2020年7月末に行った温泉旅のお話。
初日の宿、湯ノ花温泉「本家亀屋」の極上湯を堪能し、さて晩ご飯![]()
その前にこれまでの行程を例によって並べる。
湯ノ花温泉 本家亀屋 <食事編>
離れた場所にある専用の浴場(それと共同湯も1つ入ったがそれは次回以降で)をまず1回堪能し、宿に戻って来た。
食事は18時半からにしてもらっている。
1Fにある広間でいただく。
我々2人で貸切状況は言うまでもない。
囲炉裏が切ってあるが夏だったからか使用せず。
冬場は使うのかな。
広間の調度品はどれも非常に年季の入ったものばかり。
しげしげと眺めてはみるものの、テーブルには前菜が置かれていた。
まずは瓶ビールを注文(写真なし・銘柄はアレでは無いのでご心配なく)。
それぞれ小鉢ではあるが、懐石料理のようなちまちました量ではなく、しっかりおかず分の盛りがある。
そしてそれぞれがどれもハッとする味わいなのだ。
一番向こう側にあるのが、キクラゲの白和え。
色味は皿を並べた写真の方が近いか。
白和えにはピーナッツも入っており、思わずニンマリ![]()
左がモロッコインゲン。
インゲンもパキンとした味わいで、さらに味噌がよい。
そして驚いたのが青トマト。
スライスしたニンニクと共に醤油漬けにしてあり、瑞々しいのに何ともビールに合う![]()
そして茄子とピーマンを素揚げにしたもの。
ポン酢で味付けして大根おろしを載せてあり特に珍しさはないが、何だろう、とにかく野菜が規格外に美味しい![]()
上記のトマトもインゲンもそうだがどの野菜も実に充実していて、すでにもうメインディッシュなのである。
量もしっかりあるし。
次は見た目通り、冷奴。
ところがむむむ、何だこの豆腐は!
まさに豆の旨味が凝縮されており、何度も噛みしめてしまう![]()
旅先の豆腐で驚かされることは多いが、これも十分その価値あり。
魚その1は煮付け。
ご主人に確認したところ、カラスガレイとのこと。
珍しいものではないが、甘くて美味しく、日本酒が飲みたくなる。
というわけで、次は日本酒。
ぼくの大好きな会津の地酒「花泉」があったので冷やで注文(写真なし)。
熱々の煮物も出てくる。
甘めのおでんみたいだなと思ったが、ダシ自体は濃くない。
野菜が甘かったのだ。
魚その2は岩魚。
塩焼きにしたものをさらに揚げてあり、これも熱々で提供。
そうなると頭からガブリ![]()
あははは、たまらん旨味![]()
小骨一本残さず完食した。
茶碗蒸しももちろん熱々で。
これもしっかりとした量があった。
割烹などで出てくるフワフワなタイプではなく、しっかり固めの家庭の茶碗蒸しといった感じ。
椎茸から出るダシが効いていた。
ネギの味も濃いんですわ。
〆の炭水化物は、餅。
おろし醤油でいただくのだが、なんだこの食感と旨味![]()
揚げてあるかと思ったが、焼いてこのサクっと感を出している。
よってダイレクトな米の旨味と思わず食べ進んでしまう食感なのだ。
ご主人曰く、餅の焼き方だけは子供に褒められるんですよとのこと。
いやいや、他もお見事です![]()
普段は餅を嫌って食べない相方も、美味しいと連発して完食していた。
実に見事な焼き餅に脱帽。
こうやって並べると見た目の派手さは全くないが、どれも手抜きのない納得の品々。
肉こそ出てこないが量も十分、実に満足![]()
ぼくが温泉宿でまさに食べたい料理の数々だった。
秋以降なら名物の手打ち蕎麦が味わえるそうで、それもぜひいただきたいものだ。
それでは次に、同じ広間で朝食を。
まずテーブルに置かれていたのがトマトときゅうり。
皿からして家庭感に満ちているがこのトマト、女将さんが育て、この日の朝にとってきたばかりのもの。
文字通り地場の朝採れトマトを朝に食べさせてもらったのだ![]()
いや~、これ以上ない瑞々しさ、贅沢さで何とも美味しかった![]()
それでは基本のおかずラインナップ。
これに焼魚、ご飯と味噌汁が付く。
ご飯はおひつで。
予想通り、ご飯も最高の炊き具合。
文字通りピカピカのご飯だ。
ではそれぞれのおかずを一つずつ紹介。
煮物。
ホッとする味わいでご飯が進む。
納豆。
ぼくが納豆を普通に食べるようになったのは、40歳ぐらいの頃から。
今は違うだろうけど、昭和の関西人では納豆を全く食べない人も多く、ウチの家庭がそうだったので成人するまで見たこともなかったのだ。
その後しばらくは全く受け付けなかったが、とあるきっかけで納豆のドアが開いた![]()
それ以降、美味しくいただけるようになったのである。
実際この納豆も美味しかった![]()
ムラサキハナマメ。
豆が巨大だが、味わいは大味でなく旨味しっかり![]()
ハムエッグ。
これは普通に醤油をかけていただく。
しょっぱいもの担当だ。
味噌汁の具はキャベツ、ジャガイモ、豆腐。
特にジャガイモや豆腐はこれまで登場してきてるが、それ自体が美味しいためこの味噌汁も言うまでない。
焼魚。
何の魚か聞き忘れた。
切り身は小さいが、身は厚かった。
理想的な朝ご飯、完食。
全部美味しかったな~![]()
写真を撮り忘れたが、挽きたて淹れたての珈琲も美味しかった。
1組限定(普段は2組)、建物は魅力的、湯はマニア的にも最高、そして大満足の食事。
これで8000円はもう価格崩壊レベル、もうけ度外視。
予約はなかなか取れないようだが、ぼくも何とか冬の間に再訪したい![]()
…はい、2021年めっちゃ寒い頃に予約できた![]()
楽しみ~
湯ノ花温泉 本家亀屋
福島県南会津郡南会津町湯ノ花390
0241-78-2519
一泊二食付 8000円+入浴税
立寄り入浴不可
2020年7月宿泊




























