
と、厳しい表情で申し渡されました。
えーっ、命の保障!?
前日まで萩の武家屋敷街をレンタル自転車で走り回ったり、海でナンパされて船に乗せてもらったりと、いかにも女子大生の夏を楽しんでいた私。
今日からの私は、いったいどんな所でどんな暮らしが待っているのか・・・。
不安で一杯になりながら、山の急勾配の隘路を黙って進むのでした。
ところが、村の小学校に着いてみると、そこは別天地。
ウンザリするような夏の暑さは、全く遠い話。
タクシーの中はクーラーが効いていたのに、車を降りても夏特有のむっとするような不快感はありませんでした。
クーラーどころか、そこは扇風機もない世界だったのです。
「小学校のテストで扇風機の絵が描いてあって、名前を書かなきゃいけないのに、村の子供は誰も書けなかった」という笑い話があるぐらい、涼しい所でした。
[焼畑のフィールド調査]はもっぱら夜でした。
昼間は村の人は畑仕事がありますので、8時ごろからお話を聞かせてもらう約束をしたお宅3軒ぐらいをまわります。
長袖は必需品というのは、本当でした。
8月というのに、夜は肌寒かったです。
実は私は、高校時代新聞部に属していました。
そう、毎日本を読むばかりの生活+ごくたまのクラブ活動。
新聞部と言っても、1学期に1回、学期末に学校の広報新聞のようなものを出していただけです。
部員は自虐的に、『旧聞部』と呼んでいました。
しかし『旧聞部』とはいえ、一応取材のノウハウは心得ていましたので、安江さんのお手伝いをしてカセットを回したり、彼女がメモを取っているときは、話をつなげたりと自分なりに頑張ってみました。
村の人も親切で、お茶菓子代わりにと、自家製のお漬物を出してくれたりして、とても楽しいひと時でした。
親切といえば、小学校は休みでしたが、昼間は暇な私たちの遊び相手を先生お2人がしてくれました。
1人は先生になって3年目、もう1人はその年の4月からということで、私たちと歳も大して違いませんでした。
お客さんを大切にする、なんて情の厚い土地柄なのかと、感動してしまいました!
でも、いま冷静に考えると・・・
そんな僻地に[焼畑調査]という硬い目的で行った、ノーメークの色気のない2人とは言え、一応女子大生がやってきたのです。
周りに若い女性がいなかった独身のお2人は、結構楽しんで相手をしてくれていたのかもしれません(爆)
学校の裏の川で、毎日ヤマメ釣りをしました。
えさを見つけるのも、針につけるのも、そして釣れた魚を針からはずすのも先生たちの役目。
私たちはただ竿をたらして、魚がかかるのも待つだけで良かったです。
釣れたのは本物のヤマメではなかったそうで、地元の人はカワメと呼んでいました。
私にはカワメもヤマメもそっくりで、違いがほとんどわかりませんでした。
ただ、カワメは面白いようにどんどん釣れて、お昼に焼いてもらうと美味しかったので、もう充分満足でしたよ。
そんな楽しい[学研生活]の最終日、小学校は旅行の日でした。
どうやら、村中の人も参加する地域旅行と学校の旅行が合体したような、村を挙げての一大イベントの日でした。
ところが、4月からの新米先生、急な体調不良を理由に学校に残りました。
そして「よーし、今日は人目を気にせずに、大いに遊ぶぞっ!」
えっ、今までも大いに遊んでいたような・・・。
でも、その日は車で各地を案内してくれて、最高に楽しい日でした♪
最後は、もと庄屋だったところを改造したという、民宿まで送ってくれました。
その夜は、「フィールド調査を手伝ってくれたお礼に」ということで、安江さんが招待してくれました。
毎晩夜遅くまで「ああでもない、こうでもない」とたわいもない話でおしゃべりをして夜更かししていた2人でしたが、その夜はいつにもまして、おしゃべりを楽しみました。
楽しい[学研生活]を終えて、福岡に帰ってきた私。
寝坊して焦ってしまった事をヒロちゃんに報告すると、彼女は大笑いした後で
「大変だったね。タクシー代半分出してあげるよ」と言ってくれました。
しかし、ここでヒロちゃんに微々たる損害でも与えようものなら、後々まで
「お寝坊tomatomaさん」だの「寝坊して約束の時間に遅れないでよね」と言われることは明白でしたから
「ありがとう。でも、とっても楽しいフィールド調査だったから、別にいいよ」と、丁重にお断りしました。
お陰で、私が寝坊したことはおろか、そんな頼み事したこともすっかり忘れ
「私が学生時代人使いが荒かっただなんて、絶対みんなの勘違いだよね!」
と言い張るヒロちゃんでした。
そう、正確には学生時代だけでなく、今も人使いが荒いようですよ、ヒロちゃんのメールから察するに。
電車男
いま『電車男』(中野独人・新潮社)を読んでいます。
巷では大評判。
本はもとより、映画、テレビ、芝居とすごいですね。
娘は評判になりかけた頃、ネットで読んだそうです。
その時は2chではなく、誰か保存していた人がいたらしく、検索で探して読んだとか。
息子は、本を買って読みました。
「面白かったよ!純愛小説!かーちゃんも読んでみたら」
と勧めてくれました。
「でも、チャット用語が多いし、文章も下手でまちまちだから・・・
かーちゃんには、言葉が難しくてわからないかもね」
「言葉が難しくてわからないかも・・・」
このセリフは、息子や娘に私が本を勧めるときに、時々使う言葉。
逆に子供から言われる事になるとは・・・。
読んでみて、確かに最初はわかりにくかったですね。
息子や娘がチャットしたりするので、我が家でもチャット用語が飛び交っています。
その都度、私に偉そうに教えてくれるのですが、
「なに、それ!?」
と、奇想天外な発展をした言葉ばかりですね。
カタカナ英語に苦しむ日本語学習者をさらに悩ませるような、恐ろしい日本語の変化です。
