2023年6月に一泊で独り巡った山梨の温泉シリーズ、その2。
中央市にある老人福祉センターの極上湯をゆっくり堪能した後は笛吹市へ移動。
位置的には甲府南インターから2~3km南下したあたりにあるこれまた公営の温泉施設「寺尾の湯」が目的地。
4市(甲府市・笛吹市・山梨市・甲州市)のごみ処理施設「甲府・峡東クリーンセンター」の西隣の高台にある。
2017年4月にオープンしたそう。まだかなり新しい。
なかなか気持ちのよい立地。
鉄道の駅からはどこからも遠いけれども、すぐ近くにバス停「寺尾の湯」が設けられている。
笛吹市境川観光交流センター 寺尾の湯
10時50分頃に到着。
営業時間は10時~21時(最終受付20時半)。
毎週水曜、年末年始が休館日。
先の老人福祉センター同様、これまた住んでる地域や年齢によって料金が違う。
甲府市・笛吹市・山梨市・甲州市の4市の75歳以上は200円、中学生以上75歳未満は400円、小学生は100円。こちらは子供も入れます!
そして該当市以外のぼくは700円。うへぇ。
館内は混雑とまではいかないものの、朝湯を狙った人がまだ浴場内に多数いると思われる。
なるべく人がいない状況を撮影しております。
広い休憩室もあり、これは近隣の方の憩いの場所になってそう。
では浴場へ。
男湯と女湯が手書きの貼り紙なので、男女は入替えになるのかな。未確認。
脱衣所・浴場での携帯電話・スマートフォン使用禁止。
屁理屈ですがぼくはデジカメだったので人が写らないところのみ撮影。
とはいえあまり撮れず、以下は紹介サイトから拝借した写真も含みます。
かけ湯の存在感、いいじゃないですか。
茶色い沈着でお分かりのように、かけ湯は源泉使用。
淡く白黄色にささ濁っていた。
真ん中の貼り紙には「かけ湯は現在温度が低いのでシャワーをお使いください」としてある。
※写真は観光紹介サイトより拝借
内湯には10人ぐらいが楽に入れそうな四角い浴槽が1つ。
他にサウナや水風呂があったかれども写真は無し。
※写真は観光紹介サイトより拝借
洗い場から出るのは真湯・真水。
では浴槽のお湯を見ていきましょう。
淡く白黄色にささ濁った湯は源泉名が「寺尾の湯」。
源泉温度33.6度、pH9.6のアルカリ性単純硫黄泉。
成分総計は0.663g/kg。
湧出量は動力揚湯で188リットル/分。
この湯を加温・循環・塩素インにて使用。
脱衣所にあった湯使い表↓。
消毒の塩素はさほど目立たないものの投入される源泉に風味が僅かに乗ってしまっていた。
浴槽の壁には簡単な源泉のスペックと共に、山梨の温泉施設によくある地質学を絡めた学術的な説明があった。
詳細は割愛(^^;
なお浴槽温度は加温で41.3度となっております↑。
オーバーフローは窓側に落とされているのだけれども、これは回収かなぁ。
なお湯の色は硫黄泉らしく微妙に変わるようで、この手の湯としては珍しく褐色系になることもあるそう。
硫黄泉なのだけれども残念ながら硫黄系の風味は皆無。
薬っぽい金気風味と僅かな消毒の塩素風味。
貯湯と加温循環で硫黄分の風味は完全に飛んでしまったみたい。
一応成分の数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウム187.2mg、カルシウム22.4mg、カリウム0.7mg、アルミニウム0.4mg、鉄Ⅱ0.2mg、ストロンチウム0.1mgなど。
陰イオンは硫酸323.4mg、塩化物68.9mg、炭酸18.8mg、硫化水素3.8mg、炭酸水素3.6mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸31.5mg。
しっかり硫化水素は2mg以上あるものの、風味がないのは返す返す残念。
しっかりとしたスベスベ感はあった。
ただし先の老人福祉センターのコーティングも残っている可能性はあるかも。
では露天風呂へ。
浴槽は2つあった。
※写真は観光紹介サイトより拝借
こちら円形の浴槽は色味も濁りもやや強い。
白黄色ささ濁り。オープンして1時間経ってないが、あまりよい状態には見えなかった。
こちらも加温循環。浴槽内に吸い込みも確認。
消毒の塩素は気にならない程度ではあったけれども、こちらも硫黄風味は皆無。残念!
もう一つの四角い浴槽(写真なし)はほぼ無色透明だったものの、湯使いは同じ。風味も同じ。
高アルカリの硫黄泉ということで楽しみにしていたものの湯使いは少し残念な状況(個人の感想です)。
同じ山梨県の公共施設でも先とは違いますな~。
新しく広々とした施設なので、そのあたりを気にしなければ気持ちよく過ごせるでしょう。
次は狙っていた食事処へ行ってみたものの、むむぅ。。。
笛吹市境川観光交流センター 寺尾の湯
山梨県笛吹市境川町寺尾1534
055-244-2615
入浴料 700円(甲府市・笛吹市・山梨市・甲州市外の大人)※該当市内の75歳以上は200円
10時~21時
休館日:毎週水曜、年末年始
<源泉名:寺尾の湯>
アルカリ性単純硫黄泉(低張性・アルカリ性・低温泉)
33.6度
pH9.6
成分総計 0.663g/kg
内湯でほぼ透明~微黄白色微ささ濁り
露天で白黄色ささ濁り
薬っぽい金気風味、消毒の微塩素風味あり
硫黄風味皆無
しっかりとしたスベスベ感あり
加温循環塩素イン
2023年6月入湯
※数値はH29の分析表より



















