皆さま、おばんです!
先日の豪雨では鉄道も大きな被害を被りました。
被害地域は広島・岡山地区が注目されがちですけど、
それ以外の地域、中でも特に被害が大きかったのが愛媛県内です。
予讃線・伊予市駅-伊予大洲駅間の海側ルート「愛ある伊予灘線」は
復旧に2カ月以上の期間を要すみたいですね。
JR四国のHPによれば線路内に土砂の流入や落石が多数見つかったとか。
「愛ある伊予灘線」の伊予長浜駅以南は
今回の豪雨で氾濫を起こした
肱川(ひじかわ)に沿って線路が伸びてる区間でした。
ここは自分も2年前に訪れましたが、
今晩はその中から、こちらの駅の訪問記です。
予讃線・春賀(はるか)駅です。
昭和36年に開業した、単式ホームが1本あるだけの駅でしたよ。
春賀駅は駅舎が無い無人駅で、
遠くから見ても特段変わった様子は見受けられません、が…
実はこの後、ちょっとした謎に陥ってしまったのです。
そのミステリーについては最後に触れることにしまして…
先ほど、春賀駅は昭和36年に開業したと書きましたけど、
実は予讃線の前身である愛媛鉄道(昭和8年に国有化)の時代にも
春賀駅が存在しており、現在の春賀駅は2代目なのです。
愛媛鉄道線はナローゲージ(軌間762ミリ)の路線のため、
国有化直後の昭和9年に初代・春賀駅を廃止して撤去、
そこに軌間1,067ミリの現在の線路を通し直したようですね。
春賀駅は新設駅ではなく復活駅と言った方が正しいのかもしれません。
それでは駅のチェックを開始します。
まずは駅の出入り口から。
ホームは道路に面した場所にあるため駅前広場はありませんでした。
駅前には食堂らしきお店がありましたが、
看板が消されているので閉店してるのかな?
近くには大洲市立三善小学校がありますけど、
お店らしき建物を見つけることは出来ませんでした。
駅周辺は閑静な住宅街と言った感じですね。
その分、目立っていたのがこちらです。
駅から北方にある山に向けてまっすぐ伸びる道路があるのですが、
ここを上っていくとこんな施設が見えてくるのですよ。
鉄塔?高圧電線の数がハンパないここってひょとして…
四国電力の大洲変電所でした。
発電所や変電所を趣味にしている方がいるって聞いたことがありますけど、
そんな方にとってはここも聖地のひとつなのでしょうね。
高台にあるため今回は浸水被害は無かったようです。
続いては春賀駅のホーム。
下の写真の右側に写るのが三善小学校でしたよ。
小学校のHPによると、先日の豪雨で学校の1階部分が浸水。
急遽、今週末から夏休みに突入することを決めたそうです。
小学校が浸水した話を知ってビックリしたのは、
肱川から春賀駅まではこんなに離れていたから。
…っていうことは、この景色の大部分が浸水したってことですよね?
所々に民家があるのでご無事であればいいのですけど…
自然の猛威って本当に恐ろしいです。
さてさて、冒頭に書いた春賀駅の謎のこと。
ホームから肱川方向を見ると
こんな古そうな小屋が建っていたのですよ。
左側が待合所で右は自転車置き場っぽい。
しかし、ホームの反対側にあるのでとても利用しずらそうな位置にあり、
案の定、誰も利用せずに荒廃してる様相でしたの。
反対側には田んぼしかないし、
なぜこんな場所に小屋が建っているのか気になっていたのですよね。
そこで古い航空写真(昭和50年撮影)をチェックしてみると…
えっ!? そうだったの?
現在は住宅地側にある春賀駅のホームですが、
昔は反対側にあったのです。
よって、荒廃してた小屋は旧ホーム時代の待合室で間違いないかと。
その証拠ではないですけど、
昭和58年刊行の「山陽・四国670駅」にも
現在とホームが逆向きにある春賀駅の写真が掲載されてました。
写真によると、この待合所はホーム上にあったわけではなく、
ホームの背側に歩道を隔てた位置にあったみたいですね。
元々は水田のど真ん中にある駅として開業した春賀駅ですけど、
住宅地がホームの反対側に広がったために
ホームを移設したのではないでしょうか?
こんなんだったら通りがかりの地元の方に聞いとくべきでしたわ。
「愛ある伊予灘線」は八多喜駅周辺、五郎駅周辺で
旧線の廃線跡巡りが楽しめちゃう魅力的な路線でした。
が…それもしばらくはオアズケかな?
そんなことで、1日も早く「愛ある伊予灘線」が
元通りに復旧しますよう願っております。
春賀駅(平成28年10月12日)
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