ですから、『電車男』も息子に勧められて数ページ読んだものの、断念していました。
小学生の頃、背伸びをして難しい本を読もうとした時の、懐かしい感覚を思い出しました。
しかし、世は電車男ブーム。
世間から離れて、半ば隠遁生活をしている私とはいえ、多少は世事にも通じていないと。
どうせ、テレビでドラマとして見るつもりはありませんし、映画やお芝居にも行く予定はありません。
それならと、手元にある本に再チャレンジしてみました。
難しい用語が多々あるものの、本の表紙に解説してあります。
それに、わからないところはそれなりに読みとばしていくという、子供の頃の読み方のコツも思い出しました。
慣れてみれば、なかなか面白い話です。
息子のいう純愛小説という表現、当ってますね。
結果はわかっているのに、[電車さん]に感情移入してしまって、かなりこちらも展開をハラハラしながら、読み進めてしまいました。
本は2chの掲示板そのままではなくて、余計な書き込みを整理し、ストーリーを追いやすいように編集してあるそうです。
しかし、チャットや掲示板、不思議なコミュニケーション形式が浸透してきましたね。
携帯やPCのメールは、まだ理解できる感覚の領域なのですが、チャットとなると。
まあ、こうやって不特定少数(!)の人が読むであろうブログを、せっせと書いている私もすでに、不確かな領域に足を踏み入れているのですが(苦笑)
アルビン・トフラーの『第三の波』(中公文庫・1982)が、20年ほどまえ大評判になりました。
文明の大きな変化を予測する内容の本です。
当時は、文明も成熟期を過ぎ、これ以上の発展や発明はないのではないかとも言われていました。
しかし、トフラーは第三の文明の黎明期が来ていると、本の中で説いていました。
『第三の波』を読み、私は捉えどころのない不安に駆られてしまいました。
当時、銀行のATMを前にお金を引き出せずに、パニックを起こしている母親を見るにつけ
「私は第三の文明に生き残れるのだろうか」
と、正直気が重くなってしまっていました。
ところが、PCのネットや携帯電話をはじめ、生活が不便になるより楽しくなったことの方が多いですね。
当時から、情報格差が問題になってはいました。
しかし、徐々に必要なものだけを皆で共有するようにすれば、お年寄りや情報端末を手に入れにくい人が、極端に不利益をこうむるということは、避けられそうです。
それにしても、恋に目覚めた[電車さん]の成長振り!
私も、初めてのデートの日、初めてパーマをかけた日、そして初めてお化粧をした日を思い出し、青春の甘酸っぱさが蘇ってきました。
焼き鳥デート
息子が1泊旅行に出かけていましたので、夕べは娘と2人で焼き鳥屋さんに行ってきました。
すごく、美味しかったです。
家の近所のお店でしたから、天神などと比べると、とても安いです。
2人で5450円。
ほんとに、おなか一杯!
ふつう、夜の外食はほとんどしない我が家です。
実は、娘の一言がきっかけ。
「夕食のお出かけって、お店に入るときはまだ明るいのに、出てみると暗くなってる。
なんだか、哀しくなっちゃう」
ああ、最愛の娘に2度と哀しい思いなんか、させるもんですか!!!
それ以来、ランチにはたびたび出かけるものの、夕飯は絶対我が家で!
私の愛情こめた、結果的には手抜き料理と非難されることも・・・でも、愛情だけはたっぷりの手料理をいつも用意してきました。
あっ、スーパーの惣菜コーナで買ったものを、皿に移しかえるだけのときもあったり・・・
ケンタッキーのバーガーとチキンで誤魔化したり・・・
でも、家で食べられるよう準備して、娘が哀しい思いをしないよう、細心の注意を払ってきました。
ところが、娘がふと言い出したのです。
「ウチって、あんまり夕飯食べに出かけたりしないね。どうして?」
「えー、どうしてって・・・。あなたが夕食を外で食べるの嫌いなんでしょ」
「そんなことないよ。たまには外食も良くない?」
「何言ってるの!嫌いだっていうから、今まで頑張って家で用意してきたのに・・・」
「嫌だなんて言った覚えないよ」
「ほら、外に出ると暗くなってるから、哀しいって」
「知らない!いつの話、それ?」
「いつ・・・えーっと、小学校2年だか、3年だか、そんな頃よ」
「もう、ちびっ子の頃の話じゃない!外が暗くても、ちっとも哀しくなんかないよ。
私は中学生よ!」
「まあ、そう言われれば、そうだけど・・・」
そんなやりとりがあったのが、去年のことです。
でも、長年の習慣でやはり夕食は家で食べることが、ほとんどですね。
行きたいお店は、ランチとして休日のお昼にでかけます。
ランチは私にとって食文化の全てですね。
特にお友達と行く平日ランチは、お店が空いていて待たされることもなく、しかも割安料金で食べられます。
ランチ万歳!
ランチが出来れば幸せさぁ♪
ところが、そんな風に無敵を誇っているかに見えるランチにも、構造的欠陥があります。
それは、焼き鳥が食べられないこと。
焼き鳥屋さんが開くのが夕方からですから、しょせんランチと焼き鳥では、かなわぬ恋。
すれ違いによる、破局ですね。
え、何のこっちゃ!?
まあ、ことが焼き鳥なので、ちょっとパニックに陥ってしまいました。
私は、昔から焼き鳥と中華料理が大好き!
学生時代には、天神の焼き鳥屋さんと中華料理屋さんを制覇しようと、かなり精力的に頑張っていました。
中華なら、ランチでもたやすく食べられます。
ところが、焼き鳥となると・・・。
夕食に出かけないうえ、何かでたまたま「焼き鳥屋さんに行きたいね」という話になっても
息子が「注文してから焼けるまで、待たされるから嫌だ。お店からまとめて買ってきて!」
と、王様発言。
一度だけ、お店に行って持ち帰りで注文し、焼けるのも待った事があります。
待つ時間の長かったこと!
