北陸新幹線の延伸で話題の加賀温泉駅(かがおんせんえき)。その名を聞くだけで、どこか湯けむりの香りを感じませんか?
駅舎は鮮やかな朱色が印象的で、鉄道ファンならずともカメラを向けたくなるほど。
しかしこの駅、「温泉街の最寄駅」だけじゃない深いドラマを秘めています。
🏯駅舎
新幹線開業を見据えて改築された駅舎は、加賀友禅の艶やかな色彩をイメージしていると言われています。
その姿は、訪れる人を迎える“現代の温泉宿の玄関口”のよう。
夜になると外壁がライトアップされ、温泉地の情緒をさらに引き立てます。
🚌駅前
駅舎を出ると、正面に加賀温泉郷行きのシャトルバスが待機しており、片山津温泉・山代温泉・山中温泉などへのアクセスもスムーズです。
これだけ広大なスペースが設けられていることから、北陸観光の「ゲートウェイ駅」としての役割への自信が感じられます。
🚏駅舎内部
では駅舎に入ってみましょう。
北陸地方特有の豪雪に対応した設計は、まさに雪国の駅ならでは。
設備面でも、エレベーター・エスカレーター・ホームドアを完備し、バリアフリー化が進んだ近代的な構内になっています。
🚉構内|IRいしかわ鉄道
この名前は世界的に有名な「LADY GAGA(レディ・ガガ)」をもじったユーモラスなもので、加賀温泉郷の女性旅館主グループによる観光PRプロジェクトの一環。
自販機には女将さんの写真があります。
鉄道ファンにとっては「ネタ駅」的な楽しさもあり、一方で地域の温かみを感じる取り組みとしても人気です。
🚏駅名標
JR西日本駅名標🕰駅のあゆみ
「作見駅」が出てきたので、ここでこの駅の歩みを紐解いてみましょう。加賀温泉駅の前身は、昭和19年(1944年)に開業した「作見駅」です。
当初は普通列車のみの小さな駅でしたが、昭和45年(1970年)に特急停車駅化を目的に駅舎を改築し、現在の「加賀温泉駅」へと改称されました。
このとき、隣の大聖寺駅・動橋駅と「どこを特急停車駅にするか」で地域間の競争があったことでも知られています。
最終的に、温泉地に最も近いこの地が選ばれたことで、以降、加賀温泉郷の玄関口として発展しました。
鉄道ファンの間では、「地域の思いが鉄道を動かした駅」として今も語り継がれています。
🏯裏手に見える黄金の観音像
これは「加賀大観音(かがだいかんのん)」と呼ばれ、高さおよそ73メートルにもなる金色の仏像です。
この観音像は、かつて「ユートピア加賀の郷」というテーマパーク構想の一環として建設されました。
現在は施設の多くが閉鎖されていますが、駅から見えるその存在感は圧巻で、今も地元では「駅裏の金色の観音様」として親しまれています。
✨まとめ
朱色の駅舎、雪国仕様の新幹線ホーム、そして遠くに見える黄金の観音像——。
どこか幻想的な組み合わせが、この駅の印象を特別なものにしています。
鉄道ファンにとっては、北陸の温泉文化と鉄道史が交差する駅として、そして旅人にとっては、湯けむりの玄関口として記憶に残ることでしょう。
♨加賀温泉で泊まってみたい人気宿ベスト3
せっかくなので、旅の余韻をゆっくり味わうなら、駅チカの温泉宿がおすすめです。
どの宿も楽天トラベルから予約でき、鉄道旅の拠点にもぴったり。
① ゆのくに天祥(加賀温泉郷)
加賀温泉といえばやはりこの宿。三つの大浴場を湯めぐりできる贅沢さが魅力で、
露天風呂からは加賀の山々を望むことも。駅からは**無料送迎バス(要予約)**が便利です。
② 瑠璃光(るりこう)
山代温泉を代表する老舗旅館。
和モダンな客室と源泉かけ流しの露天風呂が人気で、夜は加賀太鼓のショーも楽しめます。
③ 葉渡莉(はとり)
“木のぬくもり、葉のやさしさ”をコンセプトにした静かな宿。
館内は和モダンの雰囲気で、女性ひとり旅にも人気があります。
温泉街の中心にあり、散策にもぴったりです。
たまには、鉄道を離れて、ゆっくり温泉宿で過ごすもの楽しいですよ☺️
↓
2024/2025新規開業の路線旅 記事リスト
お越しになった日にちによっては、未来記事となってご覧いただけないことがあります。
これまでの乗り鉄ブログ
当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。
では,ごゆっくり!











