kyupinの日記 気が向けば更新 -3ページ目

授乳が終わったので普通に処方してほしいという希望

先月、記事をほぼ書き終わった時、偶然エッジがクラッシュし記事が消失した。仕方なく箇条書きであらすじを書いてアップしたところ、書きたいことは概ね伝えることができた。以下の記事である。

 

 

この事件は色々思うところがあり、つまり僕の記事は無駄に長すぎるのではないかと。上の記事はかなり内容がシンプルになっており、余計な文章がほとんどない。また「いいね」も250くらい付いており、普通より多いくらいだった。今日も同じような感じで、ツイッター風に短く記載する。

 

1、その姉妹は、理由は忘れたが同じ日に転院してきた。その姉妹は僕が主治医になった。

 

2、2人とも統合失調症ではなかった。また躁うつ病でもなかった。

 

3、うつ状態だが、今風に言えばASD+ADHDのグレーゾーン(二次障害)と言ったところか。

 

4、彼女たちはベンゾジアゼピン主体に抗うつ剤が多剤併用されており、まとまらない処方だった。

 

5、色々試行錯誤しているうちに病状は様変わりし表情も溌剌としてきた。

 

6、薬は何が決め手だったか、もう思い出せない。

 

7、半年くらいでその姉妹はうつ、ひきこもりを脱した。そして生活保護を返上した。

 

8、2人とも結構ハードな職場で働き始めた。肉体労働系である。

 

9、彼女は2年以上、同じ職場で働いていた。ところが1名は不運にも労災で怪我をした。

 

10、怪我そのものは重症ではなかったが、休職中に精神症状が悪化し再び働けなくなった。

 

11、もう1名は長く仕事が続き、職場の同僚と結婚し子供をもうけた。

 

12、ところが妊娠中に来院しなくなった。

 

13、数年後、再診。どうだった聴くと、妊娠、授乳中は薬なしでなんとかやっていたらしい。

 

14、再診した理由だが、授乳し終わったので、また向精神薬を処方してほしいと言う。

 

15、こういうのはなくないか?

 

16、彼女によると、薬がないと色々とギリギリと言うか余裕がないらしい。

 

17、では、シンプルに1剤から始めましょうと言った。

 

18、彼女はそれはダメだと言う。以前のように通りフルセットでほしいと言う。

 

19、(再び)こういうのはなくないか?

 

20、初診時より処方は整理していたが、それでもデパス3㎎とかの処方である(他、SSRI、非定型抗精神病薬などと思うが、詳細不明。20年くらい前なので)

 

21、僕は転院前からの処方中のベンゾジアゼピンは積極的に中止しない。

 

22、彼女によると、再び服薬し始めて日常のストレスが減り、育児がしやすくなったと言う。

 

23、その後、今も通院中だが、たまに3か月くらい間隔が空くので、きちんとは服薬していないのだろう。

 

(おわり)

 

参考

 

猫がお互いに頭や顔を擦り合わせること

キジネコがお座りしてこちらを見ている

 

キジネコがこちらを見上げたところ。オスネコで端正なお顔である。

 

キジネコがこちらを見上げている

 

俯いたところ。

 

キジネコが緑に囲まれこちらを見る

 

ぶちねこがこちらを見た。

 

キジネコが緑に囲まれてこちらを見ている

 

後ろに他のネコが来たので振り返る。このネコはメスである。

 

猫がお互いに擦り寄る様子

 

オスネコ同士が頭を互いに擦りつけている。この仕草は良く見る。そう言えば、10年以上前だが、病院の駐車場で知らないノラネコに車に乗る時に足を頭突きされたことがあった。その日以来、知らないノラネコに頭突きされたことはない。しかしお散歩するコースで顔見知りのノラネコにすれ違い様に、体を擦り付けられたことは何度かある。

 

上のネコがお互いに頭や顔を擦りつける行為だが、やはり名前が付いていた。GoogleAIによれば以下の通り。

 

猫がお互いに頭や顔を擦り合わせる行為は、一般的に
「ヘッドバンティング(Head Bunting)」や「アロラビング(Allorubbing)」と呼ばれ、猫同士の深い信頼や親密な関係を示すポジティブなコミュニケーションです。