しかも、パックに詰め込んだ焼き鳥は蒸れて湿気たような、中途半端に冷たいような・・・
まだ、家のグリルで焼いた焼き鳥の方が美味しかったです。
という風に、かなり禁断状態だった焼き鳥。
夕べもどこへ行くかいろいろ候補が出ましたが、こんな時こそ焼き鳥!
私の懇願で、焼き鳥デートが実現しました。
娘と2人で楽しかったです♪
私は、パインチューハイを注文しました。
そして、娘が一口だけ、試してみました。
アルコール初体験。
ひと夏の経験。。。
「うわっ、まずい!炭酸はいってるじゃん」
そうなんです、娘は炭酸系、コーヒー、紅茶全てダメ。
飲めるのは、100%ジュースやココア、牛乳だけ。
まだまだおこちゃま。
チューハイは10年早かったですね。
カルピスでお口直しして、ご機嫌も直りました。
私もチューハイ1杯で気分はかなりハイ!
楽しかったなぁ、また行きたいなぁ、娘と2人で!
花火のあとで。。。
夕べは近所の海岸である花火大会・・・のあとの、PTA委員による巡回に行ってきました。
私の家から海岸まで、歩いて20分。
家のベランダからも見える、毎年恒例の花火大会です。
12年前に中央区の薬院から引っ越してきた夏、海まで見に行きました。
当時、息子が5歳、娘が2歳でした。
薬院に住んでいたときも、大濠公園の盛大な花火大会がマンションから見えました。
ですが、ここの花火大会は距離が近いので、家にいても打ち上げるたびにバーン、バーンと衝撃を感じるほどです。
最初の数年はもの珍しくて見に行っていましたが、最近は行かなくなりました。
子供たちが[2週間キャンプ]に行くようになってからは特に、花火大会当日家にいないことのほうが多かったです。
そんなわけで、久しぶりの花火大会でしたが、私の仕事は花火が終ってからが、始まり。
それぞれ先生3人、PTA委員8人の3グループに別れ、行動があやしい中学生がいないか、見て回るのです。
でも・・・
私たちの集団の方が、よっぽどあやしかったですよ。
浴衣を着て、手に手にうちわやヨーヨーをさげている幸せそうな市民のなかに、腕に【PTA】の腕章をつけた、不機嫌そうな一団。
1時間以上歩き回って、「さっさと帰りなさい。自転車は夜行燈をつけて!」と子供たちを威嚇してまわるのですから、表情も険しいです。
でも、中学生たちはあまり気にしていなかったようですね。
中には、「あっ、センセー」と喜んで駆け寄ってくる子供たちも。
さらには、卒業生の高校生グループが「○○せんせーぇ、懐かしい!」と、先生を取り囲んで、臨時同窓会になることも。
学校の先生って、結構子供たちに好かれているんですね。
私の大親友ヒロちゃんも、中学の先生をしていますが、かなり生徒に熱入ってますもんね。
先生と生徒、お互い熱い思いをぶつけ合って、青春の時を共有しているんでしょう。
ちょっぴり、【先生】が羨ましく思える夜でした。
そんなほんわかムードに対して、コンビニ前や公園にたむろっている子達は、カップルが多くてちょっとおしゃれに決め込んでました。
「《とらえてみれば、わが子なり》なんてことに、ならないかしら!?ちょっと心配だわ」
と言い出す、お母さんも。
その点、ウチの娘は大安心!
モテナイことでは、母親譲りの信頼性がありますからね!
いくら浴衣の柄は似たり寄ったりとはいえ、『あのカップルの女の子、ウチの娘じゃないかしら』という心配は、一切ありませんでした。
ハハハ!
・・・ちょっと、不憫かも。
そうこうしているうちに、巡回最終地の公園へ。
花火のあった海岸からだいぶ離れていますから、さすがに、ここには誰も・・・
と思いきや、人気のない公園でカップル発見!
「○○、お前、何しよーとや!?」
という、男の先生の言葉に、カップルの中学生もドギマギ。
すると
「まあ、○○さんとこの、△△君やなかね!お母さんは今、違うとこば巡回しよらっしゃーよ」
「あら、こっちは□子ちゃん!はよ帰らんと、家の人が心配さっしゃーよ」
と、PTA委員からも一斉攻撃。
可哀想。
せっかくの花火デートの思い出が、ぼろぼろですね。
2人はすごすごと、しかし、海岸の方向へ戻っていきました。
公園から追い出して、逆効果だったのでは?
とまあ、心暖まりつつも人の恋路を邪魔しながら、無事に巡回を終えて家に帰ってきました。
娘は案の定、浴衣を脱ぎ散らかしたまま、パソコンに向かってブログ作成中。
彼女のブログジャンルは【恋愛】なのですが、いったいどんな事を書いているのやら。
読めと言われても、読みたくありませんね(冷汗)
一方、息子の方は今日からの1泊旅行に備えて、家でのんびりギターを弾いていました。
風邪をひいていたのですが、どうやらぎりぎり回復したようです。
壱岐に行って、カヌーに乗って遊んだりする予定。
お陰で今夜は、娘と2人だけでお出かけ♪
息子がいないと、のびのび♪うきうき♪
ん・・・息子は、約束どおり私のブログを読んだりしてないでしょうね!?
皆さんも、息子にチクらないでくださいよ!
娘と私
今日からmeromero park でペットを飼い始めました。
名前をMURASAKIって言います、どうぞ宜しく・・・って
・・・私のブログにペットなんか、不似合い!!
