ハピラインふくい全駅巡り|森田駅リベンジと南今庄駅で旧北陸本線の痕跡に触れる | 日本中の駅を旅する 駅と駅舎のブログ

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ハピラインふくい(福井県、2024年開業の北陸新幹線並行在来線3セク鉄道)の牛ノ谷駅から南今庄駅までを巡る「北陸三セク旅」第18回。福井県あわら市の牛ノ谷駅・細呂木駅から、福井市の森田駅、南越前町の南条駅・湯尾駅・今庄駅・南今庄駅まで、北陸本線の旧線跡や北陸トンネル開通(1962年)にまつわる鉄道遺構を、IRいしかわ鉄道完乗後の続編として実際に訪れたレポートです。往路で撮影に失敗した森田駅へのリベンジ、補助機関車基地だった今庄駅の広大な構内、そして杉津越え旧線跡のロマンに迫ります。

 

 


 

前回までのお話

 

北陸新幹線敦賀延伸によって誕生した3セク鉄道を乗り潰す旅。前回はIRいしかわ鉄道を完乗・全駅駅名標撮影の目的を達成して、小松駅まで戻って来たところまででした。

 

 

小松からスタート

 

小松駅

小松駅の駅名標とホーム

前回のラスト、小松駅からスタートします。IRいしかわ鉄道は全駅駅名標撮影完了なので、大聖寺まではまったり乗車すれば良いのですが……。

 

粟津駅

粟津駅の駅名標、福井県ハピラインふくい

目の前に駅名標が来ると、ついつい撮影しちゃうのは鉄道ファンの宿命かも(笑)。

大聖寺まではすでに紹介済みなので、ここからの駅名標写真はスルーしちゃいましょうね。

そしてハピラインふくい、つまり福井県に帰って来ました!

 

 

ハピラインふくいの未乗区間

 

ここで往路で未乗となっている区間のおさらいをしておきましょう。

未乗区間は、IRいしかわ鉄道との境界駅である大聖寺~芦原温泉の間にある中間駅、そして王子保~終点の敦賀までです。

敦賀駅は、往路でサンダーバードから北陸新幹線に乗り継いだ際、JR西日本の構内しか通過していないため、まだハピラインの駅名標は未撮影となっています。

さらに既乗車区間のうち、森田駅だけは往路での駅名標撮影に失敗していることを忘れてはなりません。復路でのリベンジを誓った駅です。

 

 

ハピラインふくいへ

 

では、大聖寺からハピラインふくいに入ります。

 

牛ノ谷駅ホーム待合室南今庄駅ホーム待合室

こちら、ホームに段差のある駅は牛ノ谷(うしのや)駅です。

福井県に入って最初の駅ですね。

牛ノ谷駅は、大正7年(1918年)に熊坂信号所として開設され、大正10年(1921年)に駅に昇格しました。

福井県最北端の駅でもあります。

 

牛ノ谷駅駅名標牛ノ谷駅の駅名標とホーム

まず牛ノ谷駅クリア。ホームに段差があるのは、ホームがカーブしているからでしょうか?

 

細呂木駅

細呂木駅の駅名標(ハピラインふくい)

そして細呂木(ほそろぎ)駅。細呂木駅は明治30年(1897年)開業。福井地震(1948年)では駅舎が倒壊しましたが、その後すぐに再建されました。

 

次の芦原温泉から王子保までは既乗区間です。

 

春江駅駅舎

牛ノ谷駅ホーム待合室

往路では、駅舎と反対側に座っていたのでこの駅舎の存在に気が付きませんでした。素敵な木造駅舎が残っています。

 

春江駅駅名標春江駅の駅名標と周辺の風景

往路で撮影済みですが、見ちゃうとまた撮っちゃう。

 

次は、往路で撮影に失敗した森田駅です!

 

森田駅

森田駅駅名標(ハピラインふくい)

リベンジ成功!嬉しい、めちゃくちゃ嬉しいです!

