今村翔吾さんの小説『玉麒麟 羽州ぼろ鳶組⑧』を読み終えました。
今村さんの人気シリーズ、羽州ぼろ鳶組の第8弾です。
因みに、今村さんの作品を読むのは、『八本目の槍』、『ひゃっか』、『塞王の楯(上・下)』、『幸村を討て』、『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』、『夜哭烏 羽州ぼろ鳶組②』、『九紋龍 羽州ぼろ鳶組➂』、『鬼煙管 羽州ぼろ鳶組➃』、『菩薩花 羽州ぼろ鳶組⑤』、『夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組⑥』、『茜唄(上・下)』、『狐花火 羽州ぼろ鳶組⑦』に次いで、13作品目となりました。
2019年3月に初版が発行されており、僕が読んだのは今年1月発行の第10刷です。
出版元の祥伝社の特設ページ及び、カバー裏表紙に掲載されている本作の紹介文を転載させて頂きます。
命のため、真実のため、江戸のすべてを敵にまわした。
侍火消にして府下十傑に数えられる剣客、新庄の麒麟児と謳われた《ぼろ鳶組》頭取並・鳥越新之助は、闇に堕ちたのか? 豪商一家惨殺及び火付けの下手人として手配された新之助は、一家の娘を人質に逃走を続け、火盗改、江戸の全火消の包囲を次々と打ち破っていく。一方、幕府の命で動きを封じられたぼろ鳶組頭取・松永源吾は、仲間のため、己のため、ある決意を胸に立ち上がる!
前作の『狐花火 羽州ぼろ鳶組⑦』は、それまでのシリーズで登場してきた、ぼろ鳶組のメンバーや家族、他組の火消などがオールスターで再登場し、第1巻『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で発生した明和の大火を思いださせる内容でした。
言わば、それまでの集大成といった物語だっただけに、それに続く、本作がどのような展開になるのか興味深かったわけですが、結論から言うと、本作は更にステップアップしている傑作だったと僕は思います![]()
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紹介文にあるように、本作でフューチャーされているのは、《ぼろ鳶組》頭取並・鳥越新之助。
彼がなんと
火付けの下手人として手配されるわけですが、新之助を知る、ぼろ鳶組のメンバーのみならず、他組の火消や周囲の人が、新之助が下手人であるはずがないと無実を証明するべく真犯人を追う姿が熱い
また、新之助も豪商一家の娘を人質にしていると疑われる中、むしろ娘を守ることを第一に行動するところがカッコいい
火消し仲間の絆・信頼関係、母子の絆、等々に心打たれ、クライマックスはまたしても泣きながら読むことになりました
何度も書いていますが、本当に面白いシリーズ。
量は多いですが、是非、第1巻から順にお読みください。
ハマること間違いなしです。
