2019年9月の湯旅、長野は野沢温泉の外湯巡り編。
今回で最後…と言っても全体の湯旅からしたらほんの序章ではあるが![]()
これまでの流れを。
1.横落の湯
2.十王堂の湯
3.新田の湯
4.中尾の湯
5.秋葉の湯
6.松葉の湯
7.上寺の湯
分かってはいたものの激熱の浴場が続き、このとき最後の野沢の外湯では熱くない湯に入りたい。
唯一熱くない外湯としても知られる、熊の手洗湯へ向かう。
20年前に訪れたときの建物の記憶はほぼ無いが、それなりに渋かった。
今の浴場は2015年にリニューアルされたもの。
野沢温泉 熊の手洗湯
「くまのてあらゆ」と読む。
別に「くまのてあらいゆ」と読んでもよいと思うが。
この看板は旧施設からそのまま受け継いだらしい。
看板下の命名の由来を拡大。
まあ有名な話だ。
なおさら「くまのてあらいゆ」で良いと思うが。
浴場の前には組合員用の湯汲処がある。
源泉温度が76度で温泉玉子も作れるようになっている。
ちなみに源泉「熊の手洗湯」は源泉温度がもっと低い(後述)ので、この源泉は違う湯だ。
賽銭箱に寸志を入れ、いざ浴場内へ。
時刻は11時前後。
野沢の外湯の中でも一番人気と言われるこちら、さて貸し切れるか。
先客が1人。
なお分析表の写真が無い…撮り忘れたのか、掲示が無かったのか覚えてない(^-^;
どちらにせよ新しい数字情報がなく、ネットで探した平成18年の分析数値を元とする。
この兄さんがこの日が休みなのか入ったり出たり、浴槽脇で洗ったりトドったりで長居を決め込んだようで、独り占めはできなかった。
また浴場も狭く、脱衣所と一体型。
満足な写真は撮れなかったので悪しからず![]()
浴槽はご覧のように左がぬる湯、右があつ湯で仕切られているが、湯は行き来できるような仕組みのレベル。
ぬる湯もせいぜい2人、あつ湯は2人入ったらかなり窮屈だろう。
どちらの浴槽も色味にほとんど差はなく、淡い緑色透明。
メイン源泉は源泉名「熊の手洗湯」。
源泉温度は41.1度、pH8.8のアルカリ性の単純硫黄温泉。
成分総計は0.390g/kg。
ただし湯口をご覧いただければわかるように、それぞれの浴槽に3つのパイプから湯が注がれている。
3つとも源泉で、例えば右のあつ湯にある上の2つは70度以上ある熱い源泉で、下の1つは40度台の源泉。
しかも装置になっていて、多くの熱湯は浴槽の外に逃されつつ、少しは熱い浴槽に落ち、また少量ぬるい浴槽にも流れ混んでいる。
パイプの内の1つの40度台の源泉が「熊の手洗湯」であろう。
他は麻釜系の源泉と思われるが、詳しい表記がなくて不明。
いずれにせよ真水の投入はなく、源泉にて完全かけ流しには違いない。
ちなみに熱い浴槽で温度を測ると44.2度。
ぬるい浴槽は体感だが42度ぐらいとそんなには変わらない。
でもこの44.2度でも心地よく感じてしまうのだから、今までの激熱連湯攻撃が堪えていた(^-^;
全体としてコク硫黄臭に、おそらく熊の手洗湯のもつタマゴ臭も感じる。
タマゴ味ももちろん。
しっかりとしたスベスベ感があった。
湯の花は少なめ。
移動の時間がやってきた。
野沢の中心部にある大湯や麻釜、また真湯など残り5湯はまたいずれ。
野沢温泉 熊の手洗湯
長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8955
無料(寸志を入れよう!)
5:00~23:00
※11月~3月は6:00~23:00
無休
<源泉名:熊の手洗湯> ※他に熱い源泉を浴槽内で混合して使用
単純硫黄温泉 (低張性・アルカリ性・高温泉)
41.1℃
pH8.8
成分総計 0.390g/kg
淡緑色透明
コク硫黄臭、タマゴ臭あり
タマゴ味あり
しっかりしたスベスベ感あり
湯の花少なめ
熱い別源泉と混合して完全かけ流し
2019年9月入湯
※数値はH18の分析表より











