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「もう私の方で出来ることはこれ以上ない」という所まで頑張り続けた妻
みなさまこんにちは。
本日もブログを読んで下さって本当にありがとうございます。
公認心理師で行政書士の佐藤千恵(ちえぼぅ)です。
*弊事務所は「夫がモラハラ」のご相談が最も多いため、記事はその設定で記しています。
男女逆のケースの方は夫と妻を入れ替えてお読みください。
以前にこのブログで、
「優しい人は静かに去る」
という現象について記事を書きました↓↓
そしてこの現象って、
弊事務所で最もご相談の多い「夫がモラハラ」事案でも非常によく当てはまると考えます。
そういう事案をこれまでたくさん見てきましたので。
モラハラ夫から日常的に受ける、
暴言や無視、不機嫌、マイルールの強要など。
これらの言動について妻たちは、
決して傍観している訳ではありません。
「やめてほしい」
「傷つくからやめて」
「子どもに悪影響だから」
「子どもが怖がってるよ」
何度も何度も傷つきや痛みを訴え、
お子さんに与える影響の懸念も伝え、
辛抱強くモラハラ夫に合わせながら、
細心の注意を払い「今なら少しは話せるかも」という機会をとらえては、
怒らせない様に神経を使いながら、モラハラ夫に伝え続けました。
自由に感情を爆発させ、
暴れたいだけ暴れてリビングをめちゃくちゃにするモラハラ夫。
その後の散々な状態のリビングを静かに片付けながら、
「どうしてあの人(モラ夫)はこうなんだろう。。」
「どうすれば分かってもらえるか」
「一体いつまでこれが続くのだろう」
「どうすれば家族として穏やかに過ごせるか」
必死に忍耐と努力を続けました。
それでも、夫のモラハラが変わらない。
それどころか、年々少しずつ悪化している感じがする。
「お前が俺を怒らせるのが悪い」
と責任転嫁するモラハラ夫の言葉を真に受けて、
最近では子どもまで
「ママが悪いんじゃん」
「ママが我慢したらいいんじゃない?」
等と言う様になってきた。。
そんな絶望感の中で耐え続け、
「もう、私の方で出来ることは全部やった」
と心底思えたとき、行動に移った妻。
そんな女性達も、
これまでたくさん見守らせて頂きました。
心のシャッターが下りた瞬間
極限状態が続いたある日。
夫の些細な暴言や、
いつもの不機嫌な態度を見た瞬間。
あるいは、本当にふとした瞬間に。
ある女性は、
心の中で「プツン」と何かが切れる音がしたそうです。
また別の女性は、
ビビビとまるで雷に打たれた様な衝撃を感じ
「このままじゃだめだ」
と思ったそうです。
更に別の女性は、
「あ、もういいや」
と、
ストンと何かがお腹に落ちてくる感覚がしたそうです。
- 「あ、もう無理だ」
- 「この人とは、これ以上どうやっても一緒に生きていけない」
その瞬間、
妻の心には「怒り」も「悲しみ」も「恨み」も湧かない。
ただスーッと心が冷めていき、
夫に対する感情が”無”になった。
そんな風に語る女性達とも、たくさん出会って来たのです。
ガラガラと、
心に重たいシャッターが下りた瞬間。
今まではモラハラ夫に細心の注意を払い、
先回りして気遣い、
モラハラ夫の機嫌を最優先に動いてきた妻。
その妻が、
別居や離婚に向けて、静かに、静かに、
そして淡々と準備を始めるのです。
慌てるモラ夫に「なにを今更?」となる現実
妻から別居や離婚を切り出されたモラハラ夫。
妻はこの時にはもう、
夫に対して怒るでも、悲しみを訴えるでもなく、
事実として別居や離婚をしたいと考えている意思を、
ただ淡々と伝えます。
(*他方でもちろん、
涙や悲しみを抱えながら動かれる方もたくさんいらっしゃって、この辺りはケースバイケースです)
もしかしたらここでようやくモラハラ夫は、
妻に対する見通しが間違っていたと実感するのかも知れません。
あんなに妻を見下し暴言ばかり吐いていたモラハラ夫が、
途端にこんなことを言うのです。
- 「君の話をちゃんと聞かせて」
- 「ちゃんと話し合おう」
- 「僕たちは話し合いが足りな過ぎた」
- 「僕に直して欲しい所があるなら言ってくれ」
- 「何でもお前の言う通りにするから」
- 「とりあえず帰って来てくれればそれだけでいい」
- 「前に君が言っていたカウンセリングも行くから」
けれど残念ながら、
妻からすれば「今更。。」なのですよね。
話し合いたかった時期。
「君の意見を聞かせて」
「ちゃんと話し合おう」と夫から言って欲しかった時期。
そんなものは、もうとっくに過ぎ去っているのです。
心のシャッターが完全に下りた妻は、
もはや夫に対して恨みや怒りというエネルギーすら持ち合わせていません。
淡々と、これからの自分の生活の組み立てを冷静に行っています。
夫からの、
「やり直そう」
「君の話を聴くから」
という言葉。
それが数年前、
数か月前、
夫婦関係を改善したくて必死に努力していた時期なら、
嬉しかったかもしれません。
けれどもう、すり減り過ぎたのです。
「もういいの。大丈夫だから」
と返し、
ただ淡々と、妻は静かに去っていきます。
「もう耐えられない」「これ以上頑張れない」は当たり前のこと
もしかしたら今、この記事を読んで下さっている方の中にも、
- 「まさに今の私だ」
- 「私ももう夫に対して何も感じなくなってる」
- 「歩み寄ろうという気になれない」
- 「そうなっている私の方が冷たいのかな?」
などと感じている方がいるかもしれません。
もしこの記事の様な状況で
あなたが今「無」になってしまったとしても、
それはあなたが冷たいからではありません。
むしろ逆です。
あなたが限界まで歩み寄り、
自分の方で出来ることはすべてやり尽くした、
その何よりの証拠でしょう。
「もう限界だけれど、一人でどう動いていいか分からない」
そんな時は、
どうか一人で抱え込まず、
良かったらお話しを聴かせてください。
弊事務所はシルバーウィーク中も通常営業しています。
現状で言えば、明日からの連休、
モラハラ夫やいわゆる”毒親”とずっと家にいると考えただけで、
息が詰まりそうだという方もいらっしゃると思います。
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