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皆さま、こんにちは!

 

今日は人気度がスター級の駅の訪問記です。

駅ファンなら、90%以上の方がこの駅の存在を知ってるはず。

令和2年7月豪雨の影響から休止状態が続いてますが

5年半前の平成27年12月に訪れました。

真幸駅の木造駅舎と周辺の風景

肥薩線・真幸(まさき)駅です!

この駅の人気が高いのには様々な要因がありますけど

挙げるとすると、

① 明治44年に開業した当時から使われている木造駅舎が残ること

② 乗車客数が片手に満たない秘境駅であること

③ 急勾配区間に設けられたスイッチバック駅であること

…といった感じではないでしょうかね。

国鉄時代は「縁起が良い駅名」であることから

切符を購入するファンが数多く訪れていたそうですよ。

 

肥薩線内では開業当時から使われてる木造駅舎が数多く残りますが

真幸駅もその駅のひとつでした。

肥薩線真幸駅の木造駅舎

 

自分が訪れた時は

開業100周年を祝うデコレーションが残ってましたっけ。

真幸駅 100周年記念 像

 

そんな古い駅舎なのに、大規模な補修もされず

オリジナルに近い状態で残されているのですからスゴイです。

肥薩線真幸駅の木造駅舎

 

真幸駅は昭和61年に無人駅に変わりました。

無人駅化されると廃れていくのが世の常ですが、

真幸駅は地域のボランティアさんに支えられているのでしょうね。

真幸駅友の会 看板、肥薩線

週末は観光列車(いさぶろう号・しんぺい号)の停車に合わせて

売店が営業してたみたいです。

 

続いては駅舎内の様子。

こちらもほぼ有人駅時代の姿のままで残ってました。

真幸駅の待合室、掲示物と時計

 

待合所は真幸駅の絵画のほか、蒸気機関車時代の駅の写真、

えびの市の観光ポスターが貼られギャラリー化してます。

真幸駅 待合室の風景

 

肥薩線には急勾配が連続する難所「矢岳越え」があるため、

スイッチバック駅(大畑駅、真幸駅)と

ループ線の「大畑ルート」が設けられているのは有名な話ですよね。

肥薩線スイッチバック駅の案内図

肥薩線の人吉駅-吉松駅間は距離が約35キロなのに対し、

列車の所要時間が60~80分もかかるのはそれが理由です。

 

その分、車窓風景は絶景の極み。

えびの市も肥薩線を観光名所として推しており、

真幸駅を主題にしたこんなポスターが貼られてました。

真幸駅の観光ポスターとスイッチバック

 

続いてはホームにイン。

構内踏切を渡ってホームに進入します。

真幸駅のユニークな駅舎とホーム

ラッチに付いてた切符の回収箱、めっちゃビビりましたわ。

 

先にも書きました通り真幸駅はスイッチバック構造の駅で、

構内に1面の島式ホームを配してます。

真幸駅の木造駅舎とスイッチバック線路

真幸駅の木造駅舎とスイッチバック線路

 

こちらはホームの先にあるスイッチバックに配された線路でした。

真幸駅構内、スイッチバック線路の様子

鉄道ファンなら絶対に気になるスイッチバックですが、

八代駅方面に向かう列車は横取線に進入し、

方向を変えてから八代駅方面に進行します。

 

駅の背面に築堤が見えますけど、

スイッチバックの先にある八代駅方面行きの線路。

肥薩線の矢岳越えを体験した方なら、

車窓から見下ろした真幸駅構内が記憶にありますよね。

真幸駅のプラットホームと線路

ちなみに上の写真の奥に写る側線は

蒸気機関車の退避用に使われていたモノらしく。

 

駅舎内に貼られていた当時の写真と見比べてみてください。

ここに3両の蒸気機関車が並ぶ姿が写ってましたよ。

昭和46年 蒸気機関車 真幸駅 スイッチバック

D51形とC60形蒸気機関車、真幸駅構内

さてさて、上の蒸気機関車(昭和46年撮影)の写真を見ると

当時の真幸駅は、秘境駅に変わった今と比べられないほど

活気があったように思われますが、

それには理由があり、昭和47年に起きた豪雨によって土石流が発生、

真幸駅と周辺地域を飲み込んだそうです。

この日を境に付近住民の皆さま全員がこの地から離れられ、

周辺には誰も住んでいない駅に変わったとのことでした。

 

駅舎の掲示板に、かつて駅周辺で暮らしていた災害移住者向けの

「幸せの鐘」に祈りを込めるツアーの案内がありましたが、

地域にそんな歴史があったんですね。

真幸駅の木造駅舎と掲示板

 

その「幸せの鐘」は島式ホームの中央に設置されてます。

真幸駅のホームと線路

 

駅に誰もいないことをいいことに自分も鐘をならしましたよ。

真幸駅のホームにある幸せの鐘

 

この鐘はただ鳴らせばいいのではなくて、

現在の幸せの度合いによって鳴らす数が違うみたいです。

真幸駅の幸せの鐘の案内

ちなみに自分は3回鳴らさせて頂きました。

若かりし頃に憧れていた日本全国を旅することが

叶いましたからね。

 

昭和47年に発生した土石流に流された岩石は

ホームに今も残されてました。

山津波記念石、昭和47年の災害を伝える8トン石

この岩石、重さが8トンもあるそうです。

こんな中でも駅舎が無事だったのは奇跡としか言いようがありません。

被災当時の写真も掲示されてますが、

土石流により駅前集落が飲み込まれたわかりましたよ。

 

他にも見どころがてんこ盛りだった真幸駅…

真幸駅の絵馬と幸せの鐘

肥薩線真幸駅の木造駅舎と看板

一日も早く復活してほしいですが、

山岳区間にある駅のために運行される列車が元々少ない上に、

一部区間が不通の肥薩線は観光列車どころではない状態です。

くま川鉄道が全線復旧した際は

人吉駅-吉松駅間だけでも早期復旧してほしいですが…

真幸駅にある「真の幸せ」、肥薩線にも分けてほしいなぁ。

 

 

 

 

訪問駅リスト(JR線)

肥薩線

↑(八代駅方面)

段駅(平成27年12月1日)

坂本駅(平成27年12月1日)

葉木駅(平成27年12月1日)

鎌瀬駅(平成27年12月1日)

瀬戸石駅(平成27年12月1日)

海路駅(平成27年12月1日)

吉尾駅(平成27年12月1日)

白石駅(平成27年12月1日)

球泉洞駅(平成27年12月1日)

一勝地駅(平成27年12月1日)

那良口駅(平成27年12月1日)

渡駅(平成27年12月1日)

西人吉駅(平成27年12月1日)

人吉駅(平成27年12月1日)

大畑駅(平成27年12月1日)

矢岳駅(平成27年12月1日)

真幸駅(平成27年12月1日)

吉松駅(平成27年12月1日)

栗野駅(平成27年12月2日)

大隅横川駅(平成27年12月2日)

植村駅(平成27年12月2日)

霧島温泉駅(平成27年12月2日)

嘉例川駅(平成27年12月2日)

中福良駅(平成27年12月2日)

表木山駅(平成27年12月2日)

日当山駅(平成27年12月2日)

↓(隼人駅方面) 

 

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