どうしてこんな事になってしまったかと言うと、実は娘のせいなんです。
娘はペットを飼っていて、私にも「可愛いから飼え、飼え」としつこいのです。
ほんとに、もう、毎日。
考えてもみてください。
虚無的でアンニュイな大人のブログなのに、ペット。
「合わないよ」と堅く、お断りし続けてきました。
しかし、敵もあきらめず「飼え飼え」コール。
娘:「ねえ、ねえ、しゃべった。可愛い」
私:「ふーん、良かったね」
娘:「お母さんも飼ったら」
私:「・・・・・・」
娘:「ねえ、ねえ、俳句作った。面白い」
私:「へーえ、良かったね」
娘:「お母さんも飼ったら」
私:「・・・・・・」
もう、毎日これの繰り返し。
とうとう根負けして、飼い始めました。
娘はご機嫌♪
どうして私に飼わせたがるのか、不思議です。
同じ事をして楽しみたいのかな。
そういえば、テレビゲームも自分が気に入ったのは、私にやたらやらせたがります。
娘はあまりゲームをしないのですが、『牧場物語』には、はまりましたね。
いま中3ですが、中1ぐらいまでずっとシリーズのソフトを買っていました。
しかも、例によって私に「やれやれ」と強制するのです。
最初は「忙しいからゲームなんかしている暇はない」と、きっぱり断りました。
でも、しつこいから仕方なく・・・
もう、あまりの面白さに、はまりまくり!!
3日間、家事を放り出して一日中やったことがあります。
さすがに、疲れました。
そして、娘に「私より先に進むなんて、ずるい!」と怒られました。
そんな経緯があるものですから、きっと娘は
『最初は嫌がるけど、そのうち私より熱中するはずだ』
と、思っているに違いありません。
どうなんでしょうね、そのうち
「うちのMURASAKIちゃんたら、こんなに可愛くて、こんなこと言うのよ」
と、誰かれなく自慢してまわるかもしれません。
孫自慢に似ているかも。
不思議です、あの孫自慢。
結婚して、最初に息子が生まれる頃、主人の帰りは12時過ぎでした。
仕事が一番忙しい時期でしたから。
妊婦の私は、朝7時に主人を送り出すと、1日中誰とも口をきくことなく過ごす日が多かったです。
たまに、管理人さんと
「調子はどうですか?」
「はい、お陰様で」
という、挨拶を交わすのが、唯一の社会との接触。
買い物をする時も、レジに黙って品物を出せば、簡単に買えてしまいます。
沈黙の日々。
ところがどうでしょう、息子が生まれてベビーカーにのせ買い物へ行くと、やたら皆が話しかけてきます。
レジに立っても
「あら、寝んねしてるわね。何ヶ月?」
と、レジのオバサンが聞きます。
「○ヶ月です」と答えると
「そう。うちの孫はね・・・」
うちの孫はね・・・もういけません。
この「うちの孫は・・・」が始まった日には、いつレジを離れられるか。
バスに乗っても、エレベーターに乗っても。
とにかく一歩でも足を止めると、見知らぬ人から「うちの孫は・・・」攻撃です。
結構「埼玉」だの「千葉にいるんだけど」と、関東が多かったですね。
呆れる!
当時はそう思っていました。
でも今はちょっとわかる気が・・・。
実は随分前、娘と本屋に行って手芸コーナーで立ち読みしました。
娘が編み物の本を探していたんです。
私も隣でいろいろ見てました。
そして、一冊の本を手に。
『赤ちゃんの小物』 か~わい~い。
もう、一撃でやられちゃいました。
娘の子供のために、今から作り始めようかと思ったぐらい。
えっ、息子の子供じゃダメかって?
当然でしょ。
「最初の赤ちゃんは、お嫁さんがなかなか抱かせてくれない」なんて話、よく聞きますよ。
その点、娘は抱かせ放題。
疲れて腕が痛くなるぐらい。
しかも、娘と私って、好みが全く一緒。
だから娘のお婿さんは、私もきっと気に入るハズです。
そうなると、生まれてくる子は最高にお気に入りになるハズ。
きゃー、いま考えるだけでもウキウキしちゃう♪
私も誰かれ構わず【「うちの孫は・・・」作戦】を決行するぞっ!
それまでは、「うちのMURASAKIは・・・」で我慢しとこっと。
最高の夜
夕べ家に帰ったのが、夜の11時50分・・・ライブに行ってました。
もうちょっとで午前様というのに、惜しかったです。
でも、私にしては大快挙♪
『サザンロッカーズ』というバンドの、ライブ&飲み会でした。
こちらもすごいバンドで、キーボードは例によって『チック・コリア』 でご紹介した憧れのN先生。
ところで、最近ブログに書かせていただく方を、ローマ字の頭文字ではなく、ニックネームで呼ばせて頂く事にしています。
N先生を何とお呼びしようか、この2週間悩んでおりました。
先生らしく、かつ見た瞬間にかっこよさが伝わるような名前。
英会話の先生のベンとも、真剣に討議を重ねました。
結果、HERO先生と呼ばせて頂く事にします
読み方は、「ヒロ先生」でも「ヒーロー先生」でもお好きな方をお選びください。
HERO先生のファーストネームに「ヒロ」が入ってますので、「HIRO先生」→「HERO先生」
意味は文字通り、HEROですよ。
いい名前が決まって、大満足!(・・・自己満足!?)
さて、一安心したところで本題へ。
『サザンロッカーズ』は、文字通りサザンロックだけを演奏するバンドです。
その、メンバーたるや、すごい方ばかり。
まずボーカルギターは、いつも『蟹W』が演奏させていただいている『TUPELO』 のマスター。
高校を卒業する頃はすでに、伝説のライブハウス【照和】に、弾き語りでレギュラー出演していたという藤城さん。
お若い頃から、あのかっこいいルックスに勝るとも劣らない才能が、おありだったんですね!
