ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬、学名:Paeonia obovata )の冬越しの花芽株の根
分類:植物界 被子植物 真正双子葉類 コア真正双子葉類 ユキノシタ目 ボタン科 ボタン属 ベニバナヤマシャクヤク
1月中旬も後半、昨日は日中の最高気温が自宅の簡易温度計で18℃位まで上がりました。朝の最低気温は0℃程度でその差は約18℃と寒暖差が激しくなっていました。今日の朝も氷点下にはなりませんでしたが、日中は10℃を少し超えた程度で北よりの風が冷たく吹いて寒い一日でした。
庭の花はスイセンやロウバイが咲き始めたので、今週のトップ画像にしようかと思いましたが、秋から地上部を枯らし、根っこが枯れずに育っているか気になっていた山野草のベニバナヤマシャクヤクのビニールポットの様子を今週はトップ画像にしました。
庭で咲き始めたスイセン
現在、わが家の場合、ベニバナヤマシャクヤクは種から育てているものがほどんどです。9月から10頃にかけて種を蒔いて、地上部に芽が出るのは1年半後の春、それから花が咲くのに5年以上かかります。この根の株もすでに種を蒔いてから7年以上経っているものと思われます。
地上部が枯れているベニバナヤマシャクヤクのビニールポット株
ビニールポットから土を出して抜いた直後の株
株が枯れていないことを確認し、根がポットの中でグルグルと巻いていなかったので鉢増し(一回り大きなビニールポットに植え替え)はせず、このまま、同じビニールポットに植えて元通りにして保管します。
保管といっても、マツの木の下の地上部に置いてあるだけです。マツの枯葉が沢山落ちています。今回掘り起こしたのは、一番右側の真ん中のポットでした。
前回のウラシマソウやユキモチソウなども種を蒔いてから花が咲くまで5年以上かかります。山野草を種から育てて花を咲かせるのは、長期間必要なので。毎年、種ができて蒔ける環境下であっても、花が咲くまでは5年以上待たないと咲きませんので、色々な花を育てながらの栽培が良いかと思います。
5月中旬頃花を咲かせるベニバナヤマシャクヤク
宿根草は種を蒔いてから花が咲くまで期間は種類によっていろいろです。フジバカマやキキョウなどは種を蒔いた翌年には花を咲かせます。マツムシソウやオミナエシ、サクラソウなどは翌々年、クリスマスローズは上手に育てて3年、シラネアオイ、レンゲショウマ、ヤブレガサなどは5年以上かかってしまいました。雪割草などは育てる環境が悪いので、枯らしてしまうことが多いです。
なので、数年かけて初めて花が咲いた時の喜びはとても感動的です。山野草栽培はできれば若い時から始めたほうが良いかと思います。
植物観察日記
1月中旬になりました。昨年のクリスマスに雨が降った後、今年になって3日の朝に小雪が薄っすらと降りましたが、降水量としては1mm未満で、3週間以上まとまった降水が無い状態でカラカラの状態が続いています。乾燥した北よりの風が吹き、朝は氷点下になる日が多く、鉢物を育てていると水やりをするタイミングが難しいです。なるべく冷え込まない前日を中心に水撒きをしています。
この一週間は、比較的暖かい日が続いたので、クリスマスローズやスイセンの花が咲き始めました。フクジュソウも地上部に芽を出してきました。
※自宅の場所は、群馬県の赤城山西麓、標高340m付近です。近くに赤城自然園があります。赤城自然園は標高600m付近にありますが、花の咲く時期はこちらとほとんど同じか赤城自然園の方が早い場合が多いです。参考になれば幸いに思います。
<花の咲いている樹木類>
サザンカ、ツバキ(一部)、ビワ、ヤツデ、ロウバイなど
<実ができている樹木類>
クチナシ、マツ、モミの木
<花の咲いている山野草や草花類>
キンギョソウ、クリスマスローズ、スイセン、ゼラニウムなど
※園芸店などからの購入品:ガーデンシクラメン、ビオラ、アリッサム、スキミア、ユリオプスデージなど
<種ができている山野草や草花類>
ツワブキ、ヒオウギ、ヤブランなど
この先、一週間の群馬県地方の天気ですが、現在、日本海に移動性の高気圧が南東方向に進んでおり、明日は東海上へ移動し、日本海には前線を伴った低気圧が発生しで東進し、明日の午後から明後日の朝にかけて本州を通過するようです。このため、明日の関東地方は雲が多くなり、低気圧や前線通過後は強い冬型の気圧配置になり、群馬県の北部などでは雪の量が多くなるようです。南部平野部は「晴れたり曇ったり」が続きますが、山間部はにわか雪、平野部は冷たい北風がしばらく続きそうです。今回は強い寒気で長期滞在型と言われていますので、今度の週末以降まで冬型の気圧配置が続くようです。大寒の時期、これから節分迄の約2週間は寒さ対策が特に必要のようです。乾燥と強風、降雪地帯の大雪などにも注意して欲しいですね。
こんな状況ですが、気象予報士chikabeの植物観察日記、今週も庭の山野草などの宿根草、多年草などの植物の様子をお届けしたいと思います。
<木々の様子>
ロウバイが咲き始めました。
ビワの花は咲き続けています。
サンシュユの花芽はまだ固いです。
サザンカ 木によって咲き方が一様ではありません。咲き遅れた花が咲いています。
