加賀温泉駅|北陸の玄関口に咲いた朱色の温泉駅 2024/2025新規開業の路線旅5 | 日本中の駅を旅する 駅と駅舎のブログ

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 日本中の駅を旅したいというあなたのために、有名木造駅舎から無名のホームだけの駅まで、1駅1駅ご紹介して、各駅下車の駅めぐりをしている気分を味わっていただくブログです。
 空旅、企画旅、鉄道クイズもあります。

北陸新幹線の延伸で話題の加賀温泉駅(かがおんせんえき)。その名を聞くだけで、どこか湯けむりの香りを感じませんか?

駅舎は鮮やかな朱色が印象的で、鉄道ファンならずともカメラを向けたくなるほど。

しかしこの駅、「温泉街の最寄駅」だけじゃない深いドラマを秘めています。

 

 

 

🏯駅舎

南口(温泉中央)駅舎
加賀温泉駅の朱色駅舎と庭園
加賀温泉駅南口駅舎の外観は、まるで 朱塗りの門を思わせる現代的なデザインです。

新幹線開業を見据えて改築された駅舎は、加賀友禅の艶やかな色彩をイメージしていると言われています。
その姿は、訪れる人を迎える“現代の温泉宿の玄関口”のよう。
夜になると外壁がライトアップされ、温泉地の情緒をさらに引き立てます。

 

🚌駅前

南口(温泉中央口)駅前
加賀温泉駅前バス乗り場
駅前広場はとても広く、観光バスやタクシーの発着がしやすい構造になっています。

駅舎を出ると、正面に加賀温泉郷行きのシャトルバスが待機しており、片山津温泉・山代温泉・山中温泉などへのアクセスもスムーズです。

これだけ広大なスペースが設けられていることから、北陸観光の「ゲートウェイ駅」としての役割への自信が感じられます。

 

 


 

🚏駅舎内部

では駅舎に入ってみましょう。
 
コンコース
加賀温泉駅構内の展示と通路
訪問当時も現在も工事中の部分がまだ多い駅です、これからどう変化してゆくのでしょう。
 
きっぷうりば
加賀温泉駅 きっぷうりば 新幹線
手書きの案内パネルもあって、楽しい駅です。
左側の壁際に券売機があります。
 
改札
加賀温泉駅の自動改札機と電光掲示板
奥の発車標に「かがやき」の表示がありました。
一部の「かがやき」も停車し、このかがやき506号の場合、途中の停車駅は金沢、富山、長野、大宮、上野のみで東京まで2時間47分で到達します。
ちなみに新大阪までは、最速2時間3分ですから、金沢駅あたりが所要時間の境界線ということになりますが、乗換があるかないかの差は大きい気がします。
 
改札内待合室
加賀温泉駅 現代的な朱塗りの駅舎
まるで温泉宿の玄関のような風情がある待合室入口です。
こちらの駅、随所に 加賀温泉を意識した意匠となっているんですね。
 
 

🚄構内|北陸新幹線

構内
加賀温泉駅の北陸新幹線ホーム
北陸新幹線の構内は、 相対式2面2線+中央に通過線2線の構造の新幹線標準タイプの構造です。
また、ホームの線路間には 溝のような排水構造が見られ、これは積雪時の除雪・排水を目的とした 融雪配管システムと考えられます。

北陸地方特有の豪雪に対応した設計は、まさに雪国の駅ならでは。

設備面でも、エレベーター・エスカレーター・ホームドアを完備し、バリアフリー化が進んだ近代的な構内になっています。

 
 

🚉構内|IRいしかわ鉄道

地表に降りて、IRいしかわ鉄道の構内も見てみましょう。
加賀温泉駅構内とIRいしかわ鉄道のりば
 
改札
加賀温泉駅構内:新幹線・IRいしかわ鉄道・大聖寺・福井方面
ICOCA簡易リーダーが設置されています。
旧JR西日本区間らしく北陸の3セクはICOCAで統一されています。
 
