2023年6月末の独り一泊での山梨温泉旅シリーズ、その9。
湯村ホテルの続きです。
その前に恒例のここまで行程リンク集をば。
自家源泉を持つこちら湯村ホテル。
浴場は本館の大浴場の他、宿泊者専用の貸切浴場が別館にあり、基本は入り放題という仕切り。
話を進める前に、これまでに甲府の湯村温泉で訪れた宿を並べさせてください。
湯村温泉の湯に目覚めたのがこちら「ホテル吉野」。
ちょっと空いて、一番新しいのにもう閉業してしまった「奥湯村温泉 紅椿の湯」。
こちら湯村ホテルの大浴場は本館、すなわち泊まっていた部屋の2Fにある。
まずは部屋から源泉タンクを覗いた状況。
ちょうど浴場の上あたりなんでしょう。
左側に伸びる茶色い通路は別館への廊下。
別館にも源泉パイプが伸びているのが見える。
大浴場は「志磨の湯」。掃除の時間以外、基本的に24時間入浴可能。
源泉かけ流しパネルが頼もしい![]()
浴場エリアには自販機の他、コインランドリーがあった。
長期滞在のお客もいるのでしょう。後ほど出てくる別館の施設にもそう思わせるところあり。
そして源泉の飲泉所![]()
析出物がこびりついた蛇口がいいですなぁ。
仄かなタマゴ臭とタマゴ味あり。
僅かな塩味と淡い甘味も感知。喉に少し引っかかる感覚もあった。
温度も飲みやすい40度台半ば。
素敵な源泉ですぞ![]()
では浴場へ。
男女別に内湯と露天風呂がある。サウナもあったが水風呂なし。そして浴場の入替えは無し。
ここで残念な報告。
浴場は脱衣所から浴室まで撮影禁止![]()
独り占めで入ることが多かったのに、無念。
よって浴室関係の写真はオフィシャルサイトや紹介サイトなどから拝借したものとなります。
浴場全体写真↓は女湯しか拾えず。
※写真はオフィシャルサイトより拝借
露天風呂へはガラス戸からすぐ行ける構造。男湯も窓が広くて明るい。
女湯は知らないけれども男湯の洗い場は、各々に衝立があるタイプだった。
カランから出たのは真湯、真水。
こちらは男湯。
数人がゆったり入れるぐらいの規模。
※写真は紹介サイトより拝借
無色透明な湯は源泉名が「湯村温泉」。もちろん自家源泉。それにしてもこの名前、そのままじゃないですか。
源泉温度45.8度、pH8.5のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。
成分総計は1.781g/kg。
湧出量は動力揚湯で90リットル/分。
この湯を完全かけ流しにて使用している。
浴槽の温度を測るとジャスト42度。
湯村温泉の中で、加温しなくてもこの温度があるのは貴重。
※写真は紹介サイトより拝借
風味は飲泉所で感じたのと変わらず。美味しい源泉。
白っぽい細かな湯の花が少し。
そして膜を張るようなツルスベ感が心地よい![]()
さらに細かな泡付きも確認。
特に湯口近くでは大量の泡付き~![]()
湯口での温度は45度。かなり新鮮な状況で投入されているのがわかる。
それでは露天風呂。「若返りしびれ湯」なんて変な名前が付いている。
※写真は紹介サイトより拝借
露天風呂は3人ぐらいまでの小さめ。
源泉の湧出量や温度と完全かけ流しの実現を考えると、露天風呂ならこの規模ということでしょう。
浴槽の温度を測ってみたら41度ジャスト。内湯より1度低い。
写真↑↓の手前に小さなサウナがあり。
ただし先述した通り水風呂は無かった。
露天風呂は奥に電気風呂コーナーがあるので注意。
しびれ湯とはそういうことか。くわばらくわばら。
※写真はオフィシャルサイトより拝借
手前の腰湯というのは丸い小さな石が椅子のようにあるというだけの意味。
露天一枚目の写真でお分かりいただけるでしょう。
露天風呂は赤茶色っぽい沈着も確認できた。
※写真はオフィシャルサイトより拝借
ここで成分の数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが420.0mg、カルシウムが120.0mg。以下珍しく亜鉛が38.7mg、カリウム8.2mg、ストロンチウム0.8mg、リチウム0.6mg、鉄Ⅰ0.2mg、アルミニウム0.1mg、アンモニウム0.1mgなど。
陰イオンは塩化物が508.0mg、硫酸が498.0mg。以下炭酸水素56.3mg、炭酸11.8mg、フッ素3.2mg、臭素1.3mg、硫化水素0.5mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸が95.7mg、メタホウ酸が17.1mg。
膜を張るようなツルスベ感がどこから来ているのか数値からはもう一つわからないけれども、とにかくなかなかに良い湯であることは間違いなし![]()
男女別の「志磨の湯」のお話はここまで。
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次は宿泊者専用の貸切風呂のある別館へ。1Fへ降りて移動。
別館にはその浴場の他にも客室やホール、他にもいろいろと設備があるのですよ。
その中でまず目についたのがこちら。
そう、自炊処がある!