ツインギターのもうお一方は、赤坂にある『DREAMBOAT』 のマスター淳平さん。
こちらのお店も、すごくいいですよ。
福岡に住んでる人で、音楽好きの女の子をデートに誘うなら、ぜったい『DREAMBOAT』
うまくいくこと、請け合いです!
そうそう、すごいのはお店だけではありません。
淳平さんご本人もPOPコンに何度も入賞し、大学2年生ではすでにヤマハの講師として教えていたというから、驚きです。
スライドバーを駆使したギタープレイも絶品なら、その歌も思わず聞きほれるほどのうまさです。
そして、お2人は『10shoes』(テンシューズ→店主’s)というアコギデュオも組まれています。
私が最初にお2人の演奏を聴かせて頂いたのは、実はこの『10shoes』。
アコギの上手さも、卓越!超絶!美技!
しかも、余裕たっぷりのライブパフォーマンス!
ここまで到達すると、もう音楽で遊べてますね。
おっと、ギタリストお2人を紹介するだけで、こんなに長くなってしましました。
さらに、ベーシスト、ツインドラマーお2人と続くのですが、この調子では[メンバー紹介だけで終るライブ]になってしまいます(汗)
残りのお3方の超越ミュージシャンぶりは、次回ライブレポートに譲らせていただきます。
そんな『サザンロッカーズ』の演奏は、もうノリノリで聴いちゃいました。
HERO先生も、いつものフュージョン系鍵盤ニストから大変身して、イケてるロッカー!
お客さんの大歓声に応えて、どこまでも飛ばしきってました。
「フュージョン」と言えば、私はこだみん先生のおっかけになるまで(その割にはライブに半分も行けてませんが)、ロック専門。
音は常に爆音で、翌日まで耳がキンキンするのがライブの常識でした。
初めてこだみん先生の『蟹W』に行った時、かなりの違和感&安心感!
以来、場の雰囲気まで楽しめる「優雅なライブ鑑賞生活」が始まるのです。
『サザンロッカーズ』は、久々の音大きめライブ。
でも、1つ1つの楽器の音が鮮明、流麗、完璧!
いやぁ、ロックやっても技術の卓越ぶりは隠せませんね。
まさに、大人のロックでした。
しかも、音を体感できました。
ちゃっかり、ベース、ドラムの至近距離の席に陣取ってましたので、足元からビートが振動してきました。
座っている椅子にまで・・・
耳に、体に、そして心に、サザンロックの波が押し寄せてきました。
波にのまれた私は、完全にKNOCKOUT
ああ、これだけでも充分すぎるでしょ!
なのに、この【『サザンロッカーズ』と飲み会LIVE】(2000円飲み放題・おつまみ付き)は、お客さんが違います!!
実は、HERO先生やこだみん先生は、ヤマハ博多センターの講師もしていらっしゃいます。
昨日は、ちょうど博多センターの発表会合同リハーサルの日だったんです。
ですから、その流れでこだみん先生はじめ他の先生方も、このライブへいらっしゃってました。
それから、『蟹W』相方NAOさんも。
そんな人たちが集っているのですから、ライブ前のお遊びセッションもすご過ぎ演奏!
いきなり合わせて、普通じゃ聴けない【超レアLIVE】
こだみん先生やNAOさんも、エレキギターで参戦してました。
それから、パーカッションでのかっこいいパフォーマンスも披露してくれましたよ!
もう、おいし過ぎ!
なのに、2000円飲み放題!!
藤城さん、次はいつですか!?
ブリジット・ジョーンズの日記
今日は『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』(ビーバン・キドロン監督、2004年・米)をDVDで見ました。
- ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月
大評判になった『ブリジット・ジョーンズの日記』(シャロン・マグアイア監督、2001年・米英)の続編です。
この前作のDVDを、春休みに娘と見ました。
実は私は話題になっていた時、すでに1度見ていました。
ですが[ぽっちゃりして冴えない独身女性ブリジット・ジョーンズが繰り広げるロマンティック・コメディの続編]という新作の映画館上映CMをテレビで見た娘が
『これは自分の参考になる!』と直感したのか
「まずは、前作を見てみたい」
と言い出したのです。
娘のために[日本語吹き替え]で見ました。
声のイメージが全然違う!!
私のヒュー・グラント様は、こんなしゃべり方しない!!
(↑好きな男優ベスト5の1人)
結局、娘と一緒に見たのは最初の10分だけ。
娘が見ている間は、自分の部屋で本を読んでいました。
見終わってからDVDを部屋に持って行き、今度は[英語の音声と日本語の字幕スーパー]
に切り替えて、1人でゆっくり見ました。
だから、正確には「娘と見た」とは言えないんですけど(笑)
でも、DVDって便利ですよね。
これがビデオだったら、[日本語吹き替え版]と[字幕スーパー版]
両者を家族で使い分けるなんて、出来ない芸当です。
時々[字幕なし]にして、自分の英語の【まだまだだね度】チェックに使ったりもしています。
娘の感想は
「どうして主人公のブリジット(レニー・ゼルウィガー)は、かっこいいダニエル(ヒュー・グラント)よりダサいおじさんのマーク(コリン・ファース)を選んだのよ!納得いかない!」
と大激怒。
これこれ、世界中のコリンファンを敵にまわすような発言をするものではありません。
実は私もそう思ったのですが・・・これもコリンの演技力のなせる技(汗)
娘にはあわてて
『ノッティングヒルの恋人』(ロジャー・ミッシェル監督、1999年・米)をレンタルして、お見せしました。
さてこの続編、相変わらず面白かったです。
レニー・ゼルウィガーの太りぶりも、見事でした。
続編撮影のため、6週間で9キロ太ったそうですよ。
(そして、今では以前よりスマートだとか・・・脱帽!)
