湯の峰温泉 「つぼ湯」 | 温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

温泉×酒÷音楽≒テディ熊谷

サックスやフルートを吹くテディ熊谷のブログです。基本的に自分の忘備録の為の温泉日記が中心です。参考になれば幸いですが知識を張合うつもりはありません。酒&食話、もちろん音楽も取上げます♪ ※各投稿内容は訪問年月を確認願います。情報が古くなっている可能性あり。

くすり湯」の後は、湯の峰温泉の本丸ともいえる「つぼ湯」へ。
強い雨が降る平日だが、予約はしっかり埋まっている。
さすが世界で唯一、入浴できる世界遺産なだけある。

個人的には世界遺産だからどうってことは全くなく、貴重な足元湧出の極上湯に入りたいだけなのだが、世間的にはそんなマニア的視点は吹っ飛んでしまう
世界的に絶大な人気スポット、もしかしたら世界一有名な温泉なのである。



雨の中、「くすり湯」から「つぼ湯」に向かう…傘の二人は湯友。



つぼ湯」は先述の通り、いきなり行っても入れない。
くすり湯」とセットで770円を支払い、入れる時間の予約をとって初めて入浴可能となる。
浴場は一か所しかないのでグループごとの貸切制となり、一組20分までというなかなかキビシイ時間設定があるのだ。



ご覧の通り、四村川の川岸にある。
川床からの自然湧出温泉である。


湯の峰温泉 「つぼ湯」




世界遺産なだけあって、訪れる人は国際色豊か。
我々の前は、オーストラリア人の若い姉妹だった。



葺いた屋根は少し苔むしており、素朴さがたまらない。
海外の人もこういう佇まいに惹かれるのだろう。


ちなみに湯の峰温泉エリアでは日本人より外国人、それも欧米諸国の方の姿をよく見かけた。
皆さん、おそらく新宮からバスとかで来ていると思われる。
或いは徒歩で熊野古道の旅か。
いずれにせよ世界遺産ならではの光景なのかも。

さて、我々の時間。
湯小屋にイン!



手すりこそあるが、中も素朴な造り。
ただし石材はそれほど古くないように見える。


あまりにも有名な「つぼ湯」、くどくどとした説明は不要であろう。


つぼ湯」と言えば小栗判官、傷ついた身体を回復させた湯がここだ。



小栗判官時代はいざ知らず、現在は脱衣スペースも作られている。
申し訳程度のスノコも、自然・足元湧出の湯には適格である



七色に変化すると言われる「つぼ湯」、このときは形容すれば青白くささ濁りといった感じか。
元より分析表など掲げられてないが、泊まった宿には重曹硫化水素泉91度とあった。
また別の資料だと含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉52.8度となっている。
足元湧出の91度だとどうやっても入浴は不可能なので、後者が実際のところなのかもしれない。
源泉名はやはり、「小栗湯」と言うそうだ




加水もできるので前の入浴者がどうしたかは不明だが、我々が入ったときは43.8度と熱め適温となっていた。


コクがあり焦げもあるタマゴ臭があり、コクのあるタマゴ味もある。
淡い塩味淡い甘味
湯そのものにを感じる。
これだけでも素晴らしい湯である。



ツルスベ感も感じられる。

世界遺産の選考基準に関わったかはいざ知らずだが、湯ヲタ目線でも素晴らし湯であることは間違いない

この地を訪れたなら、やっぱり並んででも入る価値のある湯である




湯の峰温泉 「つぼ湯」

和歌山県田辺市本宮町湯の峰

0735-42-0074(湯の峰温泉公衆浴場)
入浴料 「くすり湯」とセットで770円

<源泉:小栗湯>

含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(?)

52.8度(?)
足元湧出
薄青白ささ濁り
コクのある硫黄臭、焦げ臭あり
コクのあるタマゴ味、淡塩味、淡甘味あり
ツルスベ感あり
完全かけ流し

2015年5月入湯