ハクモクレンの様子
クチナシの実 変わりないと思ったら、鳥につつかれてしまっていたものがありました。
ヤツデ
レンゲツツジのツボミの様子
アカヤシオのツボミの様子
ミツバツツジのツボミの様子
シャクナゲの様子
西洋シャクナゲの様子
スキミア
生き物たち
今朝は氷点下にならなかったので、金魚も元気でした。
スズメの餌箱の様子 餌を補給しましたが、周りで餌が少なくなったせいか減りが激しくなりました。多い時は20羽以上のスズメが来ています。時々カオジロガビチョウも来ます。
補給しても
2日も持たずに底が見えてきます。
こんな感じでスズメたちが群がってきています。こんなに来ているので餌にしているくず米はすぐに終わってしまいます。
今朝もジョウビタキ(♀)に会いました。(写真は先週のもの)
カマキリの卵を見つけました。
山野草の動き
クマガイソウは地上部無し 周辺のクリスマスローズの葉を整理したのでスッキリしました。
(先週) (今週)
八重のシロバナエンレイソウ、 実生2年目のカタクリ、ヤブレガサなども先週と変化はありません。来春芽吹くまで地上部に何もない状態が続きます。
(先週) (今週)
ユキモチソウ 地上部が枯れてしまいましたがその後は変化なしです。こちらもポットの中が気になります。2月になって少し暖かくなったら肥料も上げたいので掘り返してみます。
(先週) (今週)
ハッカクレンは屋内(11/9~)で管理中その後は変化なしです。
一緒にカラーの実生3年目も屋内で管理中 屋内なので変化は殆どありません。
(先々週) (今週)
屋内で管理中のネリネの様子
山野草エリアの様子 先週とほぼ同じ。モミジの葉が落ちて枯葉の絨毯になっています。レンゲショウマ、ベニバナヤマシャクヤク、シラネアオイ、シロホトトギスは枯葉。ツワブキの花は綿毛の種に変身、ヤマシャクヤク、タンチョウソウは地上部がありません。緑の葉はクリスマスローズ、ツワブキの大きな葉が萎れています。
ツワブキ 綿毛のタネができています。
シラネアオイ(白根葵)の枯れた葉 ジョウロウホトトギスも枯れました。(昨日撮影)
昨年挿し葉をしたショウジョウバカマの様子
ビニールポットのレンゲショウマ
ベニバナヤマシャクヤクの花壇の様子 地上部が枯れ、ハクモクレンの枯葉が地上部に積もっています。
ビニールポットのベニバナヤマシャクヤクも地上部が枯れています。
タンチョウソウの様子 地上部はありません。緑の葉はスミレなど
マツムシソウの様子 半分枯れているような状態です。
雪割草の様子 地上部に少し硬い芽が見えます。
ウスバサイシン 地上部はありません。
スイセンの咲くエリア フクジュソウやクリスマスローズなどが植えてあります。
クリスマスローズの動き
クリスマスローズは、花が咲くと種が沢山出来ます。株を充実させるには、種を実らせないほうが良いと言われていますが、油断していると種がいつの間にか熟してしまいます。種から育った株は、親株と同じ花が咲くことは無く、色々なタイプの花が咲くので、種から育てたクリスマスローズは、どんな花が咲くのか非常に楽しみです。
そんなことで、わが家のクリスマスローズは、育てやすい一重咲きのものがほとんどですが、たくさん増えて、庭中、クリスマスローズだらけになっています。
今年は、夏がなかなか終わらず、クリスマスローズの夏の休眠期も長いと思っていましたが、予想に反して、例年よりも新芽の動きが早いような気がしています。
比較的暖かい日が続き、先週よりも花数が増えてきました。
こちらは一番先に咲き始めた株
一重咲き
八重
セミダブル
ツボミ
古葉を切り取った後、花芽が成長してきたクリスマスローズたち
実生1年目の株
実生1年目の植え変えたビニールポットの株 枯れそうです。原因は水切れと冷え込みか?
昨年の暮れに種蒔きしたクリスマスローズ、まだ芽は出てきません。霜柱が立って凍みてしまったか心配!
育苗箱の実生1年目
育苗箱実生2年目(種を蒔いてから3年目、花芽が付いたのが一株ありました。)
地植えのクリスマスローズ ツツジの下で実生で育っています。昨日、古葉を少し整理しました。
昨年、作ったクリスマスローズ花壇
寄せ植えの様子
ビオラとアリッサムなど
葉ボタンとビオラ
パンジー
ナンテンの木を入れましたが葉が無くなってしまいました。
ヒューケラ
アネモネは切り花にしてペットボトルに挿してあります。
その他の植物の様子や花
イワヒバ 寒いので枯れた状態です。
摘み菜の様子。密集しすぎていると指摘されました。
ユリオプスデージ 咲き続けています。
キンギョソウ
ゼラニウム
今週も色々な花や植物の真冬の様子でしたが、少し春が近づいていますね。今回も長くなってしまいました。
この先も寒暖差が激しく、寒さと乾燥が続きますので、引き続き体調管理にも十分注意して真冬の園芸を楽しみましょうね。
今週も予報士の植物観察日記にお付き合いいただきましてありがとうございました。過去の記事もご覧いただければ嬉しいです。
























































