それにしても、ドジで太めで、勘違いで事を大事件にしてしまう主人公。
あまりにも、身近すぎて一緒に悩んでしまいますね。
そこが、作品の魅力になっているのでしょう。
今回は、コリン・ファースがとても素敵に見え、ヒュー・グラントは完全に脇役に見えました。
スキー場でのエピソードも、笑っちゃいました。
いろいろ語りたいのですが、ネタバレしそうなので、最後はスキーネタで。
私は福岡生まれの福岡育ちなので、九州人の例にもれず、雪には特別の思い入れがあります。
高校の修学旅行が、信州へのスキー旅行でした。
初めて見た大量の雪!
感動!
感動!
感動!
いっぺんで、スキーが好きになりました。
でも、その後行けたのは数回。
一番の思い出は、トマムでジャグジープールから見た雪景色です。
ターミナル
今日はトム・ハンクス主演のターミナル(スティーブン・スピルバーグ監督・2004年・米)を、DVDで見ました。
- 角川エンタテインメント
- ターミナル DTSスペシャル・エディション
テレビでCMスポットが流れていた時から気になっていたのですが、映画館に見に行けないままになっていました。
トム・ハンクスは大好きで、彼の映画はほとんど見ていますが、今回も『やっぱり、上手い!はずしがないね』と満足いく作品でした。
お正月映画としてけっこう話題になっていましたから、ご存知の方も多いのでは。
祖国のクーデターによってビザが無効となり、入国しようとして空港に9ヶ月間足止めをくう男の話です。
政府が転覆したのですから、祖国のお金も使えなくなってしまいます。
リアリティとかヒューマニズムを追求した映画ではありませんから
「あり得ない」 「説得性に欠ける」
と言った批判は、まあそれぞれの感想と言うことで甘んじて受けましょう。
トム・ハンクスの演技力で120分、充分持たせています。
ラブロマンスも盛り込まれていて、相手役のキャサリン・ゼタ=ジョーンズも可愛かったですよ。
[ナポレオン好き]という設定で、彼女の性格を特徴ずけていました。
私は、空港が大好きです。
飛行機に乗るのが好きなせいもありますが、日常から異空間へトランスポートさせてくれる魔法のゲートでもあります。
アメックスカード1枚あれば(そして誰かが支払いを引き受けてくれるなら)、私だって空港で暮らしていける自信があります。
日常生活でさえ、大して移動距離がなく、きまりきった場所をウロウロしているだけですから(笑)
でも主人公のビクターは無一文。
せっかくもらった無料の食事券も、ゴミとして捨てられてしまいます。
小銭を稼ぐ方法を思いつくものの、これも当局の邪魔で出来なくなってしまいます。
当局としては、厄介者のビクターが不法に空港からNYへ出ていってしまうことを、暗に望んでいるのです。
しかし、誠実なビクターは、正当に入国できる日を待ち続けます。
「あなたは何を待っているのですか」
これが、この映画のカギになるせりふです。
誠実(=トム・ハンクス)
作品のテーマであり魅力です。
誰もが応援せずにはいられない、ストーリー展開になっています。
街にいてお金が無いのは、つらいですよ。
私も1度だけ経験があります。
毎週木曜日、ベースのレッスンに天神に通っています。
車で行ったり、地下鉄でいったり、前後に何をするかで決めます。
その日は、レッスン前に買い物をしようと、いつもより2時間早く家を出ました。
地下鉄に乗りましたが、レッスンバッグにプリペイドカードを入れているので、駅でも楽々。
文庫本を読んでいる間に、天神に着きました。
最初に本屋さん。
数冊の本を手に、レジに並んで財布を取り出そうとしたら
「財布が無い!」
そう、レッスンの日のバックは、楽譜が入る大きさの赤いバック。
いつも使っているバックから、財布を入れ替えておかなきゃいけなかったのです。
レッスンまでの時間、つらかったです。
せめて、250円あったらなぁ。
コーヒーが飲めて、本を読みながら粘れる喫茶店があります。
でも、無一文ではどこにも行けませんね。
しかたなく、紀伊国屋の階段のところの椅子に座って、手持ちの文庫本を読み、何とか時間をつぶしました。
ですから、ビクターが性格の良さとちょっとした技術で、無から生活の基盤を作り上げていく様子は、冒険物語のようでわくわくしました。
キャスト・アウェイ(ロバート・ゼメキス監督、2000年・米)は、無人島でトム・ハンクスが生き延びて脱出する映画でした。
それの、都市版ともいえますね。
そういえば、キャスト・アウェイの時、無人島で4年間暮らした人を演じる為に、すごい痩せ方でした。
映画の最初と途中からでは、全くの別人のような体型。
あれには、感服しました。
演技に対する真摯な態度が、いつもハンクスカラーを映画に色濃く反映させていると思います。
さて、「あなたは何を待っているのですか」への私の答え。
そりゃあ、子供の夏休みの終了さっ!!
