2021年の正月、相方と和歌山へ2泊旅へ行った際のお話。
2日目に入って龍神温泉まで行った。
そんなこれまでの行程リンク集から。
龍神温泉郷を後にし、向かったのは熊野地方。
まずは何度も来ているお気に入りの温泉地、湯の峰温泉へ。
公衆浴場が食堂を含め現在全面改修中。
2022年春頃に新装オープンする予定とのこと。
つぼ湯は通常通り営業しているようだ。
湯の峰温泉はこれまで泊まりで3回、立ち寄りでも訪れているが、すんなり立ち寄り入浴できる宿は多くない。
今回訪れた「伊せや」も今まで入浴できてなかった。
休業(閉業?)していた時期もあったし。
伊せや自体は1772年(安永元年)創業というから、湯の峰の中でも歴史ある宿。
現在の建物は平成3年にリニューアルされたものとのこと。
休業期間を置いて、日帰りと素泊まりメインの宿として現在営業している。
湯の峰温泉 伊せや
毎月20日と21日は休業しているそうなので、行かれる方はお気をつけあれ。
素泊まり5100円よりとなっているが、食事をつけることもできる。
ただし食事は民宿大村屋からの仕出し弁当とのことで、いわゆる旅館食の提供はないようだが、追加注文もできるようなので、そのあたりは宿のサイトをチェック願う。
そういう仕切りだから食事をつけてもかなりリーズナブルな料金設定になっているようだ。
立ち寄り入浴時間は11時~15時と聞いていた。
12時半ころに訪れたら鍵が開いていてウェルカムな雰囲気だったが人が居ない。
呼べど叫べど誰も出てこず、ぼくの後からきた年配の夫婦も困った表情。
御用の方はと書かれた携帯電話の番号を見つけたので電話するが、これもなかなか出ず。
何度かかけ直してようやく繋がったが、よくわからない言い訳だけされて終了…何だったんだろう(^^;
つぼ湯の上にある茶屋で珈琲など飲んでしばし時間を過ごし、再度訪れた。
今度は奥で掃除をしていたらしい女性が対応してくれた…助かった![]()
立ち寄り入浴料の600円を支払う。
先に見かけた年配のご夫婦は諦めて帰られたみたいで、どうやら独り占めできそうだ![]()
明るく広いロビーは居心地よさそう。
廊下を少し進めば男女別の浴場。
男湯は内湯1つだが、サイトを見ると女湯には内湯の他に露天風呂があるようである。
泊まれば入れ替えしてくれるのかなぁ。
案の定、終始独り占めで入ることができた。
脱衣所も十分広く、清潔感もしっかりある。
脱衣棚の上には湯のパネル。
薬師湯というのは浴場の名前。源泉の名前ではない。
詳細な分析書の掲示もあったので、以下の数値はその分析書に基づたもの。
浴室に入ると何とも芳しい焦げ硫黄臭![]()
これこれ、この香しさが湯の峰の魅力だ![]()
中は湯気が籠っていて鮮な写真は難しかった(^^;
上の写真はコンデジだが、携帯で撮った方↓が近い色が出たかも。
いずれにせよ、浴槽内で湯は白濁していた。
湯の峰でここまで白濁している湯は初めてかも。
湯を入れて時間が経ってる系の濁りと思われるが、実際の入浴客は少ないようで、湯がヘタってるとかそういう感じはない。
洗い場にシャワーはなかった気がするが、シャンプー類は御覧の充実さ。
カランから源泉は出ない。
浴槽真ん中の柱が邪魔といえばそうだが、アクセントにもなっている。
腰掛けることもできるようになっているし。
冷静に観察すると湯は白くやや濁り程度。
源泉名「温水湯」はこちらの自家源泉![]()
自然湧出の貴重な湯だ。
源泉温度83度、pH7.3の、含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉。
成分総計は1.803g/kg。
総硫黄を計算すると約4.67mg。
この熱い湯を加水せずに冷まして完全かけ流しにて使用している。
その他の成分も分析書より抜粋。
陽イオンではナトリウムが431.4mg、91.25ミリバル%とほとんど。
他はカルシウムとカリウムが21mgちょいぐらいずつ。
陰イオンでは炭酸水素が854.3mg、66.99ミリバル%、そして塩化物が214mg、28.9ミリバル%。
残りはほぼ硫黄系の値。
遊離成分だとメタケイ酸の157.3mgあたりが目立つ。
浴槽に沿って加水用と思われるホースが並んでいたが。。。
水は出ておらず、加水は無し、やはり完全かけ流し。
浴槽の温度を測ってみると。。。
43.1度とちょい熱め適温。
寒い時期には何ともありがたい。
湯口の状態で源泉は無色透明。
ここでの源泉は思っていたよりあっさりとした風味に感じた。
浴室全体に籠っている焦げ硫黄臭に慣れてしまったので、源泉の硫黄風味がよく感知できない(^^;
わずか塩味は分かったが、タマゴ味がよくわからず…舌がバカになったか。
全体的な風味の印象は湯の峰の硫黄泉ということにしておいてください(^^;
湯口の温度を測ってみると。。。
48.2度とこの段階でしっかり冷ましてあった。
しっかりとしたツルスベ感が心地よい![]()
硫黄泉で炭酸水素泉で塩化物泉だからそのはずだ。
最初はすんなりいかなかったが課題だった伊せやの湯に正月から入ることができて満足![]()
できれば掃除後の一番湯に入ってみたい。
次は湯の峰に来たらセットで訪れる熊野本宮大社のことを簡単に。
湯の峰温泉 伊せや
和歌山県田辺市 本宮町湯峰102
0735-42-1126
立寄り入浴料 600円
11時~15時(要確認)
毎月20日、21日は休業
<源泉名:温水湯>
含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉 (低張性・中性・高温泉)
83.0度
pH7.3
成分総計 1.803g/kg
自然湧出
源泉で無色透明
浴槽で白くやや濁り
全体的に焦げ硫黄臭あり
微塩味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し
2021年1月入湯
※数値はH27分析書より

























