「親を許した方が自分のためになるよ」
そう言われるたびに、心の中で舌打ちしてる人。
「なんで私が?傷つけられたのはこっちなのに」って。
その怒り、正しいです。
おそらく、そんな言葉を言ってしまう人って
その場をできるだけ早く丸く収めたいんですよね。
だから「理解して、許して」って言葉が出てきた瞬間に、
身構えるのは当然の反応だと思います。
でも私が2DAYワークショップでやってるワークは、
「いますぐ許せ」というワークじゃありません。
ワーク①:親の幼少期を想像する
親を「加害者」という一枚の壁みたいな存在のままにしておくと、
怒りは行き場を失って、自分の中でずっとくすぶり続けます。
親にも子供時代があって、その人なりの傷や制限を抱えて生きてきた。
それを『想像』してみると、親という存在が少し違う角度から見えてくる。
これは「親を庇うワーク」じゃないです。
親に対する自分の解像度を上げるためのワークです。
ある顧客の方が、その方のお母様の幼少期について
少しお話ししてくださいました。
「母が生まれた頃、家の事情で、母の実家に5歳くらいまで預けられたそうです。母の祖母、私の曾祖母に育てられたらしいです。そのせいか、母はいつまでも、母(その方には祖母)とは距離があった、と聞いています」
そこで私は訊いたのです。
「5歳まで違う家で育てられた子供が、ある日、今日からこっちの家に住むんだよ、と言われたら、どうでしょう?」
「おそらく、心細いでしょうね。でも、そこには叔父たち、母のお兄さんやお姉さんもいたから。。。」
「突然、「この子はあなたの妹だから優しくしてね」と言われて、よく知らない子が家に住むとしたら、どうでしょう?」
「納得できないと思います。。。。。なんだか、母がかわいそうに思えてきました。」
スコーシだけ、想像力をつかってみると、それまで見えてこなかったことがみえてくるかもしれません。
ワーク②:家族の中で演じていた役割を見る
バージニア・サティアという家族療法の第一人者が使っていた視点を借りて、
「家族というシステムの中で、それぞれが与えられた役割を演じさせられていた」
ことを見ていきます。
「お母さんは"我慢する人"の役、私は"いい子"の役」
——そうやって構造が見えてくると、感情的な絡まりが少しほどけていく。
これは「誰が悪いか」を裁くワークじゃなくて、
「このシステムがどう機能していたか」を理解するワークです。
顧客の方たちは、
「みんな与えられた役割を、ただ精一杯に演じていたんだ」と気づきます。
理解することと、許すことは別物
大事なことなので言います。理解することと、許すことは別物です。
親の背景を知ったからといって、
「じゃあ許さなきゃ」と思えなかったとしてもいいのです。
どういうことかはわかった。それだけでいいのです。
すべて、理解するもしないも、許すも許さないも、あなたが決めることです。
けれども、理解が生まれれば、許そうかな、と思うことも可能です。
そうすると、傷が少しずつ癒されて行くのです。
この2つのワークを、じっくり2日間かけてやっていきます。
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ルイーズ・ヘイ2DAYワークショップ
日程:11月23日・24日
会場:川崎産業振興会館
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