皆さま、こんにちは!
来年3月のダイヤ改正で廃止が決定してしまった蕨岱駅。
車掌車・ヨ3500の廃車体を待合室に利用したダルマ駅でしたが、
隣にあるこちらの駅もダルマ駅でした。
有蓋車の廃車体を利用したダルマ駅でしたが、
道内では珍しい存在じゃないでしょうかね?
先月、11月半ばに訪れたばかりの駅でしたよ。
函館本線・二股(ふたまた)駅です!
明治36年に開業した、それはそれは長い歴史を持つ駅でした。
ちなみに駅名の由来ですが、ゲス不倫とか、そういう理由ではなくて、
川が二股に分かれている様子から付けられたそうです。
地図を見ると、辺りは確かに川が複雑な形で流れているみたいで…
ヤフー地図より転載。
辺り一帯、川の二股が多すぎて、
複雑さはゲス不倫どころではありませんでしたが、
由来になったのは長万部川と知来川の二股だそうですよ。
それでは二股駅の待合室をチェックします。
先にも書きましたけど、待合室は道内では珍しい有蓋車を改造したものです。
種車になったのは17トン積のワラ1。
道内のダルマ駅では唯一の存在らしいですよ。
有蓋車を改造したダルマ駅は、
道内では他にも道南いさりび鉄道・釜谷駅がありましたけど、
こちらはパレット積貨車のワム80000を改造したものでした。
道南いさりび鉄道・釜谷駅
釜谷駅の方が新しめの貨車に見えますけど、
ワラ1もワム80000もほぼ同世代的の貨車ですので念のため。
駅好き&貨車好きな自分にとっては夢のような存在の二股駅です。
着いて早々、床下から裏っ側を覗きこんじゃいました。
両側面にある側扉を撤去して新たな出入り口を設置する手法は、
他の有蓋車改造のダルマ駅と共通です。
正面側とホーム側です。
容積がちょっぴり大きなワラ1改造ですので、
待合室の中も広々としておりました。
ワムとは違うのだよ、ワムとは!
こんなマニアックな仕様の駅ですから、
ファンが訪れた際に記帳する駅ノートもありましたよ。
蕨岱駅とセットで訪れるファン、意外に多いのではないでしょうかね?
二股駅は単式ホームが1本あるだけの棒線駅でした。
ここもかつては列車の行き違いが可能な
相対式&島式ホームによる複合2面3線構造の駅でして、
昭和61年にダルマ駅に変る前までは木造駅舎もあったそうです。
その当時の様子を見たくて、
昭和51年に撮影された航空写真をチェック!
駅は変わってしまいましたけど、
街の様子は大きな変化はないみたい。
ただし、乗車客数は大きく減少してしまったようで、
国鉄末期は1日に30人弱あった乗車客数が現在は10人未満、
限りなく”0”に近い状況らしいです。
駅前を見る限り、街も人もいて、
それなりの利用者が見込めるような気がしますが…
今回、レンタカーを使って移動したのでわかりましたけど、
二股駅から長万部の街の中心まで距離で約8キロ、
クルマで15分ほどで着いちゃうのですよね。
途中には道央自動車道の長万部インターもありますし、
クルマの方が断然便利なのでしょう。
二股駅が蕨岱駅の後を追うようなことがなければいいのですが。
二股駅は二股らぢうむ温泉の最寄り駅です。
※送迎は長万部駅からですので、お間違いなく。
石灰の湯の花で出来た石灰華(トラバーチン)がある温泉で、
石灰華は世界的に見ても
アメリカのイエローストーン公園とここにしかないモノらしく。
以前は石灰華ドームの中にも浴場があったそうですけど、
改装の際に撤去されてしまったそうです。
ヘルニア等に効果抜群の温泉らしいですぜ。
最近は老朽化し、撤去される駅が増えてきたダルマ駅。
再度言いますけど、二股駅はワラ改造の稀少なダルマ駅です。
いつまでも元気でいてくだされ。
二股駅(平成28年11月17日)
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