2022年10月半ば頃に一人で5泊しながら廻った東北5県の湯修行旅シリーズ。
寄り道しながら長々と続けてきましたが、今回でいよいよ最終回。
岩手県は湯田温泉郷におります。
本編の前に、いつもの様にここまで行程リンク集からどうぞ。最初の投稿は6月末ですわ(^^;
<1日目>
<2日目>
<3日目>
<4日目>
ああ、大滝温泉(番外編)
<5日目>
<6日目>
湯田湯川温泉はまるで秋田の十和田大滝温泉と同じように結局1つも入湯できないまま、湯本温泉エリアへ。
湯本温泉という名前の温泉も全国にいくつかあり、ここでは以前に倣い湯田湯本温泉と表記します。
湯田湯本温泉は湯川温泉と同じく前回に行ったのは2017年11月。
その際に訪れたのが、まず泊まった宿のこちら。
そして翌朝に立ち寄ったこちら。
どちらも湯田湯本温泉らしい芒硝泉の魅了たっぷりな湯が楽しめたのは個人的にもしっかり思い出せる![]()
さて和賀川沿いの県道1号、盛岡横手線を北へ進み、湯本温泉の歓迎アーチをくぐり、先へ。
今回は温泉街から路地を入ったところにある公衆浴場「丑の湯」へ行ってみることに。
ちょっとわかりづらいところにあるが、パチンコ屋の裏となり、5台分の駐車場もある。
「丑の湯」というのは湯本温泉の開湯にまつわる話から来ている。動物温泉発見奇譚の一つ。
引用すると「ある日、牛方が牛に重いものをいっぱい積んで湯本に入り、現薬泉観音堂付近でしばらく一服(休息)をし、立ち上がろうとしたところ、そこは湿地帯だったので牛が重みでぬかってしまった。やっとのことで引き上げたところ、そこからお湯が湧いてきた。後にそこに風呂場を作り、それに因んで「丑の湯」と呼ぶようになった」
これが1658年のことなんだそう。
こちらの公衆浴場は昭和56年に開業。
湯田湯本温泉 丑の湯
到着したのは15時前。
営業時間は14時~20時で、毎週月曜が休館日(祝日の場合は翌日)。
朝はやってないのでご注意を。
写真↑では見えないと思いつつ、町内の他温泉施設の営業時間が書かれているのは親切。
入浴料は一般440円。
町内在住65歳以上は350円。
小さな公民館のような建物なだけあり、休憩所もあった。
浴場はシンプルに男女別の内湯のみ。
先客は2人居たけれども、粘っている内に後半少しだけ独り占めに成功。
ただし湯気等で不鮮明な写真が多くなってしまいました。。。
こちら丑の湯、昔は湯使いも悪く塩素臭が強いなどという書き込みも見たことがあったが、いつからかかけ流しに変更。
公衆浴場としての塩素消毒は定期的にやっているようだけれども、訪れた際にはそんな嫌な臭いは全くせず。
浴槽は途中に境のある構造で、一応温度差を付けているのだけれども、詳細は後程。
洗い場はシャワー付きカランが数組並び、簡素ながらシャンプー類の設置もあった。
カランから出るのは真湯なのか、源泉なのか、よくわからず。。。
一応写真は撮っているので載せます。
源泉だとしても加水量が結構あって薄まっているでしょう。
2つに分かれた浴槽の手前から。
こちらの方が一応熱めの設定なので、こちらをメイン浴槽とします。
無色透明な湯は源泉名が「湯本温泉(第6号泉)」。
湯本温泉の各宿にも配湯している共有泉。すなわち上の方でリンク先を貼った「大正館」や「一休館」と同じ源泉。
源泉温度95度、pH7.6のナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。
成分総計は1.571g/kg。
動力揚湯での湧出量は500リットル/分もあり、配湯しても十分な量。温度も高すぎるぐらいに高い。
この湯をあらかじめ加水してかけ流しにて使用。
浴槽の温度を測ってみると。。。
43.8度とやや熱いけれども、共同浴場の感覚だと適温レベルかな。
湯口はそれぞれの浴槽共に専用となっている。
もちろん注がれる源泉は同じ。
淡い芒硝臭系の香り。
淡い塩味と僅かなダシ味がした。
湯口の温度を測ってみると。。。
55.5度とこなれた温度に調整されている。
しっかりとしたスベスベ感があった気がした。
連日の連湯で肌センサーはあまりアテにならなくなっておりますが。。。
奥の方の浴槽もチェック。
浴槽サイズにそれほどの違いは無さそう。
こちらの浴槽温度を測ってみると。。。
43.3度と0.5度しか変わらない。
入り分けをして楽しむほどの差はないので、まあどちらでも空いてる方へどうぞといった感じなのかも。
普段はもう少し差を付けているのかもしれないけれども。
木の湯口だと芒硝泉系の白いモコモコが付きにくいのはちょっと残念だけれども、メンテがしやすいのかな。
ここで成分の数値について簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが390.4mg、カルシウムが71.4mg、カリウム20.4mg、リチウム0.3mg、マグネシウム0.2mg。
陰イオンは硫酸563.5mg、塩化物303.1mg、炭酸水素62.0mg、フッ素6.5mg、炭酸0.2mg。
遊離成分はメタケイ酸145.2mg、メタホウ酸2.8mg、遊離二酸化炭素5.3mg。
こちらの湯口も温度を測ってみると。。。
53.6度と、手前の湯口より2度近く低い。
たまたまなのか、何か仕組みがあるのかはわかりませんでした。
5泊に及んだ東北湯修行旅のラストの湯として飾るに値する湯だったのかはよくわかりませんが、大好きな湯田湯本の湯が加水ながらもまた楽しめたのはよかった![]()
まだ15時台ではありつつも、これから数百キロを運転しないといけないので終了。
最後ぐらいもう少し良い表情をすればいいのにねぇ。あるいは物思いに耽っていたのか。知らん。
4か月にわたって長々とお付き合い、ありがとうございました。
次の温泉シリーズは時系列でいうとまだ2022年の11月の栃木と福島の湯シリーズなのですが、告知関係を少し挟み、先に今年6月の「大阪一人飲み修行旅&少し温泉」ってやつをやります。乞うご期待。
修行と名付ければ何でも許されると思っているのかっ![]()
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タイトルは変えるかも。
湯田湯本温泉 丑の湯
岩手県和賀郡西和賀町湯本30-82-1
0197-82-3790
入浴料 440円
営業時間 14時~20時
毎週月曜定休(祝日の場合は翌日)
<源泉名:湯本温泉(第6号泉)>
ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 (低張性・弱アルカリ性・高温泉)
95度
pH7.6
成分総計 1.571g/kg
無色透明
淡芒硝臭あり
淡塩味、微ダシ味あり
しっかりとしたスベスベ感あり
加水かけ流し
2022年10月入湯
※数値はH27の分析表より

























