2024年6月下旬辺り、いつもの湯友と泊りがけで栃木の温泉を軽く巡ったシリーズ、その11。
湯西川温泉を離れたところ。
その話の前に、お馴染みここまで行程のリンク集からどうぞ。
湯西川温泉から次の目的温泉地、これまた久しぶりの川俣温泉へ向かうために国道121号から県道23号を西へ。
今度は鬼怒川に沿って進む途中、お蕎麦屋さんの看板に出会う。
時刻は11時前、旅館の朝食をしっかり食べてきたのでまだランチの空腹感は一向にないものの、看板の上にある「温泉民宿」の名前が気になってしまった。
この辺りは何温泉になるのだろうと思いつつ、もしお蕎麦を食べて温泉に入れるのなら行ってみるかということに。
つまり事前には全く調べてきてなかったところ。
お蕎麦屋さんの店名は「まごころ」で、左側の「民宿→」という表記には♨マークが![]()
お蕎麦屋さんとしては、すでに営業中であることは確認。
店の前でうろうろしていると女将さんが出てきてくれ、お蕎麦いただいてお風呂入れるかと聞いたら大丈夫とのこと![]()
ランチには早いのだけれども、蕎麦なら何とかなるだろうと迷うことなく店内へ![]()
日蔭温泉 そば処 温泉民宿 まごころ
なお「日蔭温泉」という温泉名については帰宅するまでわかっておりませんでした(^^;
お蕎麦屋さんとしての営業時間は10時~18時という表記を見かけたけれども、要確認で。
不定休。
そして立寄り入浴も要確認でお願いします。
店内には先客は無し。
店内はテーブル席↓の他に座敷エリアも広め↑。
囲炉裏の切ってあるテーブルも。
来訪時で蕎麦屋で41年目、民宿で36年目と、なかなかの歴史。
温泉を引いたのはいつからかはわからず。
メニューは壁。
ツレの頭がちょっと邪魔だけれども(^^;、オシャレ蕎麦屋のような展開ではなく、しっかりとした量を食べさせてくれる食堂系のお店なんだなと認識。
もりそば1枚ずつぐらいのつもりが、二人位の天盛そばというのが見え、季節の天ぷらもせっかくだからいただこうということに。
宿では天ぷら、出なかったということもあったし。
おっと、もりそばは三人前だったけれども、まあいいでしょう。
食事は二人で3000円。
お茶うけというかお通しというか、まず小鉢が。
そしてそれぞれに分けられたもりそばと、二人分がまとめて盛られた天ぷらが到着。
お蕎麦も天ぷらも実にしっかりとした量。
野菜やキノコ、山菜の天ぷらで、揚げ具合は素朴な感じでありつつ、それぞれが大きくてかなりの食べ応え。
お蕎麦のアップ写真はピンボケ失礼。
切り方も盛り方もやはり素朴な田舎そばだけれども、天ぷら同様、店名の「まごころ」が感じられる![]()
想定以上に腹一杯状況
で、お風呂をいただくことに。
立寄り入浴料は600円。
外に出て、民宿の入口へ。
浴場は男女別に内湯が1つずつ。
狭いのでそれぞれ1つずつ入ってよいとのこと。一人で貸切入浴![]()
では男湯の方をいただくことに。
脱衣所には洗濯機が並んでいる状況。
湯治というより仕事で長期逗留するお客が結構いるのでしょう。
洗濯機は計6台あるそうです。
また宿泊の場合の入浴は21時半頃までにという表記もあり。
では浴室内へ。
このステンバスのシンプルで普通な感じがかえっていいじゃないですか![]()
浴槽の湯は基本はため湯のようで、蓋が完全に閉まっていた。
蓋を外し、すぐさまに源泉を投入。
その写真の前に、洗い場観察。
シャワー付きカランが2セット。
2人用の浴室なのに、我々にはそれぞれをあてがっていただき、ありがたいです。
そのシャワー付きカランの奥の方に注目。
右をひねると温泉が出るということですな![]()
もちろん左の水はひねらず、温泉のみ出したのがこちら。
ではその温泉、源泉のお話を。
ちなみに湯はまだまだ満ちておりません↓。
無色透明な湯は源泉名が「日向温泉新源泉」。
そう、このあたりは日向温泉と呼ばれるみたいなのだけれども、こちらは日蔭温泉とのこと。
それは施設の住所が日光市日向ならば日向温泉、日光市日蔭ならば日蔭温泉となるみたい。
でこの源泉は源泉温度56.7度、pH10.0のアルカリ性単純硫黄温泉。
成分総計は0.290g/kg。
湧出量は動力揚湯で188.3リットル/分。
いくつかの施設に配湯している。
こちらをセルフ投入すれば完全かけ流しにて入浴可能。
浴槽の温度を測ってみると。。。
43.5度といくぶん熱いけれども、もちろん加水をするまでもない温度。
お湯はまだ満ち溢れないけれども、オーバーフローを待たずに入浴しますか。
その前に源泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウム82.1mg、カルシウム7.1mg、カリウム0.7mg。
陰イオンは塩化物60.9mg、硫酸27.9mg、炭酸25.8mg、硫化水素6.0mg、水酸化物4.2mg、フッ化物3.6mg、臭化物0.3mg。
メタケイ酸とメタホウ酸が非乖離成分でなく陰イオンに現れ、メタケイ酸水素として69.1mg、メタホウ酸1.9mg。
総硫黄はこの陰イオンの硫化水素の6.0mgのみ。
また炭酸水素が0mgなのも珍しい。
浴槽に3つある蛇口(湯口)の内、源泉が出るのが一番手前。もちろんここのみを開放。
硫黄泉だけれども基本的にほぼ無味無臭だった。
配湯の間に硫黄泉の風味は失われてしまったのかどうか。
とはいえごく僅かに微々タマゴ臭と味を感知。痕跡レベルだけれども。
この源泉湯口の温度を測ってみると。。。
44.0度とこの規模の浴槽に投入するには理想的な温度になっている。
源泉の数値からも予想できるように、浴感はぬめりを帯びたツルツル感![]()
pH10.0の高アルカリと炭酸イオン25.8mg、そして硫黄泉ということがこの浴感になるのかな。
入浴してようやくオーバーフローが出現。
入浴後は湯を抜いてくれと言われていたので、ザッパーン写真も撮っておきましょう![]()
あまりうまく撮れず(^^;
前調査なしに入ったこちら、このエリアにはこんな湯もあるんだなぁと新たに勉強させてもらいました。
次は当初の目的地、川俣温泉から立寄りの湯を。
日蔭温泉 そば処 温泉民宿 まごころ
栃木県日光市日蔭396
0288-97-1654
立寄り入浴料 600円
蕎麦屋営業は10時~18時(?)
立寄り可能時間は要確認
不定休
<源泉名:日向温泉新源泉>
アルカリ性単純温泉(アルカリ性・低張性・高温泉)
56.7度
pH10.0
成分総計 0.290g/kg
湧出量 188.3リットル/分(動力揚湯)
無色透明
ほぼ無味無臭~微々タマゴ臭とタマゴ味あり
ぬめりを帯びたツルツル感あり
セルフ完全かけ流し
2024年6月入湯
※数値はH27の分析表より



