コインランドリーもあり、その気になれば湯治滞在もできるのでした。
そしてしゃれた雰囲気の小ぶりな図書室↓。
さらにその名も「白鳳殿」という部屋↓も。
こちらは漫画本ライブラリーなのでした。
などなど、ぼくがチェックできただけでもなかなかに充実の施設でしょう。
さて、本題の貸切風呂。
名前は「かくし湯」。露天風呂なんですわ。
入浴できる時間は写真にあるように6時~10時、16時~24時で、泊まらないと入れない。
そしてかくし湯は左右に2つあり、空いていれば何度でも入浴可能。
ああ、こちらも撮影禁止。貸切なのに、なぜ?
貸切だから不埒な撮影をする輩がいるからか。
それはともかく、最初に訪れた時は右側が空いておりました。
よって脱衣所から写真は無いけれども、6人分の鍵付きロッカー、2人分の洗面化粧台があった。
とても6人は入れないけれどもね。
これが右側の浴場。
※写真は紹介サイトより拝借
使用源泉は大浴場「志磨の湯」と同じ。
湯使いも完全かけ流しで同じ。
湯口は浴槽の奥にあり、浴槽内投入。
大浴場よりかは引き湯距離が長いので頷ける。
※写真はオフィシャルサイトより拝借
浴槽温度は40.5度と少し低くなるのも引き湯距離の関係でしょう。
「かくし湯」もう一つの左側も。
こちらは翌朝にいただいた。
こちらも完全かけ流し。赤茶色の沈着もしっかり。
※写真は紹介サイトより拝借
左右どちらも同じだけれども、やはり大浴場よりかは送湯の距離がある分、風味は淡く感じる。
特にタマゴ系は感じられなかった。
※写真はオフィシャルサイトより拝借
かくし湯の左側の湯口はこの写真↑の左側にある塩ビ管。やはり浴槽内投入。
温度は測り忘れたけれども、おそらく40度ぐらいでしょう。
近代的なビジホ然としたお宿ながら、自家源泉と湯使いにはしっかり魅力が感じられた「湯村ホテル」。
ぬる湯ドバドバ感こそないものの、加温せずに温かい湯に入ることができるのは間違いなくアドバンテージではありました。
このシリーズ次は移動して食べた朝食のお話。
湯村ホテル
山梨県甲府市湯村3-3-11
055-254-1111
素泊まり 7600円(旅行会社のポイントで6200円にて宿泊)
<源泉名:湯村温泉>
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
45.8度
pH8.5
成分総計 1.781g/kg
90リットル/分(動力揚湯)
無色透明
微タマゴ臭あり
微タマゴ味、微塩味、淡甘味あり
膜を張るようなしっかりとしたツルスベ感あり
大浴場内湯で細かな泡付きあり
完全かけ流し
2023年6月入湯
※数値はH29の分析表より
