森田駅は、明治30年(1897年)開業。

1948年(昭和23年)の福井地震で駅舎が全壊してしまいましたが、翌1949年にいち早く現在の木造駅舎が再建されました。当時の震災復興のたくましさを今に伝える、歴史ある貴重な駅舎があります。

 

これで、王子保駅まではのんびりできます。南条駅から、駅名標撮影がんばります!

 

南条駅

南条駅の駅名標と周辺の風景

ちょっとポールがかかりそうになって危なかったですが、撮影クリアです。

南条駅は、明治29年(1896年)に「鯖波(さばなみ)駅」として開業し、昭和48年(1973年)に南条駅に改称されました。

「鯖波」という旧駅名は、かつての宿場町「鯖波」に由来しています。

ただ、海が近いわけではないんですよねえ、どちらかというと山間部にあります。

 

湯尾駅

湯尾駅の駅名標とホーム

だんだん山間部に入って来ました。ここから敦賀までは、間に長い北陸トンネルを挟む山岳地帯となります。

湯尾(ゆのお)駅は、昭和18年(1943年)に信号場として開設、昭和23年(1948年)に駅となりました。ここから隣の今庄駅にかけては、かつて蒸気機関車が峠越えのために喘いだ険しいルートへの入り口でもあります。

 

今庄駅駅名標今庄駅駅名標とホーム

今庄(いまじょう)駅は、明治29年(1896年)開業。

 

今庄駅構内

牛ノ谷駅ホームと線路、背後に山々

この駅、構内が広いですねえ、これほど構内が広いのは明確な理由があります。

昭和37年(1962年)に現在の北陸トンネルが開通するまで、ここから敦賀までは杉津(すいづ)越えと呼ばれる最大25パーミルという急勾配が続く大難所でした。

そのため、すべての列車がこの今庄駅で、後ろから押し上げるための「補助機関車(補機)」を連結していたのです。広大な構内は、その機関車たちが待機していた一大基地の跡地なんですね。

 

今庄駅駅舎

牛ノ谷駅ホームと線路

四角い建物が駅舎かな?

 

南今庄駅駅名標南今庄駅の駅名標と背景の緑豊かな山並み

そして、敦賀駅の一つ前、南今庄(みなみいまじょう)駅の駅名標もクリアです。このあと敦賀駅に下車した際、私がおバカぶりを発揮して駅名標を撮り忘れさえしなければ、ハピラインふくいの全駅駅名標撮影は無事にクリアとなります!

 

南今庄駅ホーム待合室牛ノ谷駅ホーム待合室

このホーム待合室、大きいですねえ。もしかして駅舎はないのかな?

 

駅前の建物

牛ノ谷駅ホームと待合室

これが駅舎でしょうか?実はこちら、「南今庄休憩所」という建物で、駅舎ではないんです。

 

そして鉄道ファン的に見逃せないのがこの周辺の地形!

この休憩所と駅の間の道を敦賀方面に向かって歩いていくと……実はこの道のさきは、昭和37年(1962年)の北陸トンネル開通前に使われていた「旧線跡」そのものなのに繋がります。

かつてはここから旧線の「大桐(おおぎり)駅」へと線路が伸び、さらにその先にはスイッチバックを擁した「山中トンネル」などの険しい峠越えルート(杉津越え)が存在していました。

現在は道路になっていますが、トンネルは残っており当時の鉄道の記憶がそのまま息づいている場所なんですね。

 

こっちが駅舎南今庄駅の券売機と遮断機

ICOCA簡易リーダーのあるこちらの建物が、本物の駅舎(待合所)みたいですね。

南今庄駅は、昭和37年(1962年)、北陸トンネルの開通と同時に新線上に設置された駅です。旧線時代の大桐駅の代替に近い役割として誕生しました。

 

 

次回予告

 

次回はいよいよ、終点の敦賀に到着します。これでハピラインふくいの全駅駅名標撮影に成功!……と喜んでいた私は、ある「驚愕の事実」に気がつくのですが、それは次回のお楽しみです。

 

 

(令和6年5月撮影)

 

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全国私鉄乗り潰し率
 
ハピラインふくい完乗まで、あと1駅です。
 
97.293%

97.632      %

 

 

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