【CA物語シリーズ】
澤井麻衣子ってこんな人!と知ってもらえたらいいな♪
という思いと同時に、CAとして学んだことをお伝えすることで、これを読んでくれているあなたの何かお役に立つことがあればうれしいです。
ちなみに以前綴っていた人生storyはこちら。
【my story①〜⑩】
この10のストーリーには、CA時代のエピソードを書いていなかったので、新たにstoryを書いています。
前回までのお話は…
上司は今忙しいだろうから…
今声をかけたら迷惑かも…
そんな風に思って、声をかけられないことってあると思います。
しかし、そう思って声をかけず自分の思い込みで行動をしたことが裏目に出て、結局周りの人に余計に迷惑をかけてしまったという私の大失敗エピソードを綴りました。
この経験から
分からないことは躊躇せずに質問すること。
不安なことや確信の持てないことは、誰かに確認すること。
一人きりで抱え込んで判断しないというのがものすごく大切であると学びました。
空回りばかりの新人時代…
CAというと、誰しも機転がきいて、気遣いができるおもてなしのプロという認識を持たれる方が多いのではないでしょうか?
しかし、みんな入社当初からそれが当たり前にできたのか?
というと、決してそんなことはありません。
少なくとも私は、フライトし始めた当初は右も左も分からず、お客様に気遣いを示す余裕がまったくありませんでした。
それでも、やっぱりCAとして
同じチームの先輩の役に立つ存在でありたい。
お客様に喜んでほしい。
という思いは一丁前に持っていて(笑)
最初から完璧にできる自分でいなければと力んでいたように思います。
そして、自分で良かれと思って行動したことが裏目に出てしまい、前回の失態を犯してしまうような始末…
私の失敗談はこちら
新人時代は、こんな空回りばかりして自信喪失していました。
何事も基本がだいじ!
思うように気のきいたサービスができない私。
チームの一員として上手く動けない私。
周りでテキパキ仕事をする先輩たちを見ては落ち込む日々。
でもそんな私に、ある先輩がこんな言葉をかけてくれました。
私も新人のときは全然できなかったよ〜!
でも毎日のようにやってたら、体で覚えて自然とできるようになるから。
そしたら他のことにも目が向けられるようになるから大丈夫だよ。
そう言われてすごく救われました。
確かに、誰だって初めの一歩があります。
最初から上手にできる人なんていない。
だから、まずは日々コツコツと基礎を積み重ねて自分のものにする必要がある。
何事も基本ができて初めて応用がきくようになるんですよね!
基礎を積み上げた先に見える景色
こうして、まずは日々の業務を完璧にこなすこと、体で覚えることを意識して仕事をしていた私。
半年〜1年も経つと、業務はルーティンになってきて自然と体が動くようになりました。
すると、気持ちにも思考にもゆとりが生まれてきたのでしょう。
今まで目に入らなかった景色がだんだん見えてくるようになりました。
これまでは、自分に与えられた業務をこなすことに一生懸命で、目の前しか見えていないような視野が狭い状況でした。
しかし自分の業務が自然とこなせるようになったことで、だんだん自分の視野が広がるようになりました。
お客様の搭乗前…
私がこの準備をしているとき、先輩はこんなことを準備しているんだな。
じゃあ今度これをお手伝いしてみよう!
お客様の搭乗中…
先輩のお客様のご案内や挨拶が素敵だな。
お客様をこんな風に誘導したらスムーズかも?
機内サービス中…
この先輩の気遣いを見習いたいな。
お客様はこんなことを求めているかも?
と色んなことが目に入ってくるようになりました。
そんな中で私は、ステキな先輩の気遣いをマネすることを意識して働いていました。
基礎をコツコツ積み重ねていくこと
周りのステキな先輩たちの真似をすること
この二つを通じて私は、自分の業務をこなすこと以外にお客様やチームのために動くことができるようになっていきました。
自分の成長を感じられた瞬間
フライトをするようになってから無事1年が経過して、長距離フライトにも乗務するようになっていました。
ソウル発フランクフルト行きのフライトに乗務していたときのこと。
日本人の先輩が私のフライトに非番で乗っていました。
その先輩というのは、私が入社当初、大失態をやらかしてしまったときに叱られた先輩です(笑)
フライト中に私がその先輩と直接会話をすることはありませんでしたが、一緒にフライトをしていたその先輩の同期の先輩に、フライト後こんなことを言われました。
「さっき◯◯がね、麻衣子さんのサービスを褒めてたよ!あまり人のこと褒める人じゃないのに珍しいわ〜!」
って。
それを聞いて、涙が出るほどうれしかったです。
ダメダメの新人時代を知っている先輩に、成長したね!って言ってもらえたようで…
不器用な私でも、コツコツ積み上げたことでちゃんと成長できていたんだなと思いました。
そんな先輩のひと言が、私に自信を与えてくれました。
本当に感謝しています。
仕事でもスポーツでも習い事でも…
不器用で全然うまくならない。
思うようにできるようにならない。
そんなことってありますよね。
向いてないって投げ出すことは簡単だけど…
もしあなたの好きなことだったら、諦める必要はないと私は思います。
もがき苦しむ経験は、必ずあなたの人生の糧になるはずだから…
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