2020年10月末~11月頭にイベント出演で行った熊本。
合間の少しだけ巡った湯話シリーズ。
2日目の午前中のお話、続き![]()
いつものここまで行程リンク集から。
<初日>
<2日目>
日平温泉「きんこんかん」と同じ、小国町北里にある温泉をもう一つ。
北里集落の東側に共同浴場が1つだけある温泉。
それが奴留湯温泉。
「奴留湯」と書いて「ぬるゆ」と読む。
ちなみに「奴留湯」とは奴さん(殿様の家来)立ちを留め置いたぬるい湯の意味らしい(by wiki)。
200年以上の歴史があるそうだ。
奴留湯温泉 共同浴場
温泉名の石板?によると、現在の建物は平成2年5月竣工となっていた。
無人の共同浴場であり、料金200円は箱に投入。
あらかじめ小銭が必要である。
それでは暖簾をくぐって男湯へ。
12時半近くで独り占めできるかどうかとヤキモキしながらだったが、残念ながら先客あり。
脱衣所の写真はブレブレで失礼。
浴場内に詳細な分析表の掲示はなく、ざっと調べても詳しい源泉情報は拾えなかった。
では浴室内へ。
ぼくと同じ旅行者と思われる先客は、後ほど説明するが浴槽内のベストポジションと思われる場所で目をつぶったままほとんど動かず。
始末に負えない湯口じじいみたいなもので、譲り合いの精神が見られないため若干イライラしながらの入浴となってしまった(^-^;
洗い場はシンプル。
まず浴槽からのオーバーフローで床は常にヒタヒタ状態![]()
向かって左側に湯のカランが2つ、右側に水のカランが2つ。
この湯のカランを捻ってみると。。。
もちろん源泉が出る![]()
浴槽はメインが非加熱、奥に加温の上り湯浴槽の2つが連なっている。
分析表はないが温泉の簡単な説明と、共同浴場ではお馴染みの寄付者芳名がある。
泉質は硫黄泉で温度は38度となっており、情報はそれのみ。
では実際の湯を観察していこう。
まずはメイン浴槽から。
無色透明な湯は、浴槽の底、すなわち足元湧出と、壁にある湯口の2つから満たされている。
投入具合が見えないのだが、結果的にはドバドバの完全かけ流し![]()
先述したように浴槽の床は常にオーバーフローでヒタヒタになっており、清潔この上ない。
通常の浴場ならこの状況は即トド寝となるが、こちらは「ぬるゆ温泉」。
実際の浴槽温度を測ってみると。。。
32.6度とぬるいというよりかは少々冷たいぐらい。
酷暑の真夏は知らないが、通常これではトド寝とはならないであろう。
浴槽の床は大きめの石が並べてある。
この手の浴槽だと数センチ以下の小石が多いが、この状況はなかなか珍しい。
浴槽下の最も湧出が多そうなところに先客が陣取って全く場所を譲ろうとしないのであった(^-^;
ゴキゲンな場所はいつもそうかは分からないけど、ぼくならそのスポットが分かったとしても、他の客が来たら「ここが一番よさそうですよ」って分かち合うんだけどな~。
そういうわけで、壁にある湯口を観察。
こちらも浴槽内投入となっている。
源泉は淡いタマゴ臭がして、淡いタマゴ味がする。
これは浴場内にほんわか立ち込めている香り。
膜を張るようなツルスベ感が素晴らしい![]()
そしてじっとしていると、多量の泡付きがあった![]()
温度は低めだが新鮮極まりない湯に包まれる最高の時間である![]()
上り湯と掲げられた小さい方の浴槽。
当然加温された温かい湯かな思って入ったら、たまたまかもしれないが加温されておらず(^-^;
源泉そのままの33度弱の状態でかけ流されていた。
限られた時間ギリギリまで粘ったが状況は変わらず、いつの日か再訪することを誓いながら湯を出た。
浴場のそばには温泉の効能をもたらすとされる薬師如来が祀られていた。
次回はもっと暑い日に来て、ひたすら粘りたい![]()
奴留湯温泉 共同浴場
熊本県阿蘇郡小国町北里2284
0967-46-2113(小国町役場情報課観光係)
9:00~21:00
無休
硫黄泉
38度(実測32.7度)
自噴・足元湧出、湯口投入もあり
無色透明
淡タマゴ臭あり
淡タマゴ味あり
膜を張るようなツルスベ感あり
完全かけ流し
2020年10月入湯























