2023年11月半ば頃に茨城の湯などを一人一泊でうろうろしたシリーズ、その6。
初日最後の立寄り湯となります。
本編前に、まいどのここまで行程リンク集から。
常陸太田市のニンマリ浴槽&湯を楽しんだ後は、また南下してひたちなか市へ。
ひたちなか市は海に面しており、今回の湯は阿字ヶ浦海水浴場中央の近く。
阿字ヶ浦海水浴場というのは初めて知ったのだけれども、大洗の海水浴場から北方へ約10kmぐらいのところ。
目指す施設は「阿字ヶ浦温泉 のぞみ」。
何やらカラフルでユニークな設計の日帰り温泉施設。
公共交通で行くとなると、JR常磐線「勝田駅」より乗換え、ひたちなか海浜鉄道湊線の終点「阿字ヶ浦駅」より徒歩3分ほどだそう。
道路を挟むと、すぐ海。海なし県に住むものはこれにやられる![]()
帰りに撮ったので橙色になっております。
こちらの施設は浴場から海が見えるというのも売りの一つ。
建物↑屋上階が露天風呂になっており、浴槽から立ち上がるとしっかり海が見えました。
では敷地内へ。
階段を上ったところにこちら↓を発見。
敷地内で掘削した自家源泉を使用しているということですな。
阿字ヶ浦温泉 のぞみ
15時45分頃の到着。
建物内へのドアがまたカラフル。
全体的に風水を取り入れているらしい。詳しくないので何を意味するとかはわかりません。
靴を脱いで鍵のかかる下駄箱に入れる、普通のスーパー銭湯の方式。
なお手前の貼り紙には、露天風呂の一部がメンテナンス中で使用できないことの明記あり。
入館料は980円。これは平日の値段で、土日祝は1250円、さらにGWなどの特定日は1350円。
他に別棟に貸切風呂などもある。
1時間1500円で、しかもかけ流し。入館料に足す感じだけれども、これは値打ちあることが判明。
今回は通常の浴場だけ。
館内のレストランもなかなか充実しているらしいけれども利用せず。
海鮮ものは期待できそう。冬季はあんこう鍋もあるそうな。さすが茨城。
こちら↓は2Fだったか3Fだったか。
大きな窓の向こうはもちろん海、太平洋です。
浴場は最上階。
男女別浴場の入替えは無さそう。
暖簾↑の向こうにはゲームコーナーなどもあった。
さて、脱衣所から浴場エリアは全て明確に撮影禁止。
以後の浴場写真はオフィシャルサイトや観光紹介サイトより拝借しました。
男湯と女湯が混じっており、自分でももうわからないので男女の注釈はしません!
またモデルが入っている写真もそのままにしてます。
※写真はオフィシャルサイトより拝借
水風呂を除き、どの浴槽も基本的に源泉を使用。
浴槽の湯は緑色っぽく見えるが、訪れた際はほぼ無色透明。
これはどの源泉使用浴槽も同じだった。
写真↑の手前は水風呂だったか。水風呂は井水のかけ流し。
内風呂の大きな窓からは、露天風呂越しにやはり海が見える。
※写真はオフィシャルサイトより拝借
ぬるめに加温して循環にて使用。消毒の塩素はほとんど感じないレベル。
加温循環も基本的にどこも同じ。
時間帯もあるだろうけれども、湯はややヘタってる感じがした。
露天エリアへ。
いくつか浴槽がある。
※写真は紹介サイトより拝借
岩風呂っぽいのが3つあり、1つがメンテナンス中で空、1つは水風呂だったか。
一番海に近い露天風呂は僅かに塩素臭があった。こちらもぬるめ。
※写真は紹介サイトより拝借
桧風呂は比較的熱めだったが、それでも42度ぐらい。
ただしこちら↓では加温循環併用かけ流しになっていた。
※写真はオフィシャルサイトより拝借
このモデル、要らないですよね~。ご本人たちは仕事なのでもちろん罪はないですが。
そしてこんなに濁りはなかった。ろ過で透明になっていると思われる。
その源泉の話をそろそろしないと。
訪れた際はほぼ無色透明な湯は源泉名がそのまま「阿字ヶ浦温泉 のぞみ」。
源泉温度30.6度、ph7.4のナトリウム-塩化物強塩温泉。
成分総計は23.96g/kgの高張性。
1504m掘削で130リットル/分の湧出量。
この湯を述べてきたように基本は加温循環で使用。この檜風呂には少しオーバーフローがあるのでかけ流し併用。
このかけ流しが一番多かったのが通称「洞窟風呂」。
※写真は紹介サイトより拝借
手前はぬるめだけれども奥の観音像があるあたりは43度ちょいぐらいの熱さ。
加温循環ながら、オーバーフローもしっかり。
この浴槽が一番源泉の状態がいいように思えた(ぼく調べ)。
浴感のメモは残ってないのですよ。
塩化物泉らしいスベスベ感があったか、浴後のベタつきもあったか。すみません現地で確認願います。
露天エリアで浴槽に座って海が見えた唯一の浴槽が壺湯の海側。
※写真は紹介サイトより拝借
ここで源泉の成分数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが7479mg、カルシウムが548.9mg、マグネシウムが495.0mg、カリウムが183.4mg、ストロンチウム10.5mg、アンモニウム10.1mg、鉄Ⅱ3.7mg、マンガン0.4mgなど。
陰イオンは塩化物が14170mg、硫酸が721.4mg、炭酸水素204.3mg。以下よう化物0.7mg、ふっ化物0.2mg、硫化水素0.2mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸が16.8mg、メタホウ酸が20.7mg。
溶存ガスは遊離二酸化炭素が34.6mgなど。
さて、風味のお話がまだでした。
それは浴場ではなく館内にあった源泉モニュメントで。
当然のごとくこちらの源泉が最も状態がよく、非加熱の完全かけ流し状態。
この状況なのでむろん浴びられませんが。
源泉は透明だけれども茶色い沈着があるのが分かる。
これがあまりろ過されてない時は浴槽でも茶色系に濁りがあるのかも。
香りはあまり特徴なく、芒硝っぽい僅かな薬臭のようなものを感じた。
味わいは苦味を帯びた強い塩味。まさに海。
やはり貸切風呂でかけ流し状況の浴槽に入ってみて初めてこの源泉の本当の良さがわかるのかも。
次はこの日の宿へ。
ビジホなのだけれども温泉なのか、そうでないのか![]()
阿字ヶ浦温泉 のぞみ
茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町3290
029-265-5541
入館料 平日980円 土日祝1250円 特定日1350円
10時~21時
定休日:木曜(祝日、年始、GW、お盆期間とかさなる場合は営業)
<源泉名:阿字ヶ浦温泉 のぞみ>
ナトリウム-塩化物強塩温泉(高張性・中性・低温泉)
30.6度
pH7.4
成分総計 23.96g/kg
1504m掘削・動力揚湯
130リットル/分
浴槽でほぼ無色透明
微塩素臭がある浴槽あり
苦味を帯びた強塩味あり
スベスベ感あり(?)
加温・循環(かけ流し併用の浴槽あり)
源泉モニュメントで透明、茶色い沈着あり
ほぼ無臭~芒硝系の微薬臭あり
2023年11月入湯
※数値はR3の分析表より























