皆さま、こんにちは!
今日は4年前に訪れた予讃線から
壬生川(にゅうがわ)駅の訪問記です。
予讃線(当時は讃岐線→讃予線)が開通した
大正12年に開業した駅でした。
JR四国の駅を見るたびに毎回思うことですけど…
古い駅舎の活用方がとても優れてます。
壬生川駅の駅舎も実は国鉄時代から使われているモノ。
竣工年が記された建物財産標が見当たらないので
確証はありませんが、
大正12年に開業した当時の駅舎である可能性が大なのですよ。
そんな駅舎には
パン屋さんのリトルマーメイドが入居してました。
ネットで見ると
リトルマーメイドのマニアさんが
「壬生川駅のお店は旧ロゴが掲示されていてすごい」と
呟かれてましたっけ。
それにしても世の中には
いろんなマニアさんがいるんですね…
駅便(駅の便所)マニアの自分が言うのもなんですけど。
駅前に立つ観光案内の看板に
かわいいタヌキさんがいらっしゃいました。
壬生川駅になぜタヌキ?と思いましたら、
壬生川駅がある西条市には「喜左衛門狸」の伝説があるそうで。
駅周辺では至る場所で喜左衛門狸と出会えるんですって。
こちらは駅前にある「タクシーのりば」の待合所です。
ここにもタヌキさんがいらっしゃいましたが…
うわぁ、中に人がいた!!
間近で覗き、驚きのあまりのけ反っちゃいました。
中にいらっしゃるのが
伝説の名の持ち主である喜左衛門さんか?
伝説の詳細はネットで見れるますので検索してくだされ。
街中いたる場所に「見どころ」があるそうですけど
個人的な「見どころ」は駅構内にありました。
それでは中を覗いてみましょう。
壬生川駅は東予地方の街中にある駅で
すべての特急列車が停車します。
「みどりの窓口」も営業中でした。
自分が壬生川駅訪れたのは令和3年4月でしたが
同年12月に「みどりの窓口」は終了したそうですよ。
待合所はこんな感じでした。
奥に店舗跡が見えますけど
ひと昔前までコンビニ(ビッグキヨスク)があったそうな。
立地の良さを生かさないのはもったいないと感じるのは
自分だけでしょうかね?
続いてはホームにイン。
壬生川駅は列車の退避が可能な相対式&島式ホームによる
2面3線構造でした。
島式ホームの外側(西側)に側線が1本伸びてますが、
国鉄時代に存在した東予園芸農協専用線の遺構です。
この専用線は東予園芸農協が発足した昭和41年に敷設。
その線路の脇に農業倉庫がありました。
昭和57年に専用線が廃止されたのちは
線路も撤去されたようですけど、JRに移行後に再敷設。
現在は保線車両の留置線として使われてるようです。
さてさて、ブログの表題に書いた「施設のナゾ」についてです。
2本のホームを結ぶ跨線橋に注目ください。
3日前のブログで床材に「木」が使われてる
土讃線・西佐川駅の跨線橋の様子をUPしましたが、
壬生川駅の跨線橋の床材も木製なのです。
それだけではありません。
屋根の支柱にも木が使われており、
一見した感じは西佐川駅のモノよりも古い仕様なのですよ。
そうなると気になるのは
この跨線橋はいつ造られたかということ。
跨線橋自体の建物財産標が貼られてないので
確かな竣工年は不明ですが、
一体になってるホーム上屋に建物財産標が付いてました。
昭和24年に竣工ですと!?
…となると跨線橋の竣工年も昭和24年か。
そこで国土地理院のサイトに掲載中の
昭和23年撮影の航空写真を見たところ…
確かに跨線橋やホーム上屋が写ってませんね。
そうなると新たな疑問が出てくるワケでして…
壬生川駅の跨線橋は戦後製だとしたら
なぜこんな古い造りなのでしょう?
そこで注目したのが屋根の下で使われてる部材(骨組)です。
この形状、どこかで見たような記憶がありまして…
高徳線・蔵本がで使われている跨線橋は
明治43年に造られたモノでしたが
その跨線橋とほぼ同じ部材(骨組)なのです。
下は蔵本駅の跨線橋ですが上の画像と見比べてください。
両者を見比べると大きさや形状は一緒、
リベットの数まで一致してるのがわかりますよね。
壬生川駅の跨線橋が古く見えるのは
他で使われていた明治時代の跨線橋を移設したモノだから。
実はJR四国内では最古級の跨線橋ではないでしょうか?
そんなことを思ったら、
跨線橋の壁に開いた穴も可愛く見えてきました。
それと壬生川駅の島式ホームには
上屋(待合所)が2つありますけど、
南側(高松駅寄り)にあるのは更に古いモノでした。
こちらの竣工年はなんと壬生川駅が開業した大正12年なり。
そのことを記す建物財産標が貼られてましたよ。
最後は跨線橋から俯瞰した壬生川駅の構内で〆ます。
今回は跨線橋のことばかりいろいろと書きました。
実は「建築当時から同じ場所にある跨線橋」で有名だった
明治43年に竣工、令和3年まで使われていた
武豊線・半田駅の跨線橋にも同じ部材が用いられてます。
壬生川駅の跨線橋については今後も調べてみますが…
駅よりも古い歴史の持ち主だったら面白いと思いません?
壬生川駅(令和3年4月10日)
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