澤井麻衣子ってこんな人!と知ってもらえたらいいな♪
という思いと同時に、CAとして学んだことをお伝えすることで、これを読んでくれているあなたの何かお役に立つことがあればうれしいです。
ちなみに以前綴っていた人生storyはこちら。
この10のストーリーには、CA時代のエピソードを書いていなかったので、新たにstoryを書いています。
前回までのお話は…
⑦愛される接客の極意はスマイル♡
保安訓練と機内サービス訓練、すべての試験に合格し、無事同期みんなで修了式を迎えることができました。
修了式ではなんと「Best Smile賞」という光栄な賞までいただくことができました。
韓国語も全然できないし、英語も劣等生だし、決して有能ではない私ですが…
私の笑顔を通して、お客様に笑顔になってもらうことができるのではないか?
という自信になったことを覚えています。
接客サービスにおいては
「いつも笑顔で、お客様が話しかけやすい雰囲気をつくること」
それ自体がおもてなしになるのではないか?ということを書きました。
ついにCAとしてのフライト人生がスタート
2ヶ月間の訓練が無事に終了して、ホッと一息ついたのも束の間。
いよいよ私のフライト人生が始まりました!
訓練中に、OJT(On-The-Job-Training)と言って、実際に現場での訓練も受けるものの…
それは何回もやるわけではありません。
現場経験は、ほぼゼロに近い状態でいきなり放りだされます(笑)
もう最初は右も左も分からず失敗の連続…
そんな私のダメダメ新人時代の話は追い追いするとして。
実際、CAさんってどんな勤務形態で働いてるの?
一体どんなスケジュールで動いてるの?
って質問もあったので、そんな話からしていこうと思います。
CAってどんなスケジュールで働いてるの?
フライト前のBriefing(ミーティング)の様子
あくまでもこれは私の勤めていた会社で、ということなので、すべての外資系の会社には当てはまるわけではありません。ご了承くださいね。
一例ですが、私のスケジュールはこんな感じでした。
Day1 名古屋(日本から出勤) → ソウル (ソウルのホテル滞在)
Day2 ソウル ⇆ 羽田 往復便(ソウル滞在)
Day3 ソウル ⇆ 松山 往復便(ソウル滞在)
Day4 ソウル ⇆ 関西 往復便(ソウル滞在)
Day5 ソウル ⇆ 仙台 往復便(ソウル滞在)
Day6 ソウル → 名古屋(日本に帰宅)
Day7 オフ
Day8 オフ
Day9 オフ
Day10 名古屋(出勤) → ソウル
Day11 ソウル→ロンドン(ロンドン滞在)
Day12 ロンドン滞在(オフ)
Day13,14 ロンドン→ソウル(ソウルステイ)
Day15 ソウル→名古屋(帰宅)
基本的に一度出勤したら、1週間〜10日くらいは日本に帰りません。
ソウルにいるときも、ずっとホテル滞在でした。
短い路線は、往復便。
ヨーロッパ、アメリカなどの長距離路線は、片道飛んだら少し体を休ませるための滞在時間がある。
一度日本に帰宅したら3〜4日のお休みがある。
そんな感じでフライトしていました。
フライトで飛んでいた国は…
日本の他に
ヨーロッパ(ドイツ、イギリス、フランス)
アメリカ(シカゴ、シアトル、NY、LA、サンフランシスコ)
東南アジア、サイパン、オーストラリア…あたりかな。
朝早い便もあれば、深夜便などもあり…
フライトが始まったら、昼夜関係ない勤務が始まって。
もともとそんな体力がない私は、とりあえずたくさん睡眠をとって乗りきっていました(笑)
他の元気モリモリな同期は、フライト後にソウル市内に遊びに行ったりしてたけど(笑)
私にそんな体力は全然残ってなくて

ダメダメ新人時代のお話
さて、それでは話を戻して…
私のダメダメ新人CA時代のお話をしようと思います。
現場経験ほぼゼロに近い状態でいきなり放りだされた私たち…
もう最初は右も左も分からず失敗の連続でした。
まずは、周りやお客様のことを見ている余裕なんてまったくなくて。
与えられた職務をこなすことだけでいっぱいいっぱいでした。
特に、韓国語がほとんど話せないというのがかなり辛かったです。
担当のフライトに、私以外は全員韓国人クルーという状況も多くて…
当時、私の韓国語はまったく使えないレベルだったので、いちいち韓国人の先輩に英語で問いかけ、教えてもらわなければなりませんでした。
変に周りの空気を読みすぎてしまう私。
何か分からないことがあったり、聞きたいことがあっても、せかせか忙しそうにしている先輩クルーたちを見ていると、声をかけることすら気が引けてしまって…
自分の中で、こうすれば良いだろうと思って取った行動が、裏目に出てしまったこともありました。
例えば、フライトし始めて数日後に日本人の先輩と一緒にフライトをしたときのこと。
韓国語のアナウンスが流れたあとに、日本語のアナウンスを入れるのですが…
たまたま韓国語のアナウンスが流れたとき、日本人の先輩がとても忙しそうにされていて、すぐにアナウンスを入れられる状況にありませんでした。
そこでたまたま手があいていた私は、良かれと思ってアナウンスを入れてしまったのです…
そしたら…
うるさすぎるくらいの大音量でアナウンスが流れてしまいました…

実は、飛行機の機種ごとに、マイクの感度に大きな差がありまして…
その飛行機のマイクはすごく感度が良かったんですよね。
だからちょっと口元から離して話すくらいでちょうど良いのですが…
めっちゃ近づけて話してしまった

現場経験がない私は、まったく知らなかったのです。
後から先輩にこっぴどく叱られたのは言うまでもありません

よほどの緊急事態なら仕方なかったかもしれませんが、通常のサービスのアナウンス。
まずは先輩に一言声をかけるべきだったと深く反省しました。
ひと言声をかけることの大切さ
先輩はきっと忙しいだろう…
今声をかけたら迷惑だろう…
だったら1人でなんとかしよう…
そんな風に思って、声をかけられないことってありますよね。
特に、周りの人たちの空気を察することができる人のあるあるではないかと思います。
しかし前述の私のように、そう思って声をかけずに、自分の思い込みで行動をしたことが裏目に出て、結局周りの人に余計に迷惑をかけてしまうということも大いにあるのです。
だからこそ
分からないことは躊躇せずに質問すること。
不安なことや確信の持てないことは、誰かに確認すること。
一人きりで抱え込んで判断しないということは、ものすごく大切であると学びました。
それが、ヒューマンエラーを防ぐ秘訣でもあると思います。
たまに
「上司や先輩が何も教えてくれない…」
と嘆いている人がいますが…
それは多分、先輩がイジワルなわけではないと私は思います。
そして、あまりにもあなた自身が受け身の姿勢になりすぎているのかもしれません。
長年の経験を積んだ先輩たちは、日々の職務がルーティンワークになって当たり前にこなせるようになっています。
すると、新人時代の記憶というのは年々薄れていってしまうのです。
だから、新人が入ってきたときに
「この子たちは何が分からないのか?」
「何を教えてあげたらいいのか?」
というのが分からなくなっていたりするんです…
だからもしあなたが何かの新人さんなら、恐れず躊躇せず、ガンガン質問するべきです。
質問すれば、先輩も「こういうことが分からないのね」と気づいてくれます。
一人きりで抱え込んだり、思い込みで判断して行動する前に、必ず誰かにひと言声をかけてみましょう。
必ず周りの人は助けてくれますよ。
改めて、どんなときも報告・連絡・相談 の報連相って大事だなって思います。
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