皆さま、おはようございます!
一昨日のことです。
テレビを見ていたら徳島線の阿波山川駅が出てきました。
番組は日野正平さんがチャリに乗って日本全国を旅するやつ。
NHKの「にっぽん縦断こころの旅」っていう番組ですね。
一緒に見ていたチビ(15歳♀)に
「おとーちゃん、ここに行ったことがあるんだよ」
と話したところ、完全に嘘つき呼ばわりされたのですよ。
嘘じゃないのに…
テレビに駅が映るたびに
自分が「ここに行ったことがある」と言うので、
適当に言ってると思ったのでしょうね。
チビとは過去に何度か一緒に駅巡りをしたことがあるので
自分が駅好きなことは知ってるのですけど、
「秘境駅」や「絶景駅」のような
人気の駅ばかり周っていると思ってたのかなぁと。
「自分は普通の駅の日常風景が好きなタイプだから
向かう駅のジャンルは特定してないよ」
とか言ってみましたけど、
チビはまったく理解してない様子。
観光地化して訪問者だらけになった秘境駅よりも、
誰にも見向きもされず存在してる小さな駅の方が
風情があって魅力的だと感じてるのですが、
この気持ち、同志の皆さんだったら共感いただけますよね?
さてさて、今晩は肥薩線から
西人吉(にしひとよし)駅の訪問記です。
西人吉駅は昭和27年に開設された停留所タイプの駅でした。
肥薩線は昭和26年に旅客列車の一部が気動車化されており、
昭和27年にホーム長50メートルの短いホームを持った4駅を新設。
※鎌瀬駅、海路駅、吉尾駅、西人吉駅
西人吉駅もその中のひとつでしたの。
ほぼ共通仕様の駅施設を持つ4駅ですが、
他の3駅は球磨川沿いにある絶景駅なのに対し、
西人吉駅は人吉市西部の街中にある
小さな無人駅です。
それじゃ、西人吉駅は魅力がない駅かというと、
とんでもございません。
決して旅人が不意に降りたくなるような駅ではありませんが、
なかなかな風情を持った駅ですのよ。
それでは構内のチェックを開始。
まずはホームの様子からです。
西人吉駅はホーム中央に上屋(待合所)を持つ
棒線構造の駅でした。
上屋が最新仕様なのは、
利用者数が多い駅だからなのかな?
肥薩線内の他の無人駅は
開業当時からの上屋を使用し続けている駅が
ほとんどです。
待合所の中には
こんな写真が飾られてましたよ。
写真の日付は昭和27年6月1日、
西人吉駅が開業した当日ですね。
写真のど真ん中に「西人吉」の札が立ってますが、
おそらくここが駅中心だったのではないかと。
だとすると
写真はこの付近で撮られたはずです。
古い写真の後ろに樹木の花が咲いてますが、
今もこの辺りは桜の名所みたいですね。
線路を囲むように桜並木があり、
春には満開の桜目当ての鉄道ファンが
数多く訪れるそうですよ。
ここは人気の鉄道撮影地なんですって。
そんなことなど知らず、
ここを12月に訪れてしまった自分。
下調べってホント大切ですよ。
さてさて、
冒頭に「風情がある駅」と書きましたが理由はこれ。
駅前にこんな建物が残ってたのです。
西駅無人販売所。
ここで言う「西駅」は、もちろん西人吉駅のことです。
看板の文字から察するに、
駅が開業した直後に建てられたお店だったのでは
ないでしょうかね?
人吉市は球磨川沿いに街が発展していたために
川から離れた場所の西人吉駅周辺はお店が少なく、
このようなお店が設けられたのではないかと。
上は昭和38年撮影の航空写真ですが、
駅周辺はお店どころか民家が疎らなのがわかります。
現在は人吉街道(国道219号線)がすぐ近くを通り、
賑やかに変わりました。
そんな中でこんなお店(廃墟?)が残ってるとか
すごくありません?
※無人販売所のことや昔はお店が無かった等のくだりは
個人的なフィクションが多分に含まれております。
そんなことで
普段から「普通の駅」が一番楽しいと感じていた自分。
なのに、自宅の最寄り駅に魅力を感じてなかったのはなぜだろう?
そもそも自分が言う「普通」ってなんだ?
こんなんじゃチビも理解できませんわな。
肥薩線
↑(八代駅方面)
西人吉駅(平成27年12月1日)
↓(隼人駅方面)
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