1、臭いを共有し、仲間意識を高める(グループ・セント)
猫は頭や頬に臭腺(しゅうせん)を持っており、擦り付けることで自分の匂いと相手の匂いを混ぜ合わせます。これにより、お互いの匂いを統合した「コロニーの匂い(集団の匂い)」を作り出し、安心感を得たり、「仲間である」という証を確認し合ったりしています。

 

2、親愛の情・信頼の証
この行動は、仲の良い猫同士、あるいは信頼している人間や動物に対して見られます。敵対的な関係ではまず行われず、相手を安全な存在、あるいは家族として認めているという深い愛のサインです。

 

などと説明されている。この仕草は親愛の情を表現していると言ったところ。ネコの仕草は概ね名前がついているのだった。

 

トロペロンの販売中止について

 

2025年の4月、アルフレッサファーマ株式会社からトロペロンの錠剤、細粒、注射アンプルは在庫限りで販売中止とするとアナウンスされていた。2026年になり、在庫も僅かになりいよいよトロペロンは処方できなくなる。

 

トロペロンは代表的な定型抗精神病薬であるが、セレネース(ハロペリドール)の方が遥かに多く処方されていたため、トロペロンはニッチな抗精神病薬と言えた。

 

ところが、トロペロンの注射剤は統合失調症の重い病態でセレネースより効くということがあったし、なかったとしても大丈夫と言うほど不必要な抗精神病薬ではなかった。

 

近年、トロペロンは統合失調症の人で非定型精神病でうまくいかない人の一部でやっと行き着く薬なので、処方件数がかなり少なかったと予想される。

 

外来でそのような試行錯誤になりにくいため、処方される場面もほとんどが入院患者であろうし、読者の方でトロペロンを処方されている人はほとんどいないと思う。

 

アモキサンが異物混入を契機に販売されなくなったのと同様、トロペロンも販売中止になる運命だったと思う。

 

アルフレッサファーマ株式会社はトロペロン販売中止にあたり、ハロペリドールを代替薬として推奨している。トロペロンはジェネリックのチミペロンも販売中止になるからである。

 

 

ところが、セレネースとトロペロンでは薬の効き方が異なる。これはどのような背景があるのか不明であった。

 

細かいことだが、セレネースは基本、「うつ」にさせる作用がかなり大きい。これはセレネース液が躁状態の患者に奏功しやすいことでも理解できる。なぜか、躁状態の人にはセレネース液の方がセレネースの注射剤より効くことが多い。躁状態に人にセレネース液を服薬させると、翌日にはうつ状態(しかも希死念慮を伴う)に至っていることすらある。

 

一方、トロペロンはこの積極的にうつのフェーズに移行させる要素がほとんどないのである。したがって既にうつ状態の幻覚妄想に対し注射で対応するなら、セレネースよりトロペロンの方が優れている。

 

また、トロペロンの注射剤は、患者さんの気分をニュートラルからやや上のまま幻覚妄想を改善する際には適切な薬である。これはあたかも非定型精神病のような振舞いだが、なぜそうなのか今も理解できないでいる。人によれば、うつが改善した実感を持つ。これはセレネースの注射剤とは大差である。

 

しかし、うつ状態も伴うような重い幻覚妄想には、ジプレキサの内服やジプレキサ筋注で良い人が多い。トロペロンが選択されるパターンは、試行錯誤の末、その患者さんにはトロペロンがベストだと主治医が認識した時に限られる。これは確率的にかなり低い。

 

トロペロン内服をセレネースに変更した際、必ず悪化する人もいるので、トロペロン中止にあたり主治医には薬物治療の工夫が必要である。想像力も要求されると思う。

 

心療内科クリニックの増加と夜間輪番

日本では入院病床を持つ精神科病院は新規に開業できない。これは僕が精神科医になった当時には既にそのようなルールになっていた。

 

今日はこの記事を自分にしては結構長文を書いたが、保存する直前、ハッシュタグをつける際に突然ノートパソコンのエッジがクラッシュして再起動になり、なぜか書き終わった記事が消えていた。アメブロブログは、下書き保存しなくても自動で保存してくれているので油断していた。小まめに保存しておけばよかった。上の2行は、最初にタブレットで記載した2行。長すぎて、とてもじゃないが書き直す気になれない。

