今日はビジネス読書会でした!
 
 
課題図書は大石哲之『コンサル一年目が学ぶこと』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
妊娠糖尿病の検査がセーフだったので、ごほうびとともに。笑
 
 
本書はコンサルティング会社出身の著者が、数々のコンサル出身者の話を聞いて
「コンサル一年目が学ぶスキル&思考法」をまとめた一冊です。
 
 
コンサルタントとは、専門的なスキルやリサーチ力を使ってクライアント(依頼者)の状況を良くする職業です。
クライアントが企業であれば「経営コンサルタント」、転職希望者であれば「キャリアコンサルタント」となります。
 
 
コンサルタントの何がすごいのか?というと、一般の社会人一年目では身につかない専門的なスキル&思考法を叩き込まれるから。
そして、そのスキル&思考法は10年、15年経っても使え、コンサル会社を出ても重宝される人材として社会で活躍しているのです。
 
 
つまり、本書は「社会で使える人材になるための教科書」的な一冊なのです!
社会人10年目を迎えようとしているわたし自身、読みながらとても勉強になりました…!
 
 
本書は「話す技術」「思考術」「デスクワーク術」「ビジネスマインド」の4章立てでまとめられています。
わたしが特に刺さったのは「思考術」と「ビジネスマインド」でした。
 
 
コンサルタントはクライアントの状況を良くするための存在なので、成果が出なければどんなにリサーチを頑張ったとしても評価はされません。


限られた時間と膨大な資料のなか、何を抽出すればクライアントのためになるのか?を考えて動かなければいけないため、コンサルの思考術はとにかくシンプルで無駄がないように出来上がっているのです。
 
 
たとえば「考え方を考える」というものがあり、それは「作業に取りかかるまえに手順を考える」ことを言います。


家を建てる前に設計図を作るのと同じことで、作業の段取りを決めてからとりかかれば無駄がなく、ゴール(全体像)が見えるのでクライアントも安心して作業を任せることができるのです。
 
 
また、「ロジックツリー」という問題解決の方法があり、ロジックツリーを使うと大きくて複雑な問題を分解することができ、漏れや重複がなく論点を整理することができるようになります。


こうすることで論点がずれた議論をすることがなくなり、また何が重要なのかが見えてくるようになるためその部分にフォーカスした効率的な仕事をすることができるのです。
 
 
限られた時間と体力のなかで成果を出すためには、「何が重要なのかを見極める」ことと「余計なことをしない」ことが何より大切になってきます。


本書にはそのための方法論がわかりやすくまとめられていて、営業職時代(5年ほど前)に出会っていたら仕事の仕方は変わっただろうな…と心から思いました。。
 
 
ビジネスマインドの章では改めて肝に銘じたいマインドが多々書かれていました。
特に響いたのが「スピードと質を両立する」ことと「プロフェッショナルのチームワーク」について書かれたところです。
 
 
「スピードと質」のところでハッとさせられたのが、0点から90点にするのにかかった時間と90点から99点にするのにかかった時間、99点から100点にするのにかかった時間はそれぞれ同じだということです。
 
 
わたしたちは何かをするなら100点を目指したいと思ってしまいますが、時間をかけて100点のものを作っても、クライアントの意向で軌道修正が入ったらすべてが水の泡になってしまいます。


そういうリスクコントロールの観点からも、時間をかけて完璧なものを仕上げるよりも、60〜90点のものを早くつくって軌道修正するやり方を重視すべきだと書かれていて、深く胸に刻み込みたいと思いました。
 
 
「プロフェッショナルのチームワーク」のところでは「チームワーク」の意味を勘違いしていたことに気づかされました。


チームワークとは「全員が同じゴールに向かって同じ動きをする」ことではなく、「ゴールに向かってそれぞれがそれぞれにしかできない役割を発揮すること」なのです。
 
 
若手のころ、わたしはよく「あの先輩社員のようにうまく喋れるようにならなきゃ…!」と思って悩んだことがありました。


ですがそのとき考えるべきだったのは「できないことに目を向ける」ことではなく「自分が得意なことで貢献する」ことだったんだということに気づかされたのです。
 
 
できないことはできないと割り切って、得意なことに振り切る勇気は当時のわたしにはありませんでしたが(何が得意なのかもわかっていませんでしたし)、もしいま、当時のわたしのように悩んでいる人がいたら「強みを伸ばす」ことを意識してほしいなと強く思います。
 
 
本書はタイトルに「コンサル一年目」とあるので新入社員・若手社員向けの一冊のように思えますが、わたしは中堅ぐらいの社会人こそおすすめしたい一冊だと思いました。


なぜかというと、若手のころと違って体力が衰え、気合いで乗り切れなくなるから。笑
 
 
体力と時間が限られてくるからこそコンサルのスキルと思考術を用いて効率的な仕事の仕方を身に付けるべきだと思いますし、ある程度の社会人経験があるからこそ、本書に書かれたスキル&思考術の大切さがより身に染みて感じられると思うのです。
 
 
中堅社員ぐらいの立場であれば部下を持つ方もいるでしょうし、部下へ仕事を教える際にもコンサルのスキルと思考術はわかりやすくて無駄がないのではないかと思いました。
 
 
「体力と時間が限られる」という視点で言えば、プレママパパ・若手ママパパにもコンサルのスキルと思考術は活用できるのではないかと思います。


わたし自身、家事も育児も全部こなすなんて無理!!と出産前から確信しているので笑、本書のロジックツリーを活用して子育ての優先順位を明らかにしてやること/やらないことを見極めたいと思っています。
 
 
読書会ではわたしの意見をシェアしつつみんなの意見・感想を聞いて本書の良さをさらに実感しました〜。


デスクワーク術は「今更誰かに聞けないけど助かる小ワザ」が満載で本書が「身近な先輩社員」のようでありがたかった、もっと若手の頃に読みたかった、いま読んでも耳が痛い・・などなどの感想が飛び交い、みんなの実体験もふまえて「やっぱりこういうコンサル的な仕事の仕方が良いよね」という結論に至りました。


無理をする年代じゃなくなったからこそコンサル流仕事術の大事さをみんなで噛み締めました。笑
 
 
ひとりで読んで「ふむふむ」とうなずくのもありですが、みんなでアウトプットし合うとより本書の良さを感じられる一冊なのではないかと思いました!


今回も良書にめぐりあえ、充実した読書会になりました^ ^

 
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