アメリカ50州を読む地図
私、何が苦手と言っても[地理]ほど苦手なものはない。
高校生活は今振り返っても、これと言ってたいした思い出もなく、ひたすら本を読んでいた記憶しかない。
しかし、唯一の例外は高1のとき必死で[地理]の勉強をしたこと。
私が生まれ育ったのは福岡県だが、大分県に隣接したド田舎。
高校まで遠くて、行く学校は偏差値より家からの距離で決めた。
だから、高校入試も行く公立学校1校しか受けていない。
「一応私立も受けてみたいのですが」
中学の担任にそう言うと
「受験料がもったいなか。それに、受験に行くのも時間がかかるやろうが」
あっさり、拒否された。
そんなレベルの学校だったので、定期試験の勉強などしなくても、居心地のいいポジションに居れた。
そうそう、学校自体「居心地のいい」学校だった。
戦前は、旧制中学だった所が、戦後新制高校となった学校。
1つ隣のバス停のそばに、元女学校から新制高校になった学校があり、家政科もあった。
そういう関係か、私が行った学校は男子が圧倒的に多く、お隣の学校は女子が多かった。
先生も男の先生が殆どで、高3の時理科に大学でたての若い女の先生が入ってくるまで、音楽と家庭科、それに養護の先生3人だけが女性だった。
高校時代の私は、髪を長く伸ばしていた。
校則では[肩につく長さになったら結ぶこと]となっていたが、無視していた。
おしゃれというより、めんどくさかっただけの気がする。
先生たちも、別に気にしていなかった。
音楽の先生が1度だけ、用事があって職員室にいた私に注意したことがある。
「tomatomaさん、黒髪は女の命。貴方の髪は長くて素敵だわ。
でも、学校では結びましょうね」
そう言いながら、他の男の先生に援護射撃を求めたが、全く無視された。
どうやら、他の先生は私の髪が素敵とも、結ぶ必要があるとも感じていなかったらしい。
お陰で、私同様、私の髪型に注意を払う人はいなくなった。
一事が万事その調子で、校則などあって無きがごとくだったが、制服を改造しようとするおしゃれな女の子もいなかった。
隣の元女学校と何故か制服が全く同じだったが、「見ただけでどちらの学校かわかる」と世間で言われていた。
もちろん、垢抜けているのがお隣の高校の女子!
そんな風に校則はゆるく、周りはドンクサイ友達ばかりなうえに、勉強はレベルが低くて楽勝。
私が全エネルギーを読書につぎ込める、絶好の環境にあった。
定期試験の勉強など、全くやる必要なく高得点が取れた。
しかし、例外が。
[地理]
全くダメ!
2週間前から試験勉強を始めていたが、平均点を取るのがやっとだった。
先生もひどかった。
「しゃべるのが苦手」という最初の授業の自己紹介が、一番饒舌だったと後に判明するほどしゃべらなかった。
いつも、授業時間一杯黒板に書き続け、生徒は黙ってそれをノートに写していった。
試験勉強もそのノートを中心にやれば良さそうだが、ノートした内容とテストは大幅に違っていた。
私には、そう感じられた。
他の教科は授業さえ聞いていれば、楽々覚えられたが、[地理]はそんな風でノートだけが頼り。
しかも、教科書に沿っているとは思えない内容。
自学自習。
私にとって、まさに[地理]は独学だった。
他の人もさぞや点が悪いだろうと思うのだが、そんなことは全くなくて、他教科に比例したそれぞれの点を取っていた。
私が必死で[地理]だけを勉強しても、なんとか平均点をとるのが自己ベストだった。
そんな私の虚しい努力を、先生は察知してなかったようで、テストの後にいつも
「今回は点が悪かったけど、どうしたの?風邪でもひいていたの?」
と言われた。
年間6回あった定期試験のたびごとに。
1度もいい点を取ったことがなかったのだから、[地理]が出来ない生徒として、そっとしておいて欲しかった。
せめて、「今回は・・・、風邪?」のセリフだけでも変えて欲しかった。
そこまで[地理]がだめな私。
当然地図も覚えられない。
九州はなんとかわかる。
四国となると、県が4つあることは知っているが「高知はどこ?」と聞かれると全く自信がない。
話はちょっとそれるけれど、全国的発想でみるとどうやら「九州は1つ」らしい。
「九州は1つ」は、九州の政治・経済人にとって合言葉であり、悲願。
九州をトータルで運営し、売り込みたいけれど、各県の利害関係が相反することが多い。
実現せず、スローガンに終っているのが現状。
しかし、関東、関西に進出した福岡人のボヤキを聞いてみると
「田舎はどこ?」って聞かれるのが、一番頭にくる。
「ここより、福岡の方が都会だよ」と言い返したくなる。
ぐっと我慢して「福岡です」と答えると
「ああ、九州」
他の人達には、福岡も佐賀も一緒。「九州は1つ」なんだよ(怒)
しかし、そんな人たちも白地図を出して、「どこが福岡?どこが佐賀?」と聞かれれば、正確に答えるはずだ。
その点、北海道は控えめでなかなかいい!
広さ的には、1都市が1県分ぐらいある。
人口が足りなければ、動物を数に入れればいい。
「県にして欲しい」と言っても誰にも止める権利はないのに、「北海道」と言えば全てを許してくれる。
そう、日本でもこの有様なのだから、アメリカの州など私を罠にかける悪魔のたくらみとしか思えない。
英米のサスペンスが好きな私。
州の特徴がテーマになっているような作品も多い。
私が地図を見たところで、何の予備知識にもならない、
そこで登場するのが
『アメリカ50州を読む地図』(浅井信雄・新潮文庫)
各州の歴史、人口比率、特徴、支持政党、日本との関係、果ては出身有名人まで、ありとあらゆることが書き込んである。
単なるデータではなく、読み物として面白く書かれている。
初めて読んだのは8年前だが、『私のこの一冊』と呼べるぐらいの愛読書だ。
最近では音楽にも利用している。
1州が1国に当るぐらい広く地域差のあるアメリカの州。
生まれる音楽も、独自の土壌を持っている。
音楽を聴きながらこの本を読み返すと、理解がさらに深まる。
浅井信雄さんの本では『民族世界地図』(新潮文庫)も秀作。
巻頭の序で
[「民族」を定義するむずかしさ
民族について考えたり、論じたりしていて、いつも「酸素不足の中で動き回るような息苦しさ」を覚える。
(中略)その原因はわかっている。民族そのものが捉えどころのない存在であるからだ]
と語っている。
私は[地理]は苦手だったが、世界史は大得意。
それでも、民族を考えると確かに難しい。
歴史、言語、人種、宗教、政治などが融合して、民族と言う捉えどころのない、あやふやだが闘争の根拠となってしまうものを創り出している。
『民族世界地図』は私の中で断片的だったものを統合し、地図入りで解説してくれた。
歴史書、政治論を読むような手ごたえのある、これもお勧めの1冊。
2004年に『民族世界地図 最新版』が新潮社から出ている。
君の瞳に恋してる
今日火曜日は、英会話の日でした。
今週のイディオムは the whole nine yards 《米略式》あらゆるもの、最大限
「ten ならきりがいいからわかるけれど、nine と whole は結びつきにくいですね」
という、SOCIAL DANCINGさんの意見。
これに対して先生のベンが、由来を教えてくれました。
【 ORIGIN 】
During WWⅡ
Fighter pilots had nine yards of ammunition(弾薬)
つまり、もてる力(弾薬)をすべて発揮してとでも、申しましょうか。
いつもですと、このイディオムを使ってスピーチとあいなるわけですが、今日ベンがホワイトボードに書いたのは、
Un-equal cultured marriage 平たい話がまあ、国際結婚ですね。
「特にdiscipline(しつけ)に関して、語りあいたい!」ですと。
あらら、先週私が「日本女性と結婚して、赤ちゃんの育て方に相違がでたらどうする?」なんて、意地悪な質問をしましたからね。(『今日の英会話レッスン』 参照)
ベンはずっと悩んでいたのかしら!?
