皆さま、おはようございます!
室蘭本線の南端にある室蘭支線(室蘭駅~東室蘭駅間)。
製鉄所の構内を横目に見ながら伸びる電化区間です。
雰囲気がどことなく鶴見線に似てると感じるのは自分だけでしょうかね?
道内の他の路線では見れない独特な景色が楽しめるので、
ここが好きだって方も多いのではないでしょうか。
そんな中にポツリとあるのが室蘭本線・御崎(みさき)駅でした。
御崎駅は明治38年に開業、
駅舎が改築された平成元年以降に簡易委託駅の時代を経て、
現在は無人化されましたが、
ここがタダの無人駅だと思ったら大間違い!
大井川鐵道や国鉄山口線等で運行される観光列車を除けば、
蒸気機関車が日本国内で最後まで運行されてた駅なのですよ。
御崎駅から日本製鋼室蘭製鉄所までの間を
昭和56年まで輸送会社・鐵原コークスの貨物専用線が伸びており、
ここで2両の蒸気機関車が活躍してたのです。
三笠鉄道記念館で現在も動態保存されてる蒸気機関車のS-304は、
ここで活躍していた最後の機関車なんですって。
こちらは製鉄所が盛況だった昭和36年に撮影された航空写真。
国土地理院のサイトから転載しました。
運行中の石炭列車が写っているのが見えますかね?
御崎駅の構内に数多くの側線(貨物列車の留置線)が確認出来ますが、
宮脇俊三先生は書籍で「壮観としか言いようのない構内」と著してました。
そんな御崎駅だから駅前にも街が栄えた面影が残ります。
ズラリと並ぶ建物はかつての駅前商店だそうですよ。
そうなりゃ、
御崎駅にも貨物輸送で栄えた面影が残っているんじゃないかと
ワクワクしながら訪ねたのですけど…
まずは駅舎の中から覗いてみましょう。
駅舎は昭和元年に建て替えられたモノとのこと。
無人駅化を見込んで建てられた駅舎なのかは不明ですが、
建て替えからほどなくして
御崎駅は構外簡易委託駅に変わったみたいですね。
シャッターで閉ざされたスペースには
かつてキヨスクが営業していたらしいです。
デッドスペースにしておくには勿体ない気がしますけど。
商売をするには最高な場所ではないでしょうかね?
続いてはホームにイン。
御崎駅は相対式&島式ホーム2面3線構造…
現在は島式ホームの西側が廃止され、
棒線構造の相対式2面2線構造に改められてました。
2本のホームは跨線橋で結ばれてます。
かつての島式ホームは長い上屋で覆われていたとのこと。
上の方にUPした昔の航空写真をチェックくださいね。
それでは「壮観」と言われていた構内の現在の様子ですが…
ヤードが廃止されたのは今から35年以上も前のことです。
さすがにソレっぽいモノは見当たりませんでした。
なお、かつて鐵原コークスで活躍した蒸気機関車「S-205」が
テツゲン室蘭支店の工場構内で静態保存されており、
室蘭本線の車窓からも見えるそうです。
雑草が生い茂ると隠れてしまうので、その際は歩いて工場に近づくべし。
道道からフェンス越しに見ることが出来るらしいです。
雑草が枯れてる11月でもこの状態ですから、
草木が生い茂る春~夏は仕方ありませんわね。
…以上、蒸気機関車が貨物輸送で活躍した最後の地である
御崎駅の現在の様子でした。
最後に、御崎駅の近くでこんなガスタンクを見かけたのですけど…
まさか岬君のしわざ?
「御崎」の地名は、この地が「岬」が語意のアイヌ語「エトチケレップ」と
呼ばれていたことから由来してるらしいですぜ☆
自分もキャプテン翼のキャラのような頭身になりたい。
母恋駅 前編(平成29年11月15日) ・後編(令和2年9月1日)
御崎駅(平成29年11月15日)
北吉原駅(平成29年11月13日) ・改築後(令和3年12月20日)
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