大井川鐵道本線・下泉駅訪問記|長期運休区間の現状と木造駅舎の魅力 | 日本中の駅を旅する 駅と駅舎のブログ

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大井川鐵道の全線完乗を目指した今回の旅。しかし、本線の一部区間は今も災害による長期運休が続いています。今回はレンタカーを走らせ、静寂に包まれた「下泉駅」を訪問。時が止まったかのような美しい木造駅舎の様子と、復旧への願いを込めてレポートします。

 

 


 

 

前回までのお話

 

名鉄の未撮影駅と静岡県の未乗路線を乗り潰す旅。

前回までに大井川鐵道の営業区間の乗り潰しと全駅駅名標撮影を達成し、井川線千頭駅に戻ってくるところまでお話ししました。

 

 

千頭駅

 

千頭駅駅舎

トーマスフェア会場 千頭駅 入場券売り場
戻ってきた千頭駅。

本線の全線復旧がかなえば、ここもかつてのような活気を取り戻すはずです。早期の復旧が待たれるところです。

 

 

SL資料館

SL資料館の外観
トーマスフェアの会場とは別にSL資料館という施設がありました。

時間の都合で、訪問できませんでしたが、こちらは1987年に開館した資料館で、大井川鐵道の歴史を物語る貴重なプレートや写真が展示されています。

 

では、レンタカーで金谷方面に戻ることにしましょう。

途中で運行休止中の区間の駅を通るので、立ち寄ってみたいと思います。

 

 

下泉駅

 

駅舎

下泉駅:木造駅舎とバス停、ポスト
立ち寄ったのは下泉駅です。

駅前を通り過ぎた瞬間、ふと目に入った駅舎があまりにも良さげで、思わず引き返してしまいました。

駅舎に寄り添う丸ポスト、押縁下見板張りの駅舎など、日本の木造駅舎らしい佇まいです。

 

駅内部

名鉄駿遠旅の待合室 昭和レトロな駅舎
駅内部もまた、古い木造駅舎らしい風情が残っています。

板張りの天井、剥がれかけた土壁、木製の窓枠、作り付けの木製ベンチ、そして床の三和土(たたき)……その全てが、なんて愛おしいんだろう。

 

下泉駅は、1931年(昭和6年)2月1日開業です。開業のわずか数ヶ月後の4月にはさらに先へと線路が伸び、途中駅となりました。

 

出札窓口

下泉駅時刻表と木造駅舎
運休中だからなのかは分かりませんが、窓口は閉鎖されていました。

もともと無人駅だった可能性もありそうです。

 

構内へ
線路と踏切、山並み

特に柵は設けられていなかったので、短時間だけ構内にお邪魔してみましょう。

改札からは地表連絡で、斜めに渡る木製の構内踏切があります。

 

駅名標

下泉駅、名鉄駿遠旅の始まり

錆は少し浮いているものの、駅名標はしっかりと息づいていました。

ここは廃止区間ではなく、あくまで「運休区間」なのです。

 

ホーム

駅ホーム、線路、山、建物、木々
島式ホーム。

線路は草に覆われており、運休してからの時間の経過を感じさせます。

 

構内から見た駅舎

名鉄駿遠旅、古い駅舎と踏切
このアングルから見ると、長期運休中とは思えない佇まいです。

 

駅舎の駅名標

下泉駅の看板|名鉄駿遠旅
SL客車列車を意識したフォントの駅名標でしょう。

今日もきっと、いつか列車と人々が戻ってくることを、静かに待っているのでしょう。

 

 

大井川鐵道|まとめ

 

今回の名鉄駿遠旅では、2回に分けて大井川鐵道本線と井川線の乗り潰しを行い、営業区間の全駅駅名標撮影も達成することができました。

鉄道としての魅力はもちろん、沿線の自然や歴史、そして観光要素の豊かさを改めて実感する旅となりました。

一方で、本線の一部区間が災害により長期運休となっている現状も目の当たりにしました。本来であれば列車でつながっているはずの区間を、レンタカーでたどるという経験は、どこかもどかしさを感じるものでもあります。

線路はそこにあるのに列車が走らない――その現実は、単に災害を原因とする運休だけではない、地方鉄道が抱える課題の一端を象徴しているようにも思えました。

大井川鐵道の復旧には、鉄道会社や地元自治体だけでなく、多くの人々の関心と支えが必要です。観光や乗車という形で関わることも、その一助になるはずです。

再び列車が全線を走り抜ける日を願いつつ、大井川鐵道を後にしたいと思います。

 

 

 

(令和5年10月撮影)

 

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全国私鉄乗り潰し率
 
今回はレンタカー移動でした。
 
96.050%

96.050 %

 

 

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