 

あらすじは以下の通り。

 

1、新規には有床の精神科病院は開業できないが、心療内科・精神科クリニックは可能。

 

2、精神科医に限らず医師は大都会で仕事をしたい人が多い。これは子供の教育も関係している。

 

3、大都市圏では勤務医は勤め先が不足する傾向。

 

4、精神科医が大都会で仕事をしたいなら、クリニック開業は選択肢に上がる。

 

5、そのような理由もあり都市圏で心療内科・精神科クリニックは増加。

 

6、クリニックは患者さんの夜間悪化はフォローできない。

 

7、クリニック通院中の患者さんは夜間の悪化の際に、精神科病院の輪番に受診するしかない。

 

8、その結果、夜間はクリニックは輪番に丸投げになっている。連絡が取れないので。

 

9、ところが精神科病院はクリニックについて驚くほど不満を言わず、わりあい円満な関係。

 

10、輪番でのクリニックへの不満は院長会でも聴いたことがない。

 

11、しかし精神保健指定医更新の研修会で、何県の医師かわからないが、この辺りの不満をぶちまけている医師がいた。つまりgive-and-takeになっていないこと。

 

12、おそらくだが、クリニック増加による外来患者を取られることや病床の稼働率の低下による危機感もあるのであろう。今から考えると厚生労働省の人も来ていたので、クリニック開業を少し規制してほしいという気持ちもあったように思う。

 

以上、このような感じで書いていました。

 

今度からエッジではなく、Googlechromeで書こう。

 

X(旧Twitter)の話

X(旧Twitter)は、2022年10月にテスラで有名なイーロン・マスク氏が買収しオーナーになった。その際にXに名前が変わっている。旧Twitterは利益が出ていなかったが、イーロン・マスクは収益が改善するようにサブスク的なコンテンツに変更している。時間が経てば、次第に利益が出るようになるかもしれない。

 

Xは上限の字数が全角140文字である。半角だと280文字。旧Twitterが短く字数制限されていたのは、tweetと言う意味から来ていたと思う。今はサブスクで月々料金を支払えば、1tweetで最大25000文字まで書き込める。よく思うが、Xで長文の書き込みを見るのはうんざりである。

 

僕はAmebaのアカウントとは別にXにもアカウントを持っているが、無料アカウントなので費用はゼロである。Xは精神科とは全く別のテーマでtweetしている。おそらく、Amebaと同一人物とは誰も気づかないと思う。なお、Amebaは有料会員なので、僕のブログは全く広告がつかない。無料だと精神科のブログは詐欺的な広告がつくことがあり、そのためだけで月々料金を支払っている。

 

Xでは精神科医と思われるアカウントが割と多い。書き込み内容から精神科の医師には間違いないものがほとんどである。精神科医のアカウントであまり考えず書き込むと、変に受け取られて大炎上しかねないが、さほど炎上もなく皆うまくやっている。なお新型コロナパンデミックの頃もそうだったが、そのようなtweetばかり見ていると、AIが感知して医師のtweetばかりタイムラインに流れて来る。

 

字数制限のある無料の短いtweetでさえ140文字も書き込める。しかし、そのtweetを正しく理解できない人がいかに多いことか。実際、読む人たちの理解力が低いために炎上していることがある。

 

はからずも、Xは人々の理解力の乏しさをよく示していると思う。

 

僕は、Xの利用は自分自身のTwitter的な利用もあるが、他の人のtweetに対する人々のさまざまな意見など反応も特に注意して観察している。あれは極めて興味深いと思う。

 

たまに自分のtweetでバズるとXからサブスクの勧誘が来る。バズるのは自分のtweetではなく、他の人のtweetを引用してコメントするパターンが多い。サブスクにしたとしても収益は月に数円とかだろうし、アカウントのハッキングリスクもなくはないのでリスクしかない。

 

Xは短い文章でわかりやすいtweetが出来るかトレーニングになる。つまりそこそこの字数の文章をいかに推敲するかである。そう言う意味では140文字は十分に長い。

 

Xは字数制限があった方が良い。

 

あとXは笑えるものなら、なお良い。以下は面白いと思ったtweet。