皆さま、こんにちは!
昨年3月のダイヤ改正で30駅ほどが無人駅化されたJR九州ですが、
今年3月のダイヤ改正では更に、9駅が無人駅に変ったようです。
昨年7月に訪れた時に駅員さんが親切にしてくれたこの駅も
今は無人駅になっちゃったようで…
今日はそんな駅をいっちゃいますよ。
日田彦山線・石田(いしだ)駅です!
駅員さんに親切にされた…
他愛ない話かもしれませんが、自分が石田駅に訪れた時、
駅員さんが自動券売機の清算をしていたのですよ。
列車が来ない時間帯でしたので、このタイミングを見計らっていたようで。
そしたら駅員さん、カメラを持った自分を見てすぐに駅ファンだと察知してくれ、
「入場券は後でいいですからゆっくり楽しんでください」って。
駅巡りという孤独な戦いの中でかけられたこの言葉は、ホント心に染みましたよ。
駅員さん、ありがとうございました!
直後に撮った、出札窓口が営業中だった頃の石田駅の駅舎内。
そして、こじんまりとした広さの待合室。
現在の駅舎は大正4年の駅開業時に造られた木造駅舎に代わり、
平成14年に建て替えされたものだそうですよ。
石田駅は島式ホームが1本あるだけの駅構造ですけど、
ホームに入るための構内踏切がとにかく遠い。
駅舎からず~っとず~っと歩いて、駅の西端に構内踏切がありますの。
今はこんな構造ですが、
木造駅舎時代…というかJRに移行される以前までは、
駅舎正面に構内踏切があったようです。
昭和36年に撮影された航空写真より。
こちら、ちょい前まで全国各地で見られた駅構造ですけど、
列車が停車すると構内踏切が塞がれちゃうために改修され、
最近はすっかり見なくなりましたよね。
石田駅にはもうひとつ、日田彦山線特有の事情というのがありまして、
単線の同線ではかつて、
石灰石やセメントを輸送するための貨物列車が頻繁に運行されており、
石田駅は列車を行き違いさせるための任を担っていたのですよ。
こちらは石田駅の島式ホームですが…
石田駅は、駅舎寄りの線路が主本線の一線スルー構造になっていて、
ここを貨物列車が高速で通過していたそうです。
国鉄時代は、旅客列車は上下合わせて20本が運行されていたのに対し、
貨物列車はなんと、1日に60本も運行されていたとかで。
乗客の安全を確保するために、
早い時期から現在の駅構造が改められたんですって。
日田彦山線が貨物輸送で賑わったのは、
同線の前身である小倉鉄道時代からの話です。
小倉鉄道線は大正4年に開通し、昭和18年に戦時買収された路線でした。
開業当時の起点は現在の日豊本線・城野駅ではなく、
鹿児島本線の東小倉駅だったそうですよ。
昭和36年に廃止された航空写真より。
東小倉駅~石田駅間では日豊本線とのオーバークロスが見られたそうですが、
昭和35年に石田駅の北側に日豊本線と繋がる短絡線が造られると
日田彦山線の起点駅は日豊本線・城田駅に改められ、
分岐点(水町信号場)から東小倉駅までの区間は貨物支線に変ったそうです。
その貨物線も2年後の昭和37年には廃止されてしまったとかで…
9月は筑豊&小倉地区を旅する予定でしたので、
その辺りもぜひ見てみたいですね。
それにしても、駅周辺の昔の航空写真を見て思ったのですが…
この辺りの住宅地化、ホントにすごいです。
昔は駅前通りすら無かったのに。
ここから先、添田駅方面に進むと、
小倉鉄道時代に造られた駅舎を持つ駅があったり、
元・スイッチバックの駅があったりと、日田彦山線は本当に面白い路線でした。
こうして、石田駅で楽しい時間を過ごして撤収、
もちろん帰りに入場券をかって帰りましたので、念のため言っておきますね。
↑(城野駅方面)
石田駅(平成27年7月30日)
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↓(夜明駅方面)