そこで、72歳のSOCIAL DANCINGさんと、14歳と17歳の子供を持つ私の経験をもとにした、貴重な意見が聞きたいわけですね。
そんな話題は得意中の得意!
「私はforeignerとは、デートしたことさえないけど」とことわったうえで
「でも、2組の日本人妻とアメリカ人夫、1組の日本人妻とイギリス人夫のカップルを知っているから」ともう、好き勝手な放言を並べ立てました。
「欧米人男性はマナーとして優しいけれど、本当に私たちが望むものを与えてくれているのかしら」
その言葉に、ベンが真剣な表情で「具体的に与えて欲しいものとは?」
「それは、真実。
自分を本当に愛してくれているという、言葉以上の真実の態度が欲しいのよ」
さらに、考え込んでしまったベン。
あはは、ベン、よく聞いてよ。
「私の恋愛観は、ハリウッド映画で培われているんだから。
人の話を聞くときは、相手の状況と信条を理解しておかないと。
言葉を鵜呑みにしてたら、ジャーナリストには、なれませんぞっ!」
という、私の陰の声が聞こえるはずも無いベンは、この夏『愛の真実』について悩むことでしょう。
その後は、子供のしつけについて語り合いました。
学級崩壊などに見られる、子供に対する抑止力をなくしてしまった大人たち。
ベンも、小学校に英語を教えにいっているので、実感として怒ってました。
レッスン終了後、ベンに大切な質問。
実は、私が9月の音楽教室発表会で演奏する曲が
『君の瞳に恋してる』(ボーイズ・タウン・ギャング)
原題は『CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU』
あれっ、OFF OF と続くのは、おかしくないですか?
こだみん先生に、楽譜をいただいた瞬間に思いました。
でも、英語にはイマイチ自信のない私。
家に帰って、早速ネットで調べました。
やはり、どのサイトも『CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU』
となっています。
俄然強気になった私。
「先生、頂いた楽譜に書いてある原題、間違えていますよ。
ベース用の楽譜とは別に、歌詞がわかるようにと用意していただいたギター譜の方ですけど」
そうなんです、こだみん先生は2つも楽譜を用意してくださっていたのです。
音源も、普通バージョンとベースを抜いた分と。
先生のレッスンは至れりつくせり!
ベースをやっている目的が、先生のレッスンを受けるためと錯覚してしまうぐらい、楽しいレッスンです♪
ですが、いつも私の態度はデカく、先生は低姿勢。
「申し訳ありませんでした。ご迷惑をおかけしました」
ところが、先週のレッスンの時
「この前お渡しした音源はボーカル無しでしたが、歌が入っている分が見つかりました。
そちらも、ダビングいたしましょう」
「あら、それは助かります」
「ところで曲を聴いてみたのですが、どうも「CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU」と歌っているようですね。
「えっ!?」
「歌詞にも出てくるみたいですね、読んでみたんですが」
「あっ、そうなんですか・・・(汗)
OFF OF と続いているのはなんだか・・・」
「熟語かもしれませんね」
「は、はい。今度英会話の時に、ベンに聞いてみます!」(汗)
そんなわけで、今日の英会話の最大の目的はこの質問をすること。
ベンに聞くとあっさり
「イディオム」
やっぱり・・・
こだみん先生の言うとおり。
「でも、サイトでは・・・」
「サイトの方が間違えているよ」
ベンはどうやら曲を知っているらしく
「♪ CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU」
と歌い始めました。
「こんなセリフ、女の子に言ってみたいなぁ」と、ひとり妄想の世界へ・・・
ダメだ、こりゃ。
【 お詫び 】
こだみん先生
いつもご迷惑ばかりおかけしております。
この度は、誤った知識などひけらかしまして、誠に申し訳ございませんでした。
そこで、お詫びと言っては何ですが、ちょっと面白いブログ記事をご紹介いたします。
いえ、これはけしてガセネタではございません。
先週のレッスン前に見つけまして、よほどお知らせしようかと思いましたが、
『果たしてウケルかな?却って気分を害されるかも』と考え、思いとどまりました。
でも、ここは一発逆転にかけるしかありません。
それから、こだみん先生はじめ、ヤマハの先生方
(実は、ヤマハでレッスンを受けております)
及び、ヤマハPMS(ポピュラー ミュージック スクール)に通っていらっしゃる生徒の皆さん方も
ぜひ、ご覧になってください。
私が、更新される度に見に行っては笑っている、eigo-yaさんのブログ記事です。
こちらです→『略語にご注意』
ヤマハ関係者の方は、気を悪くされるかな!?
先に謝っておきます!ゴメンナサイ!

