アカデミー賞受賞作のロケ地の洋館は現在は違う姿に

場所・ 山形県酒田市南新町1−1−10

電話・ 0234−24−5729 HP・インスタあり 

創業・ 明治9年(1876)から平成10年(1998)閉店
      再生してからは2021年10月

竣工・ 和館 明治3年(1870) 洋館 大正11年(1922)
     2021年改装 

構造・ 木造2階建て、木造3階建ての洋館

営業・ 8時30分から17時30分 ランチ・11〜15時
      12月31日から1月2日休み

メニュー・ ベーカリーカフェ ランチ 1000円より *当時の御値段
      レストラン ランチ 1300円より ドリンク 350円

人物・ 板垣退助・皇族

最終訪問・ 2008.06、2021.03 再訪 外観のみ

*アカデミー賞受賞作 映画「おくりびと」ロケ地 

山形県の庄内地方、北部の日本海側の酒田市内にあります波
割烹小幡の創業は、明治9年(1876)といわれていますキラキラ

 

港や日本海、市街を一望できる景勝地にあることから、「瞰海楼」(かんかいろう)と呼ばれ、高名な政治家や多くの文人墨客が訪れていましたおじいちゃん

小幡家の17代目・小幡善吉が明治3年(1870)から船宿を開業し、18代目の「小幡なを」が小幡を創業キラキラ

 

2008年当時の姿 現在は変わった

 

明治27年(1894)に起きた酒田大地震では、酒田の市街地は多くの被害を受け、小幡の周辺では火災も発生えーん
小幡も火災の影響により一時、営業を中断しましたショボーン

震災前に訪れた著名なゲストは多岐にわたり、板垣退助や皇族も訪れていたことから、
酒田におけるトップクラスの宿泊場所と推測されていますおじいちゃん
震災後には宿泊のない料理専門店として再開ハート

大正11年(1922)には洋館を新築し、東京の精養軒で修行した料理人を迎えて
本格的なフレンチレストランを目指す洋食部を新設ナイフとフォーク
 

戦時中は営業を自粛していましたが、和館は戦後営業を再開し、眺めの良い2階の大座敷や1階の小上がり座敷などで料亭としての営業を行っておりましたうお座

かつての洋館の入り口部分 洋食部門の店か


平成に入り、全国でも多くの老舗料亭が廃業していく中、小幡も平成10年(1998)に閉店ショボーン

 

平成21年(2009)に米国アカデミー賞を受賞した映画「おくりびと」のロケ地となったことで一躍脚光を浴び、その後、建物一部を展示施設として観光客に開放され(この時代は見れなかった)、平成24年(2012)に小幡家から酒田市に寄贈されましたキラキラ

                     *

ここはアカデミー賞受賞作品映画「おくりびと」のロケ地、左の洋館部分が「NKエージェント」の建物ですお父さん
この当時はまだ公開されていませんで誰もいませんでしたので、先取りで得した気分ですOK

 

現在では映画を見た人が訪れるのでしょうウインク
洋館自体は大正時代のものでしょう義理チョコ

2008・2021年当時は営業していない料亭のようです(現在は店舗がある)アセアセ
このときは公開前だったので中には入れませんでしたが、最近は中に入れるみたいなので、ぜひ映画を見てから行くと楽しいと思いますてへぺろ

 


この割烹の向かいにある「日和山」の近くには遊廓があるという造りは新潟市と同じですびっくり
新潟市も北前船で栄えた町で日本5大遊廓がありましたアセアセ

 

 

「新町」という地名も遊廓によくある地名ですびっくり
この高台の日和山で今日の天候を確認し、今日は風待ちとなると遊廓に直行したというのが旦那衆の行動だったのかも知れませんおじいちゃん

 

日和山公園 「旧白崎医院」公開

 


この割烹の向かいは港町には必ずあるという高台の「日和山公園」には当時の灯台や「旧白崎医院」という木造2階建て下見板張りの洋館が移築されています病院
この洋館は無料で見ることができて説明員の方が説明して下さいますおじいちゃん

「木造六角灯台」 明治28年築 

 


庄内地方初の外科医院として沢山の方の命を救った場所だそうです病院
私は発見できませんでしたが、この近くには「旧割烹はら」という展望台の洋館も残っているそうですキラキラ
(今回見つけたが、車窓からで通り過ぎてしまい画像なし)

「光丘文庫」 日和山公園の図書館 


同じ公園の中には「光丘文庫」(大正14年、1925年築)という本間家が建てた図書館があるのですが、これはまるでお寺の建物というか中国っぽくて面白いですグッ

 

 

ぜひぜひこの辺りは散策してみると面白い建築があるので町歩きしてみて下さいハートのバルーン
丘の上からは酒田の町と日本海が一望できて気持ちが良いですおねがい

町歩き・映画・洋館好きの方にもオススメです(^^♪

                        *

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・2021年3月 再訪

今回、13年ぶりに来てみたら、残念なことに、全然違う姿に改装されて、工事中でしたガーン
なんでロケ地としてそのままの姿を残さないのか理解できませんもやもや
白い洋館に黄緑色の窓周辺の装飾のある洋館に変更されていましたえーん

旧割烹の木造2階建ての方も、きれいに改装されて、何か別の施設に生まれ変わるようですアセアセ
もしかしたら、ロケ地というのを利用して、和モダンなお高い旅館になるのかも知れませんねガーン

 

改造中の木造本館 現在はベーカリーカフェ 


 

もしくは、町の観光施設かお高い料亭にまたなるのかもガーン
(予想がいい意味で外れた・地元庶民でも気軽に行ける店になった)

現在、工事中なので、今後に期待ですが、町のお年寄りは昔の姿が失われてがっかりしていました魂
どうか、うまく生まれ変わって活用されてほしいです二重丸

 

いやいや、とても素晴らしいお店になったので、全然がっかりすることないですよ!
私が行ったのは2021年3月でしたが、オープンは10月だったそうで、またも早すぎた(先取りしすぎ)ガーン

その後、2021年中に「
日和山 小幡楼 日和亭」というレストラン・べーカリー・カフェに生まれ変ったそうですナイフとフォーク
8時30分から17時30分の営業で、ランチもあるそうですグッ
これは中に入れるチャンスですので、行くしかないですねハート

和館の1階はベーカリーカフェ、
2階はイートインスペースや交流スペースとして開放しているそうです二重丸
高台にあるので、とても眺めがよく、昔は大広間だったので、宴会が行われていたそうですおねがい
 

現在はきれいに改装されて、机といすがありますキラキラ
日和亭」はランチの御値段もパスタセットで1300円からとお得ですし、350円でドリンクのみでも楽しめます(当時の御値段)グッ
 

ヒヨリベーカリーカフェ」もパン系のランチが1000円からと大変お得です(当時の御値段)ハートのバルーン
最近のおしゃれ系のカフェはお高いことが多いですが、ここは日本人向けの財布に優しいお値段でいいですねグッ

観光や食事の場所としてもいいですし、地元の若い方が働ける場所も創設されて素晴らしいですよねハートのバルーン
やはりここも、「
相馬楼」と同じく「平田牧場」の経営だそうですおうし座

「相馬楼」 現在は芸妓さんに会える旧料亭として公開中

 

酒田の歴史ある建物を素敵に再生して、商売につなげて観光客や地元の方も楽しめる場所にする、とても素晴らしい企業だと思いますハートのバルーン

ロケ地・割烹・洋館好きの方にもおススメです♪

 

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酒田の公開されている料亭建築