寺尾野温泉 薬師湯 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

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サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

2020年10月末~11月頭にかけて熊本は南阿蘇方面で巡った湯話などのシリーズ。

2日目の午前中に少々ハシゴ湯をやり始める。

ここまでの行程リンク集からどうぞ。

 

<初日>

ダイニングキッチン”ちゃあ”

湯田温泉 中湯(?)

湯田温泉 湯夢プラザ

 

<2日目>

満願寺温泉 川湯

 

満願寺温泉の川湯を運よくいただいた後、わいた温泉郷エリアへ。

目指したのは小さな集落にぽつんとある共同浴場。

たどり着きにくい湯としても知られる、寺尾野温泉「薬師湯」

 

付近に看板や案内などは全くない。

 

 

目印はこの「車は通れません」の看板?

 

 

これが見つかれば、もう着いたも同然。

駐車場は無いが駐禁エリアでもないので、適当なところに車を停め、徒歩で向かう。

 

 

こんな感じで進んでいくと、それらしい建物が見えてくる。

 

この時点でも看板や案内はないが、湯好きならすぐわかる。

 

 

屋根の湯気抜きが看板の代わりだニコニコ

 

 

近年にリニューアルされたまだ新しい浴場。

共同浴場としては70年以上の歴史があるという。

 

 

寺尾野温泉 薬師湯
 

 

 

入口にようやく「薬師湯」の立派な看板があった。

 

限りなくジモ専に近い雰囲気だが、こちらは鍵がかかってない限り誰でもいつでも入れる浴場。

 

 

その分、マナーをきっちり守って入らせていただきたい。

 

 

パネルの全部が写せなかったが、多くの人の寄付によってリニューアルできたそうだ。

現在は付近の数軒の集落で管理しているらしい。

なお源泉の詳細な分析書はなく、昭和54年のこのパネルの情報のみである。

 

寄付をされた方の一覧が掲げてあった。

 

 

共同浴場によく見る風景だが、この人数の多さはちょっとびっくり。

それほどに大切に愛されてきている浴場なのである。

噛みしめていただこう。

 

男湯は向かって左側。

 

 

あれ、脱衣所がなくいきなり浴場!

 

 

脱衣棚は入口部分の裏側、つまり浴場の中にある一体型タイプだった。

 

 

約30分間、ずっと独り占めで入らせていただいた。

 

この脱衣所のところに料金表がある。

 

 

100円である。

料金をいただくことになったってことは、以前は無料だったのか。。。

 

このパネルの下にある料金函に100円玉を投入。

 

 

この料金で維持している管理の方々には頭が下がる。

 

ちなみに浴場側から脱衣所側を見たらこんな状況。

 

 

それではありがたく湯をいただきますビックリマーク

 

浴槽は2つある。

 

 

奥が男女独立した小浴槽。

手前が境の壁の向こうにまで伸びている、男女共用の浴槽。

壁の隙間を見る限り、ほぼ混浴に近い状況の浴槽だ。

その手前の共用浴槽は、奥の専用浴槽からオーバーフローした湯で満たされる構造。

ぼくが着いた頃は湯を張り替えてそれほど時間が経ってなかったのか、ちょうど専用浴槽が満たされたぐらいで共用浴槽にはまだ湯がほとんど入ってなかった。

 

天井は高く、先に見た湯気抜きもしっかり。

 

 

後程見るが源泉温度はさほど高くないので、真冬でも湯気で曇ることは無いのではなかろうか。

 

 

清らかに無色透明な湯は、源泉名が「寺尾野温泉」。

これは新源泉であり、旧源泉もまだ湧出しているらしい。しまった、現場確認し忘れた(^-^;

泉質は硫化水素泉となっている。

先述の通り詳細な分析書の掲示はないのでそれ以上は不明。

34.4リットルの湧出量。344リットルとも読めるが、たぶん34.4ではなかろうか(違っていたらスミマセン)。

源泉温度は空欄状態(1度とも読めるが)なので、後程実測。

 

加温や加水などなくそのまま完全かけ流しにて使用。

 

 

先述通り奥の浴槽のオーバーフローがそのまま手前の共用浴槽へ流れ込んでいる。

 

浴槽の温度を測ると。。

 

 

37.5度と不感温度。

いつまでも入っていられる温度だニコニコ

 

湯口も男女の浴槽共用で1つ。

かなりの勢いで注ぎこまれているのが分かる。

まだ控えめながら白い析出物や黄緑系の沈着も美しい。

 

 

タマゴ臭があり、濃厚なタマゴ味がするニコニコ

何とも芳しい源泉!

 

湯口で温度を測ると。。。

 

 

39.5度なので、この辺が源泉温度ということか。

 

この湯口の上には浴場名にもなっている薬師如来が。

 

 

素っ裸のまま手を合わせた。

 

それにしても出られなくなる不感温度の心地よい呪縛よにひひ

 

 

泉質らしいしっかりとしたスベスベ感も実にステキ。

 

まったりしている内に共用浴槽の方にも湯が溜まりだしてきた。

 

 

2つの浴槽に湯が溜まるまでの時間は過ごせないのが残念だった。

 

 

この温度、真夏は実に快適だろうし、冬場なら出る機会を見失うような湯。

探して訪れる価値は十二分にある。

 

お暇する頃には共用浴槽、これぐらい溜まっていた。

 

 

こちらには浸からずに失礼することに。

もっとぬるい状況であることは測るまでもない。

 

ずっと無人だったので、女湯も1枚撮らせてもらう。

 

 

桶の色が違うぐらいかな。

 

寺尾野温泉は宿などなく、この湯に入りたいならここでいただくことになる。

時期を変えてぜひ再訪したい湯となった。

 

 

 

寺尾野温泉 薬師湯

 

熊本県阿蘇郡小国町大字上田寺尾野

入浴料 100円

鍵が開いていたら入浴可能

無休

 

<源泉名:寺尾野温泉

硫化水素泉

39.5度(湯口で実測)

34.4リットル/分

無色透明

タマゴ臭あり

濃厚なタマゴ味あり

しっかりとしたスベスベ感あり

完全かけ流し

 

2020年10月入湯

※数値はS54の分析書より