皆さま、こんにちは!
古い画像データを引っ張り出してきてすみません。
今日は9年前に訪れた日田彦山線から
西添田(にしそえだ)駅の訪問記です。
歴史は古く明治36年に開業した駅でした。
駅の様子の前に…
西添田駅の歴史が面白いので紹介させてください。
添田町内の日田彦山線には
西添田駅と添田駅があります(BRTの停留所は除く)。
隣り合ってる2駅ですけど生い立ちは違っていて
西添田駅は九州鉄道の旅客駅の終点として明治36年に開業。
添田駅は小倉鉄道の駅として大正4年に開業しました。
どちらも後に国有化、
昭和17年に両駅が線路で結ばれて
現在の日田彦山線になるワケでしたが…
元々はライバル会社同士の駅なので
2駅の位置は鉄道で直結する前提で置かれてません。
そこを無理矢理結んだもんですから
2駅間はこんな感じでカーブしてます。
西添田駅‐添田駅間を列車に乗ると左に右にカーブしますが
そんな事情があったことを思い浮かべると
面白いかもしれませんね。
話を西添田駅に戻しましょう。
今ある駅舎は国鉄時代の木造駅舎に代わって
平成6年に建て替えられたモノだそうな。
駅前が狭すぎてこんな写真しか撮れませんでしたわ。
駅舎の中央が円筒状で2階建てっぽく見えますけど
中の様子が気になりません?
覗いてみると吹き抜けになってました。
ツバメの巣がありますけど
天井が高いしツバメも居心地が良いのではないかな?
9年前に訪れた時あった障がい者向けの作業所、
現在は移転したそうですけど
駅舎が竣工したばかりの頃はここに喫茶店があったそうですよ。
続いてはホームにイン。
西添田駅は単式ホームがあるだけの棒線構造の駅でした。
現在は構内がスッキリしちゃった西添田駅ですけど
国鉄時代は貨物輸送の拠点で
貨物列車を退避させるための2本目のホームがあったほか
構内の東側には貨車を留置させるための側線が
ズラリと並んでました。
下は国土地理院のサイトから転載した昭和50年撮影の航空写真ですが
2本のホームと東側にヤードがあるのがわかりますよね。
構内の所々に貨車が写ってますけど
車体の短さから九州で見られたセム・セラ級の石炭車ではないかと。
西添田駅での貨物の取り扱いは昭和55年まで続いたそうですよ。
そして現在のヤード跡の様子です。
景色が変わり過ぎて理解が追い付きませんって。
ホームに国鉄様式の駅名標がありましたよ。
さてさて、先ほどから画像にちょろちょろ写ってましたが
線路に架けられた歩道橋が気になってまして…
弧を描いた形状や柵に取り付けられた音符、
なによりも西添田駅が俯瞰出来る立地と興味だらけなのです。
見ないワケにはいきませんね。
歩道橋は駅舎の南側にある公園から架けられてました。
この歩道橋、ネットの情報によれば
現駅舎の竣工と同時期の平成5年に架けられたんですって。
その先には…
添田町音楽堂がありましたぜ☆
こちらは「オークホール」と呼ばれる公民館を兼ねた音楽堂で
昭和63年に竣工。
歩道橋は駅とオークホールを結ぶために造られたんですって。
柵に音符が付いてるのはそれが理由だったんだ。
なお添田町は現在、音楽による地域振興を展開中とのこと。
ネットでこんな記事を見つけました。
日田彦山線も絡んだプロジェクトですし
ぜひ成果を出してほしいですね。
こうしてホールの前で佇んでいると心地よい音が聞こえてきました。
音の出所に向って歩くと…
西添田駅にキハ40が停まってるじゃないですか!
キハ40のエキゾーストノート最高っす。
トルクたっぷりな直6エンジンの音を聞きながら過ごすひととき…
これを聞くと幸せになると、自分だけじゃありませんよね?
こちらはキハ40が西添田駅に入線する前のシーンです。
冒頭に「西添田駅は九州鉄道の旅客駅の終点として明治36年に開業」
と書きましたが、西添田駅より南1.0キロの場所に
明治37年、貨物駅の庄(しょう)駅が開業してます。
庄駅の場所は赤〇印で囲った辺りではないかと。
庄駅に伸びる貨物線は昭和18年に廃止されたことから
庄駅も姿を消しましたが
書類上は「廃止」ではなく「休止」のままだそうです。
いつか庄駅跡も見に行かなくちゃ。
…以上、音楽で地域振興中の添田町にある西添田駅の様子でした。
自分はキハ40の音でお腹がいっぱいです。
↑(城野駅方面)
田川後藤寺駅
池尻駅
豊前川崎駅
西添田駅(平成29年10月12日)
添田駅
歓遊舎ひこさん駅
彦山駅
大行司駅
宝珠山駅
↓(夜明駅方面)
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