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見抜けなかった方が悪い?
みなさまこんにちは。
本日もブログを読んで下さいまして、本当にありがとうございます。
公認心理師で行政書士の佐藤千恵(ちえぼぅ)です。
今もカウンセリングの場面で、
夫からのモラハラに苦しむ妻の方から
しばしばお聴きする、切実なお話があります。
それは、
- 「結婚前に(モラハラを)見抜けなかった私が悪いんでしょうか?」
- 「夫のモラハラを相談すると、周りからは『結婚する前に分からなかったの?』って言われるんですよね。。」
というお話です。
(*弊事務所は「夫がモラハラ」というご相談が最も多いため、記事はその設定で記しています。
男女逆のケースの方は夫と妻を入れ替えてお読みください)
モラハラは、”二面性””豹変”が特徴
私の実務経験に基づく結論から申し上げますと、
基本的に、
「モラハラを結婚前(交際前、妊娠出産前、仕事を辞める前など)に見抜くのは、非常に難しい」
と考えています。
なぜなら、
モラハラさん達の二面性や、
結婚後・同居後の「豹変」具合は、
一般の(モラハラを知らない)方の想像をはるかに超える、
凄まじいものがあるからです。
交際中はとても優しく、
普通にコミュニケーションを取れていた彼。
中には交際中は
「とても優しく、恋人第一の完璧なパートナー」
を演じていたケースもあります。
結婚後、
モラハラに豹変した夫を見て、
後になってから
- 「そう言えば、あの時の店員さんへの態度はおかしかったかも」
- 「振り返ってみれば、喧嘩になると急に無視する人だったな」
- 「ちょっと怒りっぽい人だと思った事はあったな」
等と、
”後から振り返ると”違和感に気づけることはあるかもしれません。
しかし、
基本的には優しい人と思っていて、
コミュニケーションも取れていて、
何より「結婚したいな」と思う程度には好きな相手に対して、
小さな違和感があったとしても、それで
- 「この人は将来モラハラになる!」
- 「別れよう!」
と決断することは、正直難しいだろうと思います。
どうかご自身を責めないでください。
モラハラ夫は「俺は別に変わってない」「当たり前のことしか言ってない」と言う
これまで多くのモラハラ離婚に立ち会わせて頂いて、
私の目線から見て来たこと。
それは、
妻から見れば別人のように豹変したモラハラ夫ですが、
モラハラ夫本人は、
- 「俺は何も変わっていない」
- 「当たり前のことを言って(やって)いるだけ」
という認識だということです。
(何なら、
モラハラ夫の父親や母親も同じ考えである場合も少なくありませんでした)
妻がモラハラに耐えかねて家を出て行った後、
モラハラ夫が送ってくるLINEや手紙、
裁判所に提出される陳述書などを、
実際に見せて頂くことがあります。
この中に書かれているモラハラ夫の「本音」とは。。
-
「君はもっと出来る人だと思っていたから厳しくしていた。こっちもガッカリしてる」
-
「交際中は大目に見ていたけれど、妻になったら立場が違うんだから厳しくされて当然だろう」
-
「結婚したら今まで通りとは行かないに決まってる。いつまで甘えるつもりだったんだ」
-
「ウチの親だって、君が嫁に来てウチの人間になったと認めているから厳しくしたんだ。親に謝れ」
-
「俺は何も変わっていない。お前が妻として努力しなかったのを棚に上げて何を言っている」
もちろん反省謝罪モードのときもありますが、
こんな感じの内容を送ってくることも、本当に多いです。
モラハラ夫には
「妻を傷つけている」
「妻を追い詰めた」
という罪悪感がありません。
妻を自分に都合よく「教育」し、
時にモラハラ夫の親も含めて
自分たちに都合の良い”嫁の型”に無理やり妻を押し込む。
自分たちの都合で相手を変えようとすることについて、
それを不遜なことではなく
- 「正しいこと」
- 「当たり前のこと」
- 「嫁なんだから当然」
そんな風に信じて疑わないのです。
(念のためですが、
現在は六法全書のどこを探しても”嫁”という表記はありませんからね)
入籍や苗字の変更で「俺の所有物」「一番下っ端」へ
昔の様な「どちらかの相手の家に入る」のとは異なり、
現代の結婚は、法的には夫婦平等です。
しかしモラハラ夫は「夫婦で新しい家庭を築く」という考えではなく、
- 「俺の妻」
- 「〇〇家の嫁」
として、
(先ほども書きましたが)
自分が考える「ふさわしい嫁の型」に、妻を無理やり押し込もうとする。
ご相談をお聴きしている中では、
結婚したこと、
妻が苗字を変えて夫の姓になったこと、
これらが夫のモラハラスイッチ(切っ掛け)になるケースもありました。
- 「苗字が同じになったのだから、お前はもうウチのモノだろ」
- 「お前は〇〇家に入ってきたんだ。新入りが下っ端の仕事をするのは当たり前だろ」
- 「〇〇家の一員として認められる様にもっと努力しろ」
と。
過去に
↑こちらの記事を書いたことがありますが、
この記事の中でも紹介している様に、
入籍届を一緒に出しに行ったその帰り道に、
- 「これでもうお前(妻)に気を遣わなくて良くなった」
- 「(怖い笑顔で)これでお前はもう逃げられなくなったな」
などと言われた経験を持つ方。
そういう方とも、私は何人もお会いしています。
言葉や態度、暴力などで、
こうして尊厳を奪われていってしまうのです。
あなたの人生はあなたのもの。誰かの所有物ではない
ちょうど、お盆休みに入る時期ですね。
義実家への帰省で、
まさにこの「〇〇家の嫁」「下っ端」という扱いを受け、
ロクに息も吸えない様な状況を
耐えている方もいらっしゃるかもしれません。
「私が至らないから夫を怒らせるんだ」
「結婚前に見抜けなかった私が悪い」
そうやって理不尽な支配の中で自分を責めるのは、
もう終わりにしませんか?
弊事務所は、
これからのお盆期間中も通常通り営業しています。
ご予約やお問い合わせは、
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24時間いつでも可能です。
どう連絡していいか分からない方は、
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追って私から直接返信をお送りしますね。
(*ご予約対応中や夜間は少々お時間をいただきます)
あなたは「下っ端」でも「誰かの所有物」でもありません。
一人の、尊厳を持った人間です。
絡みついたモラハラの洗脳を解き、
自分を責めずに「責任と結果の所在」をしっかり整理して、
あなたがあなたらしく生きられるよう、
公認心理師・行政書士として私が全力でサポートいたします。
いつでもご連絡をお待ちしていますね。
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