広島駅前の高架を発車して、ほんの2駅。
都市のざわめきがすっとやわらいでいく――
松川町停留場は、「駅前大橋ルート」で唯一新設された停留場。
ここから、広島の日常が始まります。
駅舎・停留場全景
歩道側から見える停留場の駅名標は黒い地に白い文字、そして 比治山下方面には黄緑のライン。
この一筋の色こそが、 皆実線の延伸区間を示しています。
駅前大橋ルートのなかで本線の延伸区間が「広島都心の新しい顔」に対し、こちらは、 日常へとつながる新しい入り口。
新設停留場として、静かに広島の未来を見守っています。
ビルの谷間に、小さく寄り添うように設けられたプラットホーム。
屋根も看板も控えめで、まるで街の一部のよう。
広島電鉄が新たに加えた“たったひとつの新しい停留場”として、この街にすっと溶け込んでいます。
広島電鉄が新たに加えた“たったひとつの新しい停留場”として、この街にすっと溶け込んでいます。
駅名標
ホーム駅名標
ホーム側の駅名標は、モノクロでシンプル、下部の案内サインは情報量は豊富です。
紫色の表示は、現在休止中の旧本線・旧皆実線を復活させる環状運転のルートです。
稲荷町方面を望む
稲荷町方面
カーブの先に、もう高架の広島駅停留場は見えません。
松川町停留場までやってくると 景色のトーンがガラッと変わるのです。
オフィスの並ぶ大通りから、街の生活がにじむ通りへ。
広島電鉄が、 都市の鼓動から暮らしの息づかいへと移り変わる場所なのです。
オフィスの並ぶ大通りから、街の生活がにじむ通りへ。
広島電鉄が、 都市の鼓動から暮らしの息づかいへと移り変わる場所なのです。
走る美術館|グリーンムーバーLEX(1018号)
広島電鉄では、「わざわざ乗ってみたい電車」を目指し、路面電車を丸ごとギャラリーとして車内に芸術作品を展示しながら運行する「走る美術館-HIRODEN ART TRAM-」の運行をしています。
定期的に展示作品は変わるようですよ。
比治山下方面を望む
比治山下方面
電車道がこの先、左にカーブし、 駅前通りは右に分岐していきます。
ここから先、比治山の緑が少しずつ近づいてきます。
かつて被爆からの復興を見守ってきた街路樹が、今も電車の窓にやさしく影を落とします。
かつて被爆からの復興を見守ってきた街路樹が、今も電車の窓にやさしく影を落とします。
グリーンムーバーLEXの標準カラー
振り返ると、背後からグリーンムーバーLEXがやってきました。
広電の電車は、街の時間を結ぶリボン。
そしてこの松川町停留場は、その“新しい結び目”。華やかではないけれど、広島の人たちの「日々」を支える、確かな場所です。
まとめ
駅前大橋ルートで唯一新設された停留場・松川町。
ここで電車は、都市から生活へと溶け込む。
黄緑のラインが導く皆実線の延伸区間は、これからも広島の街に、穏やかな時間をつなぐでしょう。
次回は、さらに南へ――比治山下方面へと向かいます。
(令和7年8月撮影)

全国私鉄乗り潰し率
皆実線の新線区間に入りました。
*皆実線(新線)区間の延伸距離が間違っていたので訂正しました。
94.467 %
↓
94.469 %
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