新潟と群馬の2泊旅から帰ってきました。
温泉は一人で5湯、友人と一緒に再訪を含め5湯と、比較的のんびりとした行程でした。
宿泊した宿は共に源泉温度が30度台のこの時期には最高のぬる湯![]()
1泊目は女将さんに頼んで翌朝を非加熱にしてもらったり、ゆっくり楽しみました。
それでは昨秋の東北の話に戻します。
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2022年10月半ばに一人で出かけた東北湯修行旅シリーズ。
4日目の午前中は大館市の街中の湯を巡っております。
最初に恒例の、ここまで行程リンク集から。まいどの方は先に進んでください。
<1日目>
<2日目>
<3日目>
<4日目>
大館市のスーパーの敷地内にあった「大館東台温泉 東の湯」の後は、そこから少し北上したところにある、街中のこれまた新しめの施設「ほうおう庭」へ。
露天とガーデンの温泉というサブタイトルも、ほうおう庭という名称も、ちょっと珍しい感じ。
2011年10月にオープンなのでまだ10年そこそこの新しめの施設。
8時半ちょい前ぐらいに到着。
露天とガーデンの温泉 ほうおう庭
相変わらず目つきが悪いのは、真面目に修行している状況だからなのでお気になさらずに!
営業時間は6時半~21時と長く、湯巡りには好都合。
ただしブログ投稿する時点でこちらの現状を確認したら、何と2023年3月末で閉館してしまっていた![]()
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投稿を引っ張り過ぎて、閉館前にお知らせできなかったことをお詫びするしかありませぬ。
閉館の理由までは調べてないものの、後述するように大変素晴らしい湯だっただけに残念。
何かしらの形で復活することを祈るばかり。
そういうわけでちょっと写真は多めになるけれども、できる限りこちらの施設の魅力をお伝えできればと思います。
館内に飾られている植物の多さにまず目が行く。
植物だけでなく、玄関のすぐ近くにインコもいた。
マルちゃん、初めまして。
ぼくもある人からマルちゃんと呼ばれてるんですよ。
入浴料450円のところ、JAF会員割が効いて400円となった。
旧車に乗っていた頃は結構JAFのロードサービスを利用していたけれど、普通の車に乗るようになってからはJAFの特典はもっぱらクーポンやらこの手の割引だな~(^^;
植物が多くてなんとも落ち着くロビー。
女将さんらしき女性ともしばし世間話。
浴場は男女別にそれぞれ内湯と露天エリアがある。
では男湯へ。
ゆっくり過ごされている先客が居たが混んではいなかった。
浴室は入ってまずサウナがあり、小さな水風呂。その奥にメイン浴槽。左手が洗い場。
サウナはこの時は15時以降しか使用できず、ポリバスの水風呂もやる気が感じられなかったので利用せず。
独立した洗い場は広く、そして常にだれかが居る状況だったので詳細写真は無し。
カラン&シャワーが源泉かどうかも確認しておりませぬ。
では内湯のメイン浴槽。
ほぼ無色透明~微々黄色の湯は源泉名が「露天とガーデンの湯 鳳櫻庭」。
ちなみに分析書によると分析を申請したおそらくオーナーさんの名前が櫻庭さんでした。
源泉温度42.7度、pH7.9の、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉。
成分総計は7.901g/kg。
この湯を完全かけ流しにて使用している。
オーバーフローの量もなかなかにしっかり。沈着も見受けられる。
湧出量は掘削・動力揚湯で120リットル/分。
湯口の上には蛙が横たわっている…お腹には「のんびり蛙」と![]()
淡いダシ臭と、奥に僅かにタマゴ臭を感じた。
淡いダシ味と淡い塩味、そして僅かなタマゴ味。
なかなか魅力的な風味![]()
しっかりとしたツルスベ感が心地よく、ぬるめの湯と相まってのんびりしてしまう。
修行なので観察を続けなくてはならず、露天エリアへ。
内湯の奥にあるガラス戸を開けると目の前には露天とガーデンの温泉というサブタイトルならではの光景。
鉢植えが多いのもありそうであまりない光景かも。
そして露天風呂は左右に小さな浴槽が1つずつ。
どちらもせいぜい2人ぐらいの規模。
使用源泉は左右どちらも内湯と同じだけれども、マニア目線で観察すると微妙な違いがあったり![]()
ではまずこの写真↑右側の木の浴槽から。
源泉のお話は内湯をご参照ください。
塩ビ管の湯口からはなかなかの量の源泉が投入され、同じく完全かけ流しでオーバーフローもざんざん。
黒茶色の沈着もしっかり観察できる。
浴槽温度を測ってみると。。。
39.3度と内湯とほとんど変わらない印象。
湯口の横にはコップが置いてあった。
もちろん改めて飲泉。風味は内湯と同じ。
ではここで源泉の成分数値について簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが2202mg、カルシウムが454.3mg。この2要素でほとんどを占める。
以下はカリウム14.4mg、マグネシウム9.7mg、ストロンチウム5.4mg、鉄Ⅱ2.0mgなど。
陰イオンは硫酸が3294mg、塩化物が1840mg。この2要素でほとんどを占める。
以下は炭酸水素37.6mg、臭化物6.2mg、フッ化物2.7mgなど。
遊離成分は少なめで、メタケイ酸21.7mg、メタホウ酸1.6mgなど。
湯口の温度を測ってみると。。。
40.4度と、浴槽温度を考えるとなかなかしっかり投入されていることが分かる。
しっかりとしたツルスベ感は同じだけれども、この浴槽のみ少ないながら細かな泡付きが確認できた。
結果的に一番気に入った浴槽![]()
ではもう一つの岩の浴槽へ。
こちらも同じく完全かけ流し。
しっかりのオーバーフローと沈着も変わらず。
さて、こちらには湯口が2つある。
向かって左が独自の湯口で、向かって右が内湯のオーバーフローが注がれる仕組み。
この辺がマニア目線の違いという点です![]()
左の湯口の温度を測ってみると。。。
41度と木の浴槽の湯口より若干高い。
ところが浴槽の温度を測ってみると。。。
37.4度と木の浴槽や内湯よりも低い不感温度。
もちろん内湯からのオーバーフローの投入分が温度が下がっているからで、微妙だとは言え結果的に温度違いの入浴が楽しめる![]()
良い湯が良い湯使いで、さらに全体の雰囲気も個性的だったこちら「ほうおう庭」。
開業して12年ほどで閉業とは何とも残念でたまらない。
源泉が枯渇したわけではないようなので、何とか引き継いで営業してくれる人はいませんかねぇ。
露天とガーデンの温泉 ほうおう庭 ※2023年3月末で閉館
秋田県大館市観音堂393
0186-49-857
入浴料 450円のところJAF割引で400円
6時半~21時
<源泉名:露天とガーデンの湯 鳳櫻庭>
ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
42.7度
pH7.9
成分総計 7.901g/kg
120リットル/分(動力揚湯)
ほぼ無色透明~微々黄色透明
淡ダシ臭、微々タマゴ臭あり
淡ダシ味、淡塩味、微々タマゴ味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
露天の木の浴槽で少ないが細かな泡付きあり
完全かけ流し
2022年10月入湯
※数値はR3分析書より
































