2019年10月の鹿児島は薩摩半島ぐるっと一人湯旅、いよいよ3日目へ。
泊っていた川内高城温泉「双葉屋」の朝風呂や向かいの双葉旅館の湯ももちろんいただきつつ、他の宿の湯も早朝からいただいてしまおう![]()
初日と2日目の行程をまた並べさせてもらう。
<初日>
ラーメン楽天 日当山店 (食事)
居酒屋 ひろみち (食事)
<2日目>
筑豊ラーメンセンター 山小屋 川内店 (食事)
双葉屋と向かいの双葉旅館の湯はどんな時間でも入れると女将からお墨付きをもらったが、他の宿の湯も結構早い時間から立寄りが可能なのだ。
泊っていた部屋の窓から見えたモダンな宿、山桜桃もそう。
その双葉旅館の隣にある。
6時過ぎに宿の前を通りかかるとご主人が作業をしておられ、立寄りできるか伺うとどうぞどうぞとばかりに案内された![]()
ここは以前「富士屋」という宿があったそうだが、廃業後に「高城の湯 山桜桃」として2015年5月にオープン。
素泊り、2食付き、1食付き、そして立寄り入浴と、広く対応している。
川内高城温泉 高城の湯 山桜桃
山桜桃(ゆすら)と聞くとぼくは日本酒を思い出すのだが、元々は山桜桃梅(ユスラウメ)という植物の名前。
花言葉が「郷愁」ということで、川内高城温泉の雰囲気を纏わせつつ命名したそうだ。
レトロな雰囲気いっぱいの川内高城温泉にこういうモダンな感じの宿があるのは、ぼくとして大いに素晴らしいと思った。
ちゃんと自力で生きている温泉街という印象が強まるからだ。
そして立寄り入浴も朝6時から21時までできる![]()
ぼくが訪れたのは6時20分頃。
なおサウナが稼働している時間は限られるので、入られる方は写真↑の時間をチェック願う。
立寄り入浴料は350円。
新築のモダンな宿でもこの料金![]()
ちなみに素泊まりで4700円~、なかなか評判の2食を付けると8300円~。
浴場は男女別に1つずつ。
露天風呂はないが、もうお分かりのようにサウナはある。
朝湯を楽しむ人もいたが、基本的にほぼ独り占めができた。
では浴場内へ。
入口から入ってすぐ右がサウナ。
左側が洗い場。
正面の浴槽は、真ん中にかけ湯槽があり、右が水風呂、左が通常の浴槽となる。
サウナは朝6時台にはやってない。
ドアは空いていたので一応中をチェック。
ぼくはサウナは全然詳しくないので何式のサウナかは分からないかった。
洗い場はシャワー付きのカランが3セット。
カランを捻ると。。。
源泉が出た![]()
ではそれぞれの浴槽を。
真ん中のかけ湯槽から。
常に源泉が注がれて、かけ流されている。
オーバーフローによる色素沈着も泉質を語っており美しい。
ぼくが一番驚いたのは、実は水風呂。
23~4度と入りやすい水風呂なのだが、なんと源泉を熱交換でそこまでの温度に下げて使用しているのだ![]()
源泉を枡に溜め、熱交換で冷まし、それを惜しみなく投入。
ご主人に確認したから間違いない。
しかもご覧の様にザンザンとかけ流し。
素晴らしい硫黄泉の源泉での冷熱交互入浴ができるのである![]()
普通は冷たい源泉をそのまま水風呂にし、加温循環した浴槽があっての同一源泉の冷熱交互入浴なのだが、こちらはその逆。
しかも完全かけ流し。
頭が下がる![]()
この熱交換で温度を下げた源泉は先述のかけ湯にも投入され、温度調整に役立っている。
もちろんメインの浴槽もぬかりない。
ごく僅かに緑色透明な湯は、お馴染みの源泉「川内温泉3号・川内温泉19号(混合泉)」。
源泉温度52.8度、pH9.1のアルカリ性単純硫黄温泉。
成分総計は0.327g/kg。
総硫黄を計算すると約6.73mgほどの硫黄泉。
もちろん完全かけ流しで使用している。
オーバーフローもザンザンとあり、見てて気持ち良いレベル![]()
湯口にL字塩ビ管が太いのと細いのが計3つあるのが気になるでしょう
え、気にならない?
ぼくはめっちゃ気になるのでチェック。
太いパイプがもちろんメイン湯口。
お馴染みのタマゴ臭があり、タマゴ味がする。
塩味やダシ味はかなり淡い塩梅であるが、これもほぼ共通なイメージ。
細い方の湯口からは糸レベルで注がれていた。
左は源泉そのままの熱い湯、右は水風呂で使用した冷ました湯。
これで微妙な温度を調整しているのだろう。
熱交換した冷たい源泉はメイン浴槽でも有効利用されていた。
総じて加温なしの源泉100%使用である![]()
相変わらずしっかりとしたツルスベ感が何とも心地よい![]()
渋い浴場も多い高城温泉では最もモダンなタイプの浴場の1つだろうが、湯使いに対するしっかりとした思いが伝わってきて、とても好感度な宿であった。
評判の食事も泊まっていつか味わいたいものだ。
川内高城温泉 高城の湯 山桜桃
鹿児島県薩摩川内市湯田町6460
0996-28-1362
6:00~21:00 ※サウナは別の時間帯
立寄り入浴料 350円
<源泉名:川内温泉3号・川内温泉19号 (混合泉)>
アルカリ性単純硫黄温泉 (低張性・アルカリ性・高温泉)
52.8度
pH9.1
成分総計 0.327g/kg
微々緑色透明
タマゴ臭あり
タマゴ味、微塩味、微ダシ味あり
しっかりとしたツルスベ感あり
完全かけ流し
水風呂は熱交換で源泉をそのまま完全かけ流しで使用
2019年10月入湯
※数値はH27の分析書より






















