嫌なこと。
辛いこと。
苦しいこと。
不幸だと思ったこと。
もう生きていたくないと思ったこと。
生きているといろんなことが起こる。
あなたにおこったことはあなたの体験であり、あなたのなかにある。
と、言うことはその過去をてばなすかどうか。
癒すかどうかはあなた次第であり、あなたにしか決められない。
あなたにしかできない。
そこでよく出てくるのが
「許し」という言葉。
そればかりかそのことを思い出す度、
話すたびにあなたは痛み苦しみを自分に再体験させて出所を長引かせるのです。
SWAN- モスクワ編
許すと決めたから言ってその人に
「私はあなたを許しました」なんて報告する必要はありません。
あなたの意識の問題であり、
ゆるすことで恩恵を受けるのは実はあなたなのです。
恩恵。
それは心の安らぎ。
多くの人が親を許せずにいます。
私も親です。
いろいろ問題があった私が親で、娘は言わないけど、
「ついてない」
「なんで私の親は。。。じゃないんだろう。」
「どうして私を生んだんだろう」と悩んだ時もあったと思う。
けれどもこれだけは言えるのです。
娘がお腹にいた時、
私は精一杯良い母親になれるようにいろいろ考えていました。
娘に会える日をとても楽しみにしていました。
娘が生まれた時、この子以上に美しい子はいないと思いました。
五体満足に生まれてくれて私は恵まれていると思いました。
初めて私に笑いかけてくれた時、この子のためになんでもしようと思いました。
予防接種で泣いた時には、私がかわりになりたいとも思いました。
学校の交友関係で泣いていた時には、自分の至らなさを責めました。
知り合いに「この子は肯定感が低い」と言われたときは自分のせいと自分の頬をぶったことを覚えています。
自分から毒親になろうとしてなる親なんていないと思うし、
自分が今そうだと思う毒親はいないと思うのです。
完璧な母親に
私なりになろうと思っていたのです。
ただ、どうしたらなれるかわからなかった。
理想の子育てと現実、そして自分が違いすぎて途方にくれて
空回りして、娘に辛い思いをさせてしまった。
自分のことを弁護しているのではなく、
親でさえも完璧ではなく一人の人間であり
過去からの心の傷を抱えて生きていた、ということを言いたいのです。
もしかしたらあなたの親もそうだったのかもしれない。
娘が高校生だった時、私たちは初めてお互に心を開いて、
おなじ魂の持ち主として話し合いました。
「こんなこと話していいのだろうか?」
「もっと傷つくのではないか?」
「私のことを嫌いにならないだろうか?」
私は娘からの質問に正直に答えました。それしかできなかったから。
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