2024年2月末頃、埼玉から群馬、ちょこっと長野へおっさん2人で湯巡ったシリーズ、その10。
軽井沢のあたりをうろついております。
本編の前にいつものここまで行程リンク集から。
野さか(食事)
星野温泉「トンボの湯」で慣れぬオシャレな浴場を経験した後は、せっかく軽井沢まで足を延ばしたのでお互いの未湯をもう1つぐらい立寄ろうということに。
星野エリアから国道146号を南下、国道18号を西へ2kmほどのところにある「ゆうすげ温泉旅館」が目的地。
しっかり軽井沢エリアにありながら、今時の軽井沢らしからぬ普段着な雰囲気を残す温泉旅館。
近くに同族経営の「ゆうすげ食堂」もあった。
11面のテニスコートがあるそうな。その辺は軽井沢っぽい![]()
合宿とかにも使われているのかな。
建物に宿名を表す看板が見つけられず、到着写真は道路まで戻って撮影(^^;
ゆうすげ温泉旅館
少し雪が舞う中、11時前に到着。
昭和48年に営業を開始したというこちらは、そんな昭和の香りが館内にしっかり。
奥の方にはゲーム機テーブルも見えるし。
館内はホッとする温かさ。薪ストーブが稼働中。
雑多な雰囲気が何ともニンマリな受付。SLのナンバープレートも。
立寄り入浴料は500円。軽井沢エリアにしては破格かも。
立寄れる時間も10時~20時と、宿としては長くてありがたい。
ソファがたくさん並ぶロビーのすぐ奥に浴場がある。
男女別の浴場は内湯が1つずつ。
先客が居て脱衣所全体の写真を撮り損ねたのでサイトより拝借。
※写真はオフィシャルサイトより拝借
温泉の湯使いなどに関する一覧表。
ごまかさずに明記されているのはいいじゃないですか。
湧出量が掘削自噴で1.1リットル/分という少なさ。貴重な源泉です。
浴室内は湯気が籠っており、うまく撮れませんでした。
3~4人規模の台形の浴槽。
洗い場のカランなどから出るのは真湯・真水。
浴室なクリアな写真もサイトから拝借。
※写真はオフィシャルサイトより拝借
湯口の場所が逆↑なので女湯でしょう。
ではそのお湯のお話。
ごく僅かに黄色透明な湯は源泉名がそのまま「ゆうすげ温泉」。
源泉温度31.0度、pH7.57の、ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉。
成分総計は1.867g/kg。
この湯を加温・加水・循環にて使用。消毒の嫌な塩素臭は感じられなくてよかった。
湧出量は分析書には載ってなかったけれども先述した先の温泉表示によると1.1リットル/分なので、その湯使いも納得せざるを得ないか。
その温泉表示には循環併用かけ流しとなっていつつ、通常のオーバーフローは浴槽の縁からは確認できず。
回収用に思えた穴↓が排湯用だったらそういうことなのかな。
加水されてるとのことで実際の浴槽の状況とは違うけれども、源泉の成分数値を抜粋しておきます。
陽イオンはナトリウムが374.5mg、カルシウムが79.0mg、マグネシウムが74.8mg、カリウムが35.5mg。以下アンモニウム2.2mg、鉄Ⅱ0.8mg、ストロンチウム0.5mg、亜鉛0.4mg、リチウム0.2mg、バリウム0.1mg、銅0.1mg。
陰イオンは炭酸水素が805.5mg、硫酸が339.0mg、塩化物が335.2mg。以下硫化水素0.2mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸が96.9mg、メタホウ酸が16.1mg。
溶存ガスは遊離二酸化炭素が22.0mg。
総計は多くないものの成分のバリエーションとバランスがなかなか充実している。
いかんせん湧出量が僅少なので、非加熱の源泉を自由にできないところが残念だけれども仕方なし。
香りはほぼ無臭。
淡い甘味と淡いほろ苦味を感じたものの、加水と循環でアテになりません。
自然なスベスベ感はあったかも。
加温でよく温まる湯な感想。
一般的な意味で湯使いはよくないもののそこは納得、貴重な源泉を体験させてもらえたことでありがたいと思ったのでした![]()
次は群馬に戻って、また未湯を訪ねることに。
ゆうすげ温泉旅館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉古宿4404
0267-45-6117
立寄り入浴料 500円
10時~20時
<源泉名:ゆうすげ温泉>
ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)
31.0度
pH7.57
成分総計 1.844g/kg
1.1リットル/分(掘削自噴)
微々黄色透明
ほぼ無臭
淡甘味、淡ほろ苦味あり?
自然なスベスベ感あり
加水加温循環(かけ流し併用?)
2024年2月入湯
※数値はH30の分析表より



















