皆さま、こんにちは!
今日は4年前に訪れた予讃線から
三津浜(みつはま)駅の訪問記です。
駅ファンの同志の皆さんにとって
四国を旅する楽しみは
古い木造駅舎が見れることではないでしょうかね?
三津浜駅の駅舎は近代的な装いに改装されてますけど
古いモノであることは十分伝わってきます。
三津浜駅が開業したのは
予讃線(当時は讃予線)が開通した昭和2年のこと。
開業当時の駅舎はWikipediaに掲載されてますので
チェックくだされ。
開業当時の駅舎は現在と比べるとえらく小さく感じますが、
とある時期に増築されたのではないかと。
国土地理院のサイトに掲載中の昭和22年撮影の航空写真を見ると
現在のほぼ同じ形状の駅舎が写ってました。
サンルーフが付いてるオシャレな駅舎ですけど
戦前に建てられた可能性があるワケでして…
これだからJR四国の駅舎ウォッチはやめられません。
ちなみにこのサンルーフはダミーではなく本物。
待合所に光が煌々と差し込んでましたっけ。
現在は無人駅の三津浜駅ですけど
構内にうどん屋さん(多麿屋さん)が入居してました。
うどんは2日に1回は食べてる超うどん好きな自分。
お店が開店する前に来ちゃったのが悔やまれます。
うむむ?持ち帰り用のうどんが一玉100円とな?
近所に三津浜駅があったら
毎日うどんを買いに来てたかもしれませんって。
お店を進んだ先に
かつての出札窓口と待合所がありました。
続いてはホームにイン。
三津浜駅は列車の行き違いが可能な
相対式ホーム2面2線構造でしたよ。
2本のホームは跨線橋で結ばれてますが、
これが面白い造りでして…
構内の南側に駅の東西地域を結ぶ自由通路があるのですが
これに直結しているのです。
跨線橋と自由通路の直結部分はこんな感じでした。
空中に設けられた通路の分岐点を見るとワクワクしちゃうのは
自分だけでしょうかね?
先に造られたのは自由通路で
竣工時期はおそれくは昭和30年代後半~昭和40年代初頭かと。
三津浜駅は昭和60年に一旦、無人化されてますので
跨線橋が造られたのはその直後ではないでしょうか。
自由通路が設けられた時代は三津浜駅で貨物の取り扱いがあり、
構内の東側に荷役施設があったことから
施設を跨ぐ長い自由通路が設けられました。
こちらは自由通路が造られる前の
昭和37年に撮影された航空写真です。
この頃は駅舎の北側に巨大な上屋を持つ貨物ホームと、
構内南側にある倉庫に繋がる引込線があった模様。
駅舎脇の貨物ホームに6両の無蓋車、
倉庫に繋がる引込線の手前側、
現在の2番線ホームの隣にも6両の有蓋車が写ってました。
構内南側の倉庫(大栄倉庫産業㈱さん」)自体は
現在も操業中です。
当時は食糧倉庫だったとみてましたが
発着していた貨物列車の積荷が気になりますね。
2番線ホームの裏側にあった貨物列車の待避線、
昭和59年に貨物列車が廃止され
JRに移行した直後も残されていたみたいですけど、
現在は撤去され未舗装道路に変わってました。
さてさて、ブログの表題に書いた「競馬場」の件です。
昭和22年撮影の三津浜駅周辺の航空写真を見てたところ
こんなものを見つけちゃったのですよ。
これって、ひょっとすると競馬場?
そこでネット検索をすると…ありました!
三津浜駅の北側には
昭和4年に開設した三津浜競馬場があったんですって。
この競馬場は見ての通り、中央部分に畑がある競馬場で
農家の皆さんの娯楽として愛用されてたとか。
終戦直前に営業が中断されましたが戦後になると復活。
ところが昭和24年に松山競輪場が開設されると
娯楽の中心はそちらに移り、
三津浜競馬場は昭和30年に閉鎖されたそうです。
競馬場の跡地はその後、民間に売却されましたが
コースだけはしばらくの間残されたようで。
結局はコースも時期をずらして民間に払い下げされましたが
そんな経緯からコースの一部が
今もわかる状態で残されているらしいです。
そこで跡地をグーグルマップで見直したところ…
ホントだ!コースが残ってるじゃないですか!
仮にコースが右回りだとして、
第2カーブを過ぎた辺りの住宅の並びと
道路に転用された第4カーブに注目ください。
コースの位置取りはこんな感じのはずです。
昭和30年に廃止され70年が経過した三津浜競馬場。
それなのにコース跡が今も残っているだなんて…
次回に四国を旅する際は絶対に再訪したいです!
話題を駅に戻しまして…
ホームに「線路内通行禁止」の文字が残っていたり…
跨線橋が造られた直後に書かれたのかな?
古い木造駅舎が残っていたりと、
とにかくステキな三津浜駅でした。
そうそう、三津浜駅に来たら持ち帰りのうどんも買わなくちゃ!
三津浜駅(令和3年4月10日)
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