構内通路は地下通路です。
加賀温泉駅構内、IRいしかわ鉄道方面と北口案内
この辺りは新幹線開業前からあったものを改装したんでしょうね。
 
IRいしかわ鉄道構内
加賀温泉駅のプラットフォームと線路
2面4線構造、特急停車駅として整備されただけあって対比可能な構造となっています。
 
Lady Kaga
Lady Kaga 自販機とホーム
ホームには、話題の 「LADY KAGA」自販機が設置されています。

この名前は世界的に有名な「LADY GAGA(レディ・ガガ)」をもじったユーモラスなもので、加賀温泉郷の女性旅館主グループによる観光PRプロジェクトの一環。
自販機には女将さんの写真があります。

鉄道ファンにとっては「ネタ駅」的な楽しさもあり、一方で地域の温かみを感じる取り組みとしても人気です。

 
 

🚏駅名標

JR西日本駅名標
 
加賀温泉駅の駅名標とeチケット早特14のポスター
 
IRいしかわ鉄道駅名標
加賀温泉駅名標:JR西日本とIRいしかわ鉄道
あえてここに並べてアップしたのは比較してもらうため。
並行在来線が3セクになるときは駅名標のデザインがどうなるか気になりますが、それをみごとに裏切ったIRいしかわ鉄道の駅名標。
一瞬、えっ、まだJR西日本だった???と思ってしまいますが、しっかりとロゴはIRとなっています。
 
いずれにしても、作見駅から加賀温泉駅に変わってからずっと 「加賀温泉」という名称そのもののブランドとして地域の価値を高めてきました。
 

🕰駅のあゆみ

「作見駅」が出てきたので、ここでこの駅の歩みを紐解いてみましょう。

加賀温泉駅の前身は、昭和19年(1944年)に開業した「作見駅」です。

当初は普通列車のみの小さな駅でしたが、昭和45年(1970年)に特急停車駅化を目的に駅舎を改築し、現在の「加賀温泉駅」へと改称されました。

 

このとき、隣の大聖寺駅・動橋駅と「どこを特急停車駅にするか」で地域間の競争があったことでも知られています。
最終的に、温泉地に最も近いこの地が選ばれたことで、以降、加賀温泉郷の玄関口として発展しました。

鉄道ファンの間では、「地域の思いが鉄道を動かした駅」として今も語り継がれています。

 

🏯裏手に見える黄金の観音像

 
加賀大観音と線路と住宅街
加賀温泉駅のホームからも見える 巨大な観音像

これは「加賀大観音(かがだいかんのん)」と呼ばれ、高さおよそ73メートルにもなる金色の仏像です。

この観音像は、かつて「ユートピア加賀の郷」というテーマパーク構想の一環として建設されました。
現在は施設の多くが閉鎖されていますが、駅から見えるその存在感は圧巻で、今も地元では「駅裏の金色の観音様」として親しまれています。

 

✨まとめ

朱色の駅舎、雪国仕様の新幹線ホーム、そして遠くに見える黄金の観音像——。
どこか幻想的な組み合わせが、この駅の印象を特別なものにしています。
鉄道ファンにとっては、北陸の温泉文化と鉄道史が交差する駅として、そして旅人にとっては、湯けむりの玄関口として記憶に残ることでしょう。

 

♨加賀温泉で泊まってみたい人気宿ベスト3

せっかくなので、旅の余韻をゆっくり味わうなら、駅チカの温泉宿がおすすめです。
どの宿も楽天トラベルから予約でき、鉄道旅の拠点にもぴったり。

 

① ゆのくに天祥(加賀温泉郷)

加賀温泉といえばやはりこの宿。三つの大浴場を湯めぐりできる贅沢さが魅力で、
露天風呂からは加賀の山々を望むことも。駅からは**無料送迎バス(要予約)**が便利です。



② 瑠璃光(るりこう)

 

 

山代温泉を代表する老舗旅館。

和モダンな客室と源泉かけ流しの露天風呂が人気で、夜は加賀太鼓のショーも楽しめます。

 

 

 

 

 

③ 葉渡莉(はとり)

“木のぬくもり、葉のやさしさ”をコンセプトにした静かな宿。
館内は和モダンの雰囲気で、女性ひとり旅にも人気があります。
温泉街の中心にあり、散策にもぴったりです。

 

 

 

たまには、鉄道を離れて、ゆっくり温泉宿で過ごすもの楽しいですよ☺️

 

 

 

 

 

 

 
(令和6年5月撮影)
 
全国私鉄乗り潰し率
 
今回、私鉄は乗車しません。
 
 
 
94.384 %

94.384  